ウマ娘とファン達の「グランドライブ」! 「ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE」DAY1レポート
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■ウマ娘達の個性が咲き乱れるソロナンバーステージ!
「わたしの印は大本命◎(Marching Band Ver.)」/和氣あず未(スペシャルウィーク役)
(C)Cygames, Inc.
マルゼンスキーがカワイコちゃん達のステージと予告した通り、ライブ中盤戦はウマ娘達のソロナンバーステージに。その先陣を切って登場したのはスペシャルウィーク役・和氣あず未。ダンサーとブラスバンドを従えてメインステージにせり上がってきた和氣は、期待に胸を高鳴らせながらトレセン学園とトゥインクルシリーズへとやってきたスペシャルウィークのワクワクした気持ちを、ブラスバンドの生演奏に乗せて熱唱。
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解説席で応援するライスシャワーから頼もしい助っ人が来ると告げられ、慌てながらもダンサー&ブラスバントの先頭に立って、セントラルステージに向かって行進していくと、トレセン学園&トゥインクルシリーズのフラッグを掲げたトウカイテイオー役・Machicoとキングヘイロー役・佐伯伊織もステージに登場。旗を振る二人の応援を受けながら、スペシャルウィークの元気と可愛らしさに満ちた歌声をすべてのファンへと届けた。
「ときめきスクランブル 」/星谷美緒(マヤノトップガン役)
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続いてのソロステージはライブ初披露曲が三曲連続で登場。その先陣を切るのは、映画『トップガン マーヴェリック』の宣伝パイロットという大仕事をやってのけたマヤノトップガン役・星谷美緒。マヤノトップガンのイメージカラー・オレンジのコンサートライトの光に包まれながら、好奇心や大人への憧れのままに疾走する気持ちをかわいいパフォーマンスを交えて元気に唄い上げていく。
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配信では会場内に浮遊大陸やジャングルが出現し、その合間を縫って飛ぶジェット機のように星谷とダンサーも両腕を翼のように広げてセントラルステージへとダッシュ! マヤノの元気そのままに初のソロステージを見事飛びきってみせた。
「LIKE THE WIND」/今泉りおな(ヤマニンゼファー役)
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マヤノの起こした風に乗るように最前ステージに登場したのは、先日ゲームにも実装されたばかりの風のように駆けるウマ娘・ヤマニンゼファー。そんな走りをイメージするような軽やかでテンポ良いメロディと共に、風に想いを馳せる彼女の気持ちを今泉りおな涼やかなダンスを舞うダンサーと共に熱唱。間奏では手を振ってファンの声援に応えながら、初のソロステージを見事に駆け抜けてみせた。
「忘却にて」/井上ほの花(アストンマーチャン役)
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初披露曲が続いたソロステージもいよいよラストへ。セントラルステージを白のスポットライトが照らし出し、その光の中に現れたのはアストンマーチャン役の井上ほの花。自分の名前を覚えておいてほしい、自分がいた証を残したいという想いと共に走る彼女の気持ちを、ランウェイやトラックコースに光が走る幻想的なステージで井上は切なげながらも力強く唄い上げていく。そんなパフォーマンスにファンもアストンマーチャンのイメージカラーの赤でコンサートライトを輝かせて応え、忘れられない存在感と共にソロステージコーナーを締めくくった。
「Ring Ring ダイアリー」/Machico(トウカイテイオー役)、石見舞菜香(ライスシャワー役)、久保田ひかり(メジロドーベル役)、前田佳織里(ナイスネイチャ役)、日原あゆみ(ヤエノムテキ役)
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盛り上がったソロコーナーからちょっと一息つくように始まったのは、走り続けるウマ娘達のふとしたお休みの日々をしっとりと唄い上げる「Ring Ring ダイアリー」。左右ステージに登場した5人は、いずれも劇中では立ちはだかるライバル・障害・目標などを乗り越えようとがんばるウマ娘達だけに、そんな彼女達がのんびりと休みの時間を過ごしているような5人のハーモニーが見事に紡がれ、会場内ものんびりとした空気に包まれていった。
