中村鴈治郎、松本幸四郎ら出演の『祇園恋づくし』と17歳の市川染五郎が初主演を務めた『信康』を放送

2023.1.25
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舞台


CS放送局「衛星劇場」にて、2023年2月3日(金)に『信康』、2月8日(水)に『祇園恋づくし』を放送する。

衛星劇場では、毎日平日午後4時から歌舞伎を放送しており、毎月約20本の演目を視聴者に届けている。2月もテレビ初放送の作品として、令和4年に大阪松竹座で上演された『祇園恋づくし』と、令和4年に歌舞伎座で上演された『信康』を放送。

『祇園恋づくし』   (C)松竹株式会社

『祇園恋づくし』は、祇園祭を背景に次郎八と留五郎の京男と江戸っ子が張り合うお国自慢、そして次郎八とおつぎを鴈治郎、留五郎と染香を幸四郎が二役で勤める早替りが見どころの作品。

『信康』   (C)松竹株式会社

『信康』は21歳の若さで命を終える悲劇の主人公・信康に染五郎、家と親子の狭間で葛藤し苦悩する家康に祖父・白鸚の配役。17歳の染五郎が歌舞伎座で初主演を務めた注目の舞台。

放送情報

歌舞伎公演 放送
 
放送局:CS衛星劇場
※衛星劇場では、平日夕方4時から歌舞伎を毎日放送中
 
■『信康』
放送日:2023年22月3日(金)後4:00~/22日(水)後4:00~ 他
2022年/令和4年6月・歌舞伎座
出演:市川染五郎、中村鴈治郎、中村錦之助、市川高麗蔵、坂東亀蔵、大谷廣太郎、中村莟玉、中村歌之助、嵐橘三郎、澤村宗之助、松本錦吾、大谷桂三、大谷友右衛門、中村魁春、松本白鸚
 
岡崎城に居城する家康の嫡男・信康は信長の娘・徳姫を妻に持ち、穏やかな父・家康より、情け容赦のない強さを持つ信長に憧れている。一方で母の築山御前は信長を敵と憎んでおり、娘の徳姫も嫌っているため嫁姑の諍いが絶えない。徳姫が信長へ出した築山御前との不仲を訴える手紙の中に、築山御前と信康の謀反を窺わせる内容が書かれていたとの理由で、信長は家康に信康を糾明するよう命じる。

■『祇園恋づくし』
放送日:2023年2月8日(水)後4:00~/14日(火)後4:00~ 他
2022年/令和4年7月・大阪松竹座
出演:中村鴈治郎、中村勘九郎、中村壱太郎、中村虎之介、中村隼人、中村七之助、松本幸四郎
 
江戸の指物師の留五郎は、京都三条で茶道具屋を営む大津屋の主人・次郎八から祇園祭見物に誘われ、京に滞在するも江戸とは言葉も違う京にどうも馴染めない。居心地の悪さを感じ江戸へ帰ろうとするが、次郎八の妻・おつぎから次郎八の浮気調査を頼まれた上、さらには美しいおつぎの妹・おそのを見て翻意するのだった。果たしておつぎの心配通り、次郎八は祇園の芸妓・染香に熱を上げていた。しかし染香のほうは乗り気でない様子…。
 
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