『アバター』ジェームズ・キャメロン監督がスタジオジブリへの想いや『アベンジャーズ/エンドゲーム』を語る インタビュー映像を公開
『アバター:ジェームズ・キャメロン 3D リマスター』ポスタービジュアル (C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
本日9月23日(金)から公開中の映画『アバター:ジェームズ・キャメロン3D リマスター』から、ジェームズ・キャメロン監督のインタビュー映像が到着した。
『アバター:ジェームズ・キャメロン3D リマスター』は、現在も全世界興行収入歴代1位の記録(2,847,397,339ドル/9月22日時点 box office mojo 調べ)を保持している映画『アバター』にシーンを追加し、映像を3Dに一新した作品だ。12月16日(金)には、続編となる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の公開が控えている。
今回到着した映像は、『アバター』でメガホンをとったジェームズ・キャメロン監督が、改めて作品の魅力を日本のファンに向けて語っている。キャメロン監督は3Dについて、「人間の無意識下に働きかけ、より強いキャラクターへの思い入れや、感動に繋がる」とその効果を解説。また。劇場公開から13年を経て、リマスター版の製作に至った理由を、「この映画を劇場上映するのは良いアイデアだと思った。本作を映画館で観たことがない若い世代の映画ファンがたくさんいる。配信で観るのと、スクリーンの3Dとでは、全然違う体験だ。これはもともと大スクリーン想定で作られた映画だから」と説明。さらに、「当時にはなかった4K、そして9.1サウンドにリマスターされ、より美しく、音も良い」と胸を張る。
なお、世界歴代興収の最高記録を打ち立てた『アバター』は、一時MCU作品の『アベンジャーズ/エンドゲーム』にその座を奪われたことがある(※2021年の中国での追加公開を経て、再度興収世界一に返り咲いた)。キャメロン監督は当時を振り返り、「映画業界にとってとても良いことだったと思う。『エンドゲーム』は証明したんだ。人がまだ「映画館に観に行きたい」と望んでいることを。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が映画業界の手助けをできることを願っている」と語っている。また、「スタジオジブリの作品にはマジカルなリアリズムがある。少しだけ現実と離れているような。ジブリ作品と、そのアーティストを、以前から尊敬してきた。スタジオジブリの作品には、楽しませてもらってきた。とは言っても、そっくりにコピーするわけじゃない。夢のような美しさを感じさせる、そのフィーリングの部分だね」と、スタジオジブリからの影響についても明かしている。
最後には、日本のファンに向けて、「『アバター』を公開した時、日本のみなさんは温かく受け入れてくれました。この映画をとても愛してくれました。劇場で見るという特別な体験をみなさんが覚えていてくれて、劇場で再び、その思い出と繋げてくれることを願っています。そして今作を配信やブルーレイでしか観ていない若い世代の日本のみなさん、ぜひ劇場でパンドラを経験してください」とメッセージを送っている。
『アバター:ジェームズ・キャメロン 3D リマスター』は、10月6日(木)まで2週間限定劇場公開中。 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は12月16日(金)全国劇場公開。