「Gaze on Me!」/木村千咲(ダイワスカーレット役)、星谷美緒(マヤノトップガン役)、真野美月(サクラローレル役)、今泉りおな(ヤマニンゼファー役)、礒部花凜(ダイイチルビー役)、井上ほの花(アストンマーチャン役)、佐藤日向(ケイエスミラクル役)、稲垣好(コパノリッキー役)
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ゆったりとした前曲から一転して、エレクトリックなビートと妖艶な雰囲気のピンク系のライティングが場内を包み込み、そのメロディとステージに現れたメンバーの姿に場内も一気に沸き上がる。始まった曲はゲーム開始1.5周年の記念曲でライブ初披露となる「Gaze on Me!」。初出演メンバーがメインで、しかもDAY1出演陣からオリジナルメンバーが総登場というファンには嬉しいステージとなった。
「私だけを見て!」というファンやトレーナーに対するウマ娘達のちょっとワガママな想いを、ゆったりめのビートと共にかわいくノリノリで唄い上げ、まるでベルーナドームが巨大なクラブになったかのような盛り上がりとなり、ライブパート中盤戦のラストを最高の形で締めくくった。
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ライブパートの折り返し前となるMCタイムでは、「Gaze on Me!」を熱唱した真野美月(サクラローレル役)、今泉りおな(ヤマニンゼファー役)、礒部花凜(ダイイチルビー役)、井上ほの花(アストンマーチャン役)、佐藤日向(ケイエスミラクル役)、稲垣好(コパノリッキー役)ら初出演組が、井上喜久子からの提案でランウェイをウォーキングしながら初めて会うファンにアピールする「ビューティードリームカップ」に挑戦。
見本として安心沢っぽくウォーキングを決めた井上喜久子に続き、真野&今泉・稲垣&井上ほの花・佐藤&礒部の二組ずつでウォーキングにチャレンジ。キャラクターらしさを織り込んだ掛け合いやアピールを交えて、自分達&演じる新登場ウマ娘の魅力をしっかりアピールして、熱い盛り上がりと共に次のライブパートへと繋いでみせた。
■仲間だけどライバル…ウマ娘達の闘争心が熱く燃え上がる!
「Never Looking Back」/木村千咲(ダイワスカーレット役)、大坪由佳(タイキシャトル役)、星谷美緒(マヤノトップガン役)、土師亜文(メジロライアン役)、久保田ひかり(メジロドーベル役)、大西綺華(メジロブライト役)
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ブルーのライティングに染まるメインステージに静かなイントロと共にせり上がってきた6人…ダイワスカーレット、タイキシャトル、マヤノトップガン、そしてメジロ家の三人はいずれも強力なライバルと競い合い、時には敗北しながらも心折れることなく自分の道を突き進んできた挑戦者達だ。
そんな彼女達が唄うのは、ゲームのハーフアニバーサリーを記念したナンバー「Never Looking Back」だ。後ろを振り返ることなく突き進んで勝利を目指す決意の歌を、6人は力のこもったボーカルでクールながらも熱いハーモニーを奏で、このライブから始まる『ウマ娘』の未来を示すかのようなステージを見せつけた。
「ユースフルアイズ」/真野美月(サクラローレル役)
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1994~97年に三冠馬ナリタブライアンをはじめ、マヤノトップガンやマーベラスサンデーなどの強豪と激闘を繰り広げ、その美しさと力強さで多くの競馬ファンの心を掴んだサクラローレル。待望の『ウマ娘』参戦も実現し、23年春からコミカライズ連載もスタートする彼女のソロナンバーが、この日ライブ初公開となった。
激しいビート&シャウトと共に場内はファンが輝かせる桜色のコンサートライトに染まる中、サクラローレル役の真野美月は楽な道を選ばずにライバルとの戦いに挑み続ける彼女の魂を、握りしめた拳を突き上げながら力強く熱唱して場内を沸かせた。コミックやゲームで彼女がどんな活躍を見せてくれるか、期待せずにはいられないステージとなった。
「本能スピード」/Lynn(マルゼンスキー役)、大坪由佳(タイキシャトル役)、前田佳織里(ナイスネイチャ役)、佐伯伊織(キングヘイロー役)、礒部花凜(ダイイチルビー役)、井上ほの花(アストンマーチャン役)、佐藤日向(ケイエスミラクル役)、稲垣好(コパノリッキー役)
