檀れい、玉井詩織がゲスト出演 熱海五郎一座 『幕末ドラゴン〜クセ強オンナと時をかけない男たち~』製作発表記者会見オフィシャルレポート到着
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熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第9弾 東京喜劇『幕末ドラゴン〜クセ強オンナと時をかけない男たち〜』
新橋演舞場5、6月公演として、三宅裕司を座長に、熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第9弾 東京喜劇『幕末ドラゴン〜クセ強オンナと時をかけない男たち〜』が上演される。このたび2023年3月13日(月)に製作発表記者会見が行われた。
「お客様が心の底から本当に面白いと思える東京の喜劇“軽演劇”を上演しよう、“東京の笑い”を継承しよう」と、2004年に旗揚げした「伊東四朗一座」。伊東がスケジュールの都合でどうしても参加できない時もその想いを継承すべく、2006年に三宅裕司を座長に「熱海五郎一座」を旗揚げ。2014年には、ついに伝統ある大劇場・新橋演舞場に進出。以降、新橋演舞場にて毎年公演を行い、劇場を大爆笑の渦で包み込み続けている。
新橋演舞場シリーズ第9弾となる今年の舞台は、幕末と現代。おなじみの一座メンバー(座長・三宅裕司、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、東貴博(深沢と交互出演)、深沢邦之(東と交互出演))に加え、豪華ゲストに檀れいとももいろクローバーZの玉井詩織を迎える。
製作発表記者会見では、松竹株式会社 専務取締役 演劇本部長の山根成之が「熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズが2014年にスタートして今年で10年目、9作目となりました。シリーズで10年も続けるのは難しいですが、こうしてアミューズ さんと二人三脚でお客様のご期待に添える作品を創り続けてこられたことを本当に嬉しく思い、そしてお客様に感謝する次第です。三宅座長始め、おなじみの一座メンバーの皆さんと今年ご一緒するのは檀れいさんと玉井詩織さんです。檀さんは新橋演舞場では縁のある女優さんですが、今回は趣を変えて喜劇に挑戦していただくということで非常に楽しみにしていますし、玉井さんはグループとしてだけでなく個人でも各方面で大活躍されていて、この熱海五郎一座にもいつかご出演いただきたいと思い続け、こうしてご一緒できることを本当に嬉しく思っております。とにかく5月31日から6月25日の新橋演舞場は今年も非常に楽しい演目になりますので、皆さま新橋演舞場に笑いに来ていただきたいと思います」と、期待を込めた。
株式会社アミューズ 取締役 専務執行役員 荒木宏幸は、「新橋演舞場シリーズの前から公演を行なっている伊東四朗一座、熱海五郎一座は今年で19年目となりました。ここまで長く続けてこられたのは一座メンバーの皆さまとお客様のお陰と感謝しております。今年もまた松竹さんと一緒に伝統ある新橋演舞場で公演ができますことを光栄に思います。何年も前から共演を熱望しておりました檀れいさんと一座19年の歴史史上最年少のゲストである玉井詩織さん、このお二人をお迎えし、皆さんを大爆笑の渦に巻き込んでいきたいと思っております。」と力強く語った。
三宅裕司
続いて、座長三宅は冒頭で「コロナ禍になって実感したのは打ち上げの大事さ」と言うとすかさず東から「記者さんたちに言うことじゃないでしょ!」と突っ込まれ、会場全体を沸かせ、空気を和ませた。
続けて「いつも言っていますが爆笑の連続で最後感動にもっていく、という創り方は今回も変わりません。今年のゲスト檀れいさんとは以前コント番組で共演し、その時からこの一座にお呼びしたいと思い続け10年。とにかくコントに全力で臨んで真剣に演じてくださった姿を見ているので何の心配もしていません。今までと違う檀れいさんを観ていただきたいと思っています。そしてももクロの番組にゲスト出演した時にしおりん(玉井の通称)がボケとツッコミの両方ができるのを目撃しているので、この熱海五郎一座で存分に発揮してもらって最高の作品にしたいと思っています」と期待を込めて語った。
渡辺正行
次に紹介された渡辺は突然、今WBCでプレイ中の大谷翔平選手の名前を思い出せず、一座メンバー全員から突っ込まれながら「この一座で誰が大谷翔平か?それは僕」と謎の話を展開し爆笑をさらったが、司会者から話を止められ強制的に挨拶を終えた。
ラサール石井
ラサールは「この熱海五郎一座も高齢化が進んでいます。ひょっとしたらこのメンバーが揃って舞台に立っているのは最後になるかもしれませんのでぜひ見届けてください」と一座恒例の高齢ネタで意気込みを言い、次に紹介された小倉が「頑張ります」と一言言っただけで笑いが止まらなくなった檀を見て気を良くし「毎年熱海五郎一座を新橋演舞場で演らせていただくのは幸せなことだなと思っています。いつまでも続くよう願っているけど、最近よく疲れるんです・・・」と愚痴り出したため、渡辺に続き司会者に強制的に挨拶を打ち切られ笑いを誘った。
小倉久寛
続いて春風亭昇太は、「もしかしたらお客さんより僕の方が楽しんでいるかもと思うくらい熱海五郎一座は大好きなお仕事です。おっさんだけではどうしようもない一座に素晴らしいゲストをお迎えし舞台上で綺麗な花を咲かせてくださると思います」とやる気をのぞかせた。
春風亭昇太
この春から大学3年生になる東は成績優秀で、芸能活動と学業の二刀流の活躍をしていると自慢し「WBCに例えると打って走って守って良しのヌートバーになりたい。今回の舞台ではふってボケて突っ込んで、いろんな活躍をしたいと思います」と言い、東と交互出演の深沢は「お客様に思いっきり笑っていただいて、その笑いの波動を舞台上の我々にも届けていただけたらと思います」と強く意気込んだ。
東貴博(深沢と交互出演)
深沢邦之(東と交互出演)
今回のゲストの一人である檀れいは会見序盤から終始笑いが堪えられない様子で「10年前に三宅さんとコント番組で初めてご一緒して、本当に楽しくて、今回このようなお話をいただき本当に嬉しいです。今日の記者会見もワクワクしてきましたが、皆さんのパワーが凄すぎて、笑いを堪えてちゃんとお芝居できるか今不安になっています。でも観に来てくださった皆さんが大いに笑って楽しんで帰ってくださるよう一生懸命頑張ります」と力強く語った。
檀れい
もう一人のゲストももいろクローバーZの玉井詩織は「単独舞台出演で長期の公演は初めてで私にとって挑戦になると思ってワクワクしています。」と言い、「このメンバーに入れていただくことをとても緊張していましたが、今日の会見でその緊張が取り払われました。楽しく本番を迎えられそうです」とにこやかに挨拶した。
玉井詩織
さらに質疑応答で喜劇に挑戦することを聞かれた檀は「人を笑わせるお芝居は本当に難しいと思います。まだまだ分からないことばかりなので、この作品で皆さんから吸収できたらいいなと思っています」とやる気をのぞかせた。
今回のストーリーを聞かれた三