OSK日本歌劇団『レビュー 春のおどり』新橋演舞場にて2/24開幕 オフィシャル写真・囲み取材レポートが到着
『レビュー 春のおどり』より
2023年2月24日(金)~26日(日)新橋演舞場にて、OSK日本歌劇団『レビュー 春のおどり』が上演される。初日に先立ち囲み取材・ゲネプロが開催され、登壇した楊琳、舞美りら、千咲えみ、華月奏、翼和希のコメントと舞台写真が到着した。
まずは東京公演にかける意気込みについて質問されると、楊は「私たちにとって東京公演は新橋演舞場だけなので、東京の皆様にお会いできる素晴らしい機会です。皆様の心をぐっと掴んで、今後のOSKに繋げていければ」と語った。
今回の『レビュー春のおどり』での1部・2部それぞれの魅力を問われると、「第1部はミュージカル映画『ロシュフォールの恋人たち』を題材としたミュージカルアクトです。全てが歌とダンスで表現されておりますので、私たちにとっても初の試みとなります。ノスタルジックでお洒落なショーになっているので、そのあたりを観ていただければと思います。第2部はレビューの色々な要素が詰まった“ザ・レビュー”という感じです。クラシカルな部分から新しいところまで、余すところなくレビューの素晴らしさをお届けできると思います」とコメントした。
見どころについて質問されると、「第2部は曲によってお衣裳チェンジがたくさんあって、その度に新しい自分になれるように頑張っております。その辺りを観ていただければ」とほほ笑んだ。
舞美は「私はこれまでの舞台でも色々な“出会い”をさせていただいているんですけれども、今回、第1部のサミーさんとの出会いがまるで漫画やドラマのようにドラマチックで、いかに素敵な出会いに見えるかどうかというところに命をかけてます(笑)。一つに絞るのは難しいんですが、第2部は幼い頃から習っていたクラシックバレエを活かせる「ワルツ」というシーンです。娘役だけで構成されておりまして、そこも見どころかなと思います」と語った。
続いて千咲は、「第1部は歌と踊りで繋がれていくのですが、私はカトリーヌという役を演じています。本当に光栄なことに、私がメインで3曲の歌を歌わせていただきます。その3曲がそれぞれ全く違う心境で歌うことになりますので、どう歌い分けるか、きっと色んな人が持っている感情だと思いますので、そこが私の今回の挑戦だなと思っております。見どころと思っていただけるように頑張りたいと思います」と答えた。
華月は「第2部では「とうとう来たぜ!東京シティ!」という歌詞を歌いますので、そんなところも皆様にご注目いただければと思います」とコメント。
翼は「私は第2部のタンゴのシーンを見どころにしたいなと思って、東京へやって参りました。上島先生から、「本場のタンゴはこうやってやってるんだよ」と振付けていただきました。本場のタンゴを観た方から直々に教えていただける機会というのは貴重なので、それをできるだけ表現できたらと思っております」と意気込んだ。
さらに今年秋のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演が決まっている翼は「笠置シヅ子さんはOSKを卒業された後に東京に進出されて、そこで有名になったという経緯をお持ちの方です。笠置さんが育った関西の劇団として、私たちも東京に来れたということが時を経て重なって、なんとも言葉では表現できない気持ちです。その笠置シヅ子さんの人生が題材とされたドラマに出演できるのも、言葉にできないです」と語った。
ドラマと舞台の違いについて問われると「テレビドラマの世界は全く初めてですので、違いもしっかり学ばせていただければと思います。共演させていただく俳優の皆様からもたくさん学び、舞台に活かしていきたいと思います」とコメントした。
最後に楊が「私たちOSK日本歌劇団にとって、今回の『レビュー 春のおどり』は次の100年目への第一歩でもあり、先程も申しました通り新たな挑戦だと思っておりますし、この先も200年、300年と続くよう、そういう意気込みで頑張っております。皆様のお力をお借りしてOSKをたくさんの方に知っていただき、『レビュー 春のおどり』、そしてOSK日本歌劇団が益々愛されるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶し、取材会は終了した。
公演情報
◆日 程:2月24日(金)~26日(日)