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高松宮記念やマイルチャンピオンシップなど、スピードがモノを言う短距離・マイルGⅠレースを勝ったウマ娘だけが唄える「本能スピード」。そんなスピードに魅せられたウマ娘の凱歌を、初登場組4名を加えた8名のメンバーが疾走感たっぷりにハーモニーを重ねながら激唱。真っ赤なコンサートライトの輝きと極彩色のレーザー&ライティングが飛び交う、ウマ娘が見るスピードの向こう側の風景のようなステージが繰り広げられた。
「NEXT FRONTIER」/高柳知葉(オグリキャップ役)、石見舞菜香(ライスシャワー役)、優木かな(スーパークリーク役)、矢野妃菜喜(キタサンブラック役)、大西綺華(メジロブライト役)、今泉りおな(ヤマニンゼファー役)
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あらゆる世代がぶつかり合い最強を決めるレース「天皇賞」「有馬記念」。その戦いで勝利して次の地平を切り開いたウマ娘だけが唄えるナンバー「NEXT FRONTIER」。ステージに登場したのは、そんな最高峰の舞台で鎬を削り、解説席のタマモクロスが気合いも走りも一流と認める6名のウマ娘達だ。
メインステージ前に炎が吹き出し、会場のファンのコンサートライトも真紅に輝き、全てが燃えさかっているかのようなステージで、ウマ娘達は可憐かつ力強いボーカルが紡ぐ最高峰の歌を、夜の帳に包まれたドームの外にまで響き渡らせた。
「winning the soul(Remix Ver.)」/長谷川育美(ミホノブルボン役)、咲々木瞳(アドマイヤベガ役)、立花日菜(サトノダイヤモンド役)、野口瑠璃子(サクラチヨノオー役)、日原あゆみ(ヤエノムテキ役)、中村カンナ(ナリタトップロード役)
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ゲートの開く音が響き渡り、デジタルエフェクトのシャウトがドーム内に響き渡る中始まったのは、TVアニメ第2期・第1話のエンディングを飾った印象深いナンバー「winning the soul」のリミックスバージョンだ。オリジナルのパワフルさはそのままに、よりスピード感あふれるダンサブルなアレンジが施されたこの曲を、強力な同世代のライバルと激闘を繰り広げてきた6人のウマ娘が熱唱。メインステージからセントラルステージにかけてダンサーと共にノリの良いパフォーマンスを繰り広げ、最後は会場と一体になってのシャウトでステージを締めくくった。
「BLOW my GALE」/和氣あず未(スペシャルウィーク役)、Lynn(マルゼンスキー役)、木村千咲(ダイワスカーレット役)、衣川里佳(ナリタブライアン役)、大空直美(タマモクロス役)、前田佳織里(ナイスネイチャ役)、佐伯伊織(キングヘイロー役)
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前曲が巻き起こした熱さをさらにヒートさせるように始まったのは、ゲームの育成モード『Make a new track!!~クライマックス開幕~』で登場した、最強を目指すウマ娘が唄う勝利の歌「BLOW my GALE」。オリジナルシンガーのマルゼンスキー・ナリタブライアン・タマモクロスに、それぞれが飽くなき努力で勝利を目指すスペシャルウィーク・ダイワスカーレット・ナイスネイチャ・キングヘイローが加わり、力強い7つのボーカルが重なり合った迫力のステージが繰り広げられた。ナリタブライアン役・衣川里佳の迫力のゲキが飛び、ステージでは終始炎が吹き上がり、ライブパート中盤戦の最高の締めくくりとなった。
熱いステージを終えてのMCパートには、和氣あず未(スペシャルウィーク役)、木村千咲(ダイワスカーレット役)、衣川里佳(ナリタブライアン役)、星谷美緒(マヤノトップガン役)、長谷川育美(ミホノブルボン役)、石見舞菜香(ライスシャワー役)、久保田ひかり(メジロドーベル役)、佐伯伊織(キングヘイロー役)、大西綺華(メジロブライト役)の9名が登場。ここまでのライブを振り返り、石見からは憧れていた炎の演出と共に唄えて夢が叶ったと笑顔で語った。
そしてライブパート後半戦に向けて会場をより一つにするために、出演陣がライブ直前に行っている円陣をファンの前で一緒にやることに。
今日も全速力で駆け抜けましょー! トレセーン! ファイトオー! ファイトオー! 位置についてー、ヨーイドン!
この円陣のコールに加え、メジロアルダンの提案でコールが終わると同時にファンはコンサートライトを緑に輝かせてウェーブを作るというコラボへのチャレンジがスタートし、見事に芝のウェーブがドームを駆け抜けた! そんな喜びに包まれながら、ライブはいよいよ後半戦へ。
■もうひとつの『ウマ娘』の世界……『ウマ娘 シンデレラグレイ』がドーム降臨!
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オグリキャップとそのライバル達を中心に、ゲームともアニメとも違う熱い勝負を描いて大ヒット中のコミカライズ『ウマ娘 シンデレラグレイ』。ライブ後半戦は同作に登場するウマ娘達によるスペシャルステージがスタート。コミックのビジュアルを使ったPVから幕を開けたステージの先陣を切るのは「白い稲妻」タマモクロスだ。
「My Against Fight」/大空直美(タマモクロス役)
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電光石火の走り、バチバチッと見せつけたるわというゲキとともにメインステージに登場する大空直美。後のMCでこの歌をライブで唄うのは2018年のCDリリースイベント以来と語られていたが、そのテンションと佇まいは完全にタマモクロスそのもの。
どんな困難を前にしても世界に叛逆するかのように走るタマモクロスの力強さを、迫力のボーカルや間奏でのゲキなどのパフォーマンスで見せつける大空。それを後押しするように、ドームの天井にはタマモクロスの異名である白い稲妻のエフェクトが走り、スクリーンでは『ウマ娘 シンデレラグレイ』でのタマモクロスの名シーンが映し出され、ステージを熱く盛り上げた。
「硝子のエトワール」/会沢紗弥(メジロアルダン役)
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続いて登場したのは、「硝子の脚」と呼ばれるほど怪我に悩まされながらも、知的な戦略でオグリキャップらに立ち向かうべくターフを駆けたメジロアルダン。ドームの屋根に満点の星空が映し出され、セントラルステージに立つメジロアルダン役・会沢紗弥をまばゆいスポットライトが照らし出す。ピアノと管弦楽の優美なメロディに乗せて、儚げながらも力強さのこもった歌声で、会沢はアルダンらしさあふれるパフォーマンスを繰り広げる。そして最後は、メジロ家のカラーである緑と青の輝きで埋めつくされた場内から万雷の拍手がステージへと送られた。
「ふんわりSlowly」/優木かな(スーパークリーク役)
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『ウマ娘 シンデレラグレイ』ではオグリキャップと共に永世三強と呼ばれ、レースでは無尽蔵のスタミナで圧倒的な走りを見せるスーパークリーク。そんなレース中の様子とは裏腹な、やさしくゆったりとした普段のイメージを唄ったソロナンバー「ふんわりSlowly」を、スーパークリーク役・優木かなが柔らかく伸びやかなボーカルで唄い上げる。
周りの大切な人達を気遣う優しさや、ファンの声援に応えたいという想いを唄いながら、トレーナーさんの笑顔が見たくてがんばってきました、最後まで楽しんでいってくださいねというメッセージを送ったり、コートの裾をつまみ上げながらの会釈を振り付けに加えたりと、スーパークリークらしいふんわり感に満ちたステージとなった。
「unbreakable」/高柳知葉(オグリキャップ役)
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『ウマ娘 シンデレラグレイ』ステージもいよいよクライマックスに。ソロのラストを締めるのは、やはり主人公でもある“怪物”オグリキャップだ。
故郷の人々へ、トレーナーへ勝利を届けるという想いを込めて走るオグリキャップの勝利へのこだわりと渇望が、より強く描かれている『ウマ娘 シンデレラグレイ』。そんなオグリのイメージを前面に押し出したソロナンバーを、オグリキャップ役・高柳知葉は力強さと切なさが入り混じったような表情とボーカルで絶唱。オグリの芦毛の「白」いコンサートライトの輝きの中で、見てくれているファンへとオグリキャップの想いを目一杯届けてみせた。
