東京タンバリンが2月に公演中止になった“笑えるサスペンス”、新作『絆されて』を12月に上演

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2022.11.2
東京タンバリン『絆されて』

東京タンバリン『絆されて』

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高井浩子の劇作を本人演出のもと上演する劇団「東京タンバリン」が、2022年12月1日(木)~6日(火)に東京・三鷹市のSCOOLにおいて、新作『絆されて』を上演する。

本作は今年2月に上演する予定だったが、公演関係者に新型コロナウイルス感染者が出たため中止となり、10か月の時を経て上演されることになった。SPICEでは2月公演の中止が決定する前に出演者インタビュー記事を公開しており(https://spice.eplus.jp/articles/298494)、下部の関連記事欄からもリンクするので、併せてチェックして欲しい。

2021年6月に上演された劇団公演『その前』は、JR高円寺駅と阿佐ヶ谷駅の間にある高架下空き倉庫という劇場ではない場所を使った「笑えるサスペンス」として好評を博しており、今作も引き続き「笑えるサスペンス」を追求した作品になっているという。

東京タンバリン『その前』舞台写真

東京タンバリン『その前』舞台写真

出演者には劇団員の森啓一朗、青海衣央里、萩原美智子に加え、『その前』に続いての出演となる井上薫(劇団牧羊犬)、劇団には初登場となる田中博士が名を連ねている。

【あらすじ】
元数学教師で現在は塾の講師をしている広瀬篤は、恋人の相沢理恵と一緒に住むために新築のマンションを借りた。仕事が忙しく、なかなか引っ越しができないが少しずつ荷物を運んでいる。
ある日、篤の元同僚である河野拓郎夫妻が家を見たいとやって来る。
部屋には、共通の友人である矢島夏子の死体があった。
 
高井浩子

高井浩子

高井浩子(作・演出) コメント

オミクロン株蔓延で感染者が記録的に増加していた今年の2月、劇団内にも感染者が出てしまい、この公演は中止にいたしました。
「絆されて」は「笑えるサスペンス」シリーズ2作目です。
コロナ禍で、気分が暗くなりがちの中、ひと時笑って楽しんでもらえたらと企画しました。
サスペンスなので人が死にます。人の死を笑うなんて不謹慎、でも、何故死んだの?どうやって死んだの?殺されたの?誰に?など、大いに悩んで劇世界に没頭していただけたら嬉しいです。
上演できることを、また安心してご覧いただけることを祈って稽古に励んでいます。

公演情報

東京タンバリン『絆されて』

■日時:2022年12月1日(木)~6日(火) 
■会場:SCOOL(東京・三鷹)
 
■作・演出:高井浩子
■出演:森啓一朗、青海衣央里、萩原美智子/井上薫(劇団牧羊犬)、田中博士
■公演日程:
12月1日(木) 19:30
12月2日(金) 19:30
12月3日(土) 14:00/18:00
12月4日(日) 14:00
12月5日(月) 15:00/19:30
12月6日(火) 14:00

※英語字幕あり
※マスク着用でお越しください

※受付は開演の30分前
※上演時間約1時間
■料金:3,000円(日時指定・全席自由)
取扱い・問い合わせ:東京タンバリン http://tokyotanbarin.com
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