パリ・オペラ座バレエ団 オニール八菜とマルク・モローがエトワールに昇進 二人を迎え7月に『オペラ座ガラ』を開催
オニール八菜 photo: Mary Brown
2023年3月2日(木)、パリ・オペラ座バレエ団のガルニエ宮における公演『ジョージ・バランシン』で、「バレエ・インペリアル」に主演したプルミエのオニール八菜とマルク・モローが、終演後にエトワールに任命された。
二人はパリ・オペラ座バレエ団の新しい芸術監督ジョゼ・マルティネスの推薦により、総裁のアレクサンダー・ネーフによって舞台上で任命され、バレエ団と観客から盛大な祝福を受けた。2022年12月に着任したマルティネス芸術監督にとって、今回が初めてのエトワール任命。また、オニール八菜は日本人で初めて、世界最古の歴史を誇るバレエの殿堂パリ・オペラ座バレエ団の最高位であるエトワール昇進という快挙を成し遂げた。
その後も引き続きガルニエ宮で『ジョージ・バランシン』プロに出演しているオニール八菜は、今回の昇進について、「あまりにも突然でまったく想像していなかったので、アレキサンダー・ネーフが私の名前を呼んだ瞬間とってもびっくりしてしまいました。そしてまだエトワールになったという実感がありません。でもこれからは、もっともっと舞台で自由にいろいろな役を表現するのが楽しみです」とコメントしている。
photo: Kiyonori Hasegawa
この7月には、東京文化会館にて、オニール八菜、マルク・モローという二人の新エトワールを含むパリ・オペラ座バレエ団の精鋭たちを迎えて、『〈オペラ座ガラ〉─ヌレエフに捧ぐ─』が開催される。本公演は、ルドルフ・ヌレエフ没後30年を記念して、"ヌレエフ世代"の一人である元エトワールのフロランス・クレールの指導のもと、エトワール6名を含む総勢14名の精鋭たちがヌレエフゆかりのレパートリーを披露するガラ公演だ。ヌレエフが芸術監督を務めた1980年代の黄金時代をしのばせる、スターたちの輝かしい演技によるステージ。オニール八菜、マルク・モローのエトワール任命後、初のお披露目の舞台ともなる。
公演情報
7 月 26 日(水)19:00
7 月 27 日(木)19:00
7 月 29 日(土)13:30
7 月 29 日(土)18:00
7 月 30 日(日)14:00
エトワール
マチアス・エイマン
ジェルマン・ルーヴェ
ポール・マルク
マルク・モロー
オニール八菜
パク・セウン
他、プルミエ・ダンスール、スジェ 8 名 総勢 14 名
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※演目や料金、発売日等の詳細は追って発表予定です。
※表記の出演者は 3 月 3 日現在の予定です。ダンサーの怪我等により変更になる場合がありますので、あらかじ
めご了承ください。