「UNLIMITED IMPACT」/高柳知葉(オグリキャップ役)、大空直美(タマモクロス役)、優木かな(スーパークリーク役)、野口瑠璃子(サクラチヨノオー役)、会沢紗弥(メジロアルダン役)、日原あゆみ(ヤエノムテキ役)
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『ウマ娘 シンデレラグレイ』ステージもいよいよラスト。最後のナンバーはコミック出演ウマ娘6名全員が揃っての「UNLIMITED IMPACT」だ。どんな逆境でも走り続ける自分達を見てほしいというウマ娘の想いが詰まったこのナンバーは、正に『ウマ娘 シンデレラグレイ』のテーマにも通じる一曲だ。
オグリキャップ&タマモクロス・メジロアルダン&サクラチヨノオー・スーパークリーク&ヤエノムテキに分かれて、3つのステージで各パートを熱唱し、オグリキャップのみんな全力でいこうというかけ声を合図にセントラルステージに集結。それぞれの個性豊かなボーカルがパワフルなハーモニーとなって、ドームを震わせた。そして配信では6人の激走を表すかのような軌跡が中を走る中、静かなピアノソロのメロディと共にステージが闇に包まれ、スペシャルステージは見事完走となった。
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スペシャルステージを終えてのMCコーナーは、引き続き『ウマ娘 シンデレラグレイ』組によるトークがスタート。スクリーンに映し出された出走表のビジュアルがコミック版になっていることや、冒頭のスペシャルPVのカッコ良さに盛り上がりながらそれぞれの曲の振り返っていく。大空は3年以上前にリリースイベントで「My Against Fight」を唄った時は、振り付けでエアギターを弾いていたという秘話を公開。その後ゲームなどでもそういうシーンがないということで、今回は力強く腕を振り上げる新振り付けにしたとのこと。
そんな大空のステージに勇気をもらったという会沢は、アルダンの走ることが好きという気持ちを歌に込めてファンの応援やドーム天井の星空に包まれて初のライブ披露をやり遂げられたのが嬉しいと語った。
優木も大空と同様にリリースイベント以来のライブ披露ができたということで、感無量だったと語り、感極まったのか客席に背を向けて話す一幕も。
そしてソロのトリを飾った高柳は、ゲームや『ウマ娘 シンデレラグレイ』で深まったキャラクターへの理解を活かしつつ、試行錯誤しながら久々のソロ曲披露をやり遂げられたと語った。
■優しい歌と共にウマ娘達が抱いた「夢」が紡がれる
「メジロ讃歌」/土師亜文(メジロライアン役)、久保田ひかり(メジロドーベル役)、会沢紗弥(メジロアルダン役)、大西綺華(メジロブライト役) 声のみの出演 大西沙織(メジロマックイーン役)、のぐちゆり(メジロパーマー役)
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いよいよライブパートもクライマックスへ。その幕開けを飾るのは、何と今年のエイプリルフール企画で作られて話題を呼んだ楽曲「メジロ讃歌」。しかも本日出演のメジロ家4人に加え、ライブ出演は明日となるメジロマックイーン役・大西沙織とメジロパーマー役・のぐちゆりも声のみで参加というフルバージョンでの披露となった。
サトノダイヤモンドの紹介ナレーションが終わると、スクリーンにはメジロ家の庭園が映し出され、そこにメジロライアン・メジロドーベル・メジロアルダン・メジロブライトの四人と、指揮者の明坂聡美登場。ピアノのメロディと指揮に合わせて声のみも含めたメジロ家全員の歌声が華麗に重なり合ってハーモニーを奏でていった。そして最後にピアノに合わせての一礼で締めくくられ、ドーム内は満場の拍手に包まれた。
「願いのカタチ(Strings Ver.)」/Machico(トウカイテイオー役)
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再び解説席にサトノダイヤモンドが登場し、ここからはそれぞれのウマ娘の夢を思い出しながらひと味違った楽曲をお楽しみ下さいという前振りからライブがリスタート。そして静かな弦楽器の旋律と共にランウェイを歩いてくるトウカイテイオー役・Machicoをスポットライトが浮かび上がらせた。
