葉っぱ切り絵アーティスト・リトの展覧会『優しい森の仲間たち展』横浜赤レンガ倉庫にて開幕
『リト@葉っぱ切り絵 優しい森の仲間たち展 in YOKOHAMA』
『リト@葉っぱ切り絵 優しい森の仲間たち展 in YOKOHAMA』が、2022年12月17日(土)から2023年1月15日(日)まで、横浜赤レンガ倉庫1号館2Fスペースにて開催されている。このたび、オフィシャルレポートが到着した。
本イベントは、葉っぱ切り絵アーティスト・リトが手掛ける心温まる作品の世界観を彩り豊かに再現。“五感を通して作品を体感する”をテーマにヒーリング体験を楽しむことができ、これまでの人気作品から今回初公開の作品まで、葉っぱ切り絵の実物や写真が展示されている。
早速、会場に入り、切り絵の小道を抜けて第1章「森の一日」へ。森の仲間たちがごはんを食べたり、仕事をしたり、お出かけをしている模様をのぞくことができる。「ボクたちの笑顔、分けてあげるね」でブランコに乗っている仲間たちを描いた切り絵の技術に圧巻。「手と手を繋いだらもう お友達だね」では、手がしっかりと繋がれている姿に心がほっこりした。
続いては第2章「森の一年」。人気の「葉っぱのアクアリウム」のリメイク作を中心に、森の仲間たちが春夏秋冬を満喫している姿が見られる。冬の場面「みんなのツリーに思いを込めて」は、仲間たちが木にクリスマスの飾り付けをしているこの時期にピッタリなかわいらしい作品。リト曰く「会場内に直筆のウサギくんがいろいろなところに潜んでいるので、ぜひ探してみてください」とのことなので、ぜひチャレンジを。
第3章は「森の仲間たち」。個性いっぱいの仲間たちが大集合して、さまざまなストーリーが展開されている。カエルくんとウサギくんの仲良しエピソードや、リスくんとカメレオンくんの秋探しシーンに心が癒された。ここでは、切り絵の原案イラストも飾られているので、完成した作品との違いを見つけるのも楽しいはず。さらに、水たまりをイメージした展示物も設置してあり、水面をのぞき込む気分で作品を眺めるという新たな体験もできる。
そして、第4章は「森のパーティーにご招待」。12月25日までは「クリスマスパーティー」仕様になっており、クリスマスツリーが飾られていたり、森の仲間たちがロマンティックな夜空の下を歩く作品がアニメーションとして楽しめる。リトも「自分では、こんな素敵な映像、空間演出を考えたことがなかったので勉強になりました」と語るほどの出来映え。12月26日からは、焚き火を活かした仕様に様変わりするそうなので、お好みのタイミングで足を運んでみよう。
第5章は「葉っぱ切り絵ができるまで」。ここでは、リトが葉っぱ切り絵にたどり着くまでに手掛けた粘土アートやスクラッチアート、本人が驚くほど忠実に再現されたアトリエが登場。切り絵に使われる葉っぱの種類やドライリーフの作り方も掲示されているので、今後切り絵にチャレンジしたい人は要チェック。また、新作「遊びに行くよ、今度は君の街にも!」の展示や、リトのインタビュー映像を見ることもできる。
最後のエリアには、ウサギくん、カエルくんと撮影ができる「happagram」なるフォトスポットが登場。その隣には、神社をテーマにした作品を再現した「森のウサギ神社」が。リトによると「葉っぱの形をしたメモ帳に2023年の願いごとや目標を書いて、さい銭箱に入れてもらうというちょっとした遊びです。来年は卯年ということで、作品ではウサギくんが鈴を鳴らしています」とのこと。作品を見ながら、記念にぜひ試してみては。
展示コーナーを抜けると、本展覧会に入場した人だけが利用できるグッズコーナーへ。展覧会限定販売オリジナルグッズの「クリアファイル」「リングノート」「クリアフォトカード」を中心に、様々なアイテムが展開されているので、自分用にはもちろん、お土産としても喜んでもらえるだろう。
本展について、「今回は作品を見ることはもちろん、来た方が葉っぱの世界観に没入できる今までと違った作品展になりました!観たら、また来たい!誰かに教えたい!と思ってもらえる自信があります」とコメントしたリト。『リト@葉っぱ切り絵 優しい森の仲間たち展 in YOKOHAMA』にぜひ足を運んでみては。
イベント情報
会期:2022年12月17日(土)~2023年1月15日(日)
開場時間:
2022年12月17日(土)~12月25日(日)10:30~20:00(最終入場19:30)
2022年12月26日(月)~2023年1月15日(日)10:30~18:00(最終入場17:30)
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2Fスペース
料金:当日 大人(中学生以上)1,500円 / こども(小学生以下)800円(全て税込)
※2歳未満の乳幼児は無料
※障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名まで無料
共催:横浜赤レンガ倉庫1号館[公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団]
協力:講談社
企画制作:ドリームスタジオ
公式Twitter:https://twitter.com/lito_event