曲はトウカイテイオーの再起を描いたTVアニメ2期・10話の挿入歌&エンディングで使われた印象深いナンバーだが、今回は弦楽器による演奏をメインにしたStrings Ver.。静かで深みのある演奏がMachicoのボーカルに込められた情感をより際だたせて、オリジナル以上に紡がれる歌声が心に響いてくる。そしてテイオーがファンの前で再起を誓ったセリフを織り込んだパートでは、感極まったMachicoの声と表情に涙を誘われたファンも多く、TVアニメのあのシーンを追体験するような感動のステージとなった。
「Find My Only Way(Acoustic Ver.)」/大坪由佳(タイキシャトル役)、衣川里佳(ナリタブライアン役)、咲々木瞳(アドマイヤベガ役)、真野美月(サクラローレル役)、中村カンナ(ナリタトップロード役)、今泉りおな(ヤマニンゼファー役)、稲垣好(コパノリッキー役)
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続いてはTVアニメ第1期・12話のエンディングを飾ったチーム<スピカ>のナンバー「Find My Only Way」のAcoustic Ver.。スクリーンには夜の森と星空が映し出され、ファンも暗闇に包まれた場内で青のコンサートライトを静かに輝かせ、まるでステージが星空の中に浮かび上がったかのような風景がドーム内に広がった。
そこにスポットライトを浴びて浮かび上がったのは、タイキシャトル・ナリタブライアン・アドマイヤベガ・ナリタトップロードと、サクラローレル・ヤマニンゼファー・コパノリッキーの初出演組の7名。さながら先輩が新人達を導くかのように、仲間の絆が与えてくれるものの大切さをしっとりと唄い上げていく。ピアノやアコースティックギターなどによる演奏が曲の雰囲気だけでなくボーカルの個性もより際だたせ、そこから伝わってくるメンバーそれぞれの想いをファンも受け止めながら聴き入っていた。
「Special Record!」/和氣あず未(スペシャルウィーク役)、Machico(トウカイテイオー役)、Lynn(マルゼンスキー役)、長谷川育美(ミホノブルボン役)、石見舞菜香(ライスシャワー役)、前田佳織里(ナイスネイチャ役)、立花日菜(サトノダイヤモンド役)、矢野妃菜喜(キタサンブラック役)、礒部花凜(ダイイチルビー役)、佐藤日向(ケイエスミラクル役)
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ライバルの存在が、どんな時でも笑いあえる存在が、一緒に目指した奇跡が今輝く…
そんなナレーションと共にステージには10人のウマ娘……スペシャルウィークとマルゼンスキー、トウカイテイオーとナイスネイチャ、ライスシャワーとミホノブルボン、キタサンブラックとサトノダイヤモンド、ケイエスミラクルとダイイチルビーが登場。それぞれが相手に憧れ、それゆえに勝ちたいと願って競い高め合う仲間でライバルなコンビだ。その中のケイエスミラクルとダイイチルビーの歌い出しで始まったナンバーが、そんなウマ娘達の絆の尊さを唄った「Special Record! 」だ。
今回は各パートをライバル同士で唄いあい、間奏ではケイエスミラクルとダイイチルビーがお互いの輝きをレースで見せることを誓うなど、ファンにはたまらないエモーショナルな演出にあふれるステージとなった。さらに配信ではドーム内が煌びやかな輝きで飾り立てられ、ラストには打ち上げ花火が上がるなどグランドフィナーレ的な演出も。そう、3時間以上続いた夢のような時間もいよいよフィナーレへ……。
「We are DREAMERS!!」/ウマ娘
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前曲のメンバーがそのまま歌い出し、それを合図に本日出演のウマ娘全員がそろって送るのは、ウマ娘と共に走ってきたファンが喜びを分かち合うスペシャルソング「We are DREAMERS!!」だ。
ナイスネイチャとトウカイテイオーから、ここまで応援してくれたことへの感謝と最後まで楽しんでいこうというメッセージが送られ、間奏ではお祭り娘のキタサンブラックから最後まで盛り上がって下さいね! とゲキが飛ぶなど、3万人強のファンとステージのウマ娘が一体になって、ドームライブにまで辿り着けた喜びを歌と応援で分かち合った。
歌い終えて満足げな笑顔のウマ娘全員からのありがとうございましたの言葉で、4thイベントEX公演 DAY1はフィナーレを迎えた……が、まだまだ夢の時間は終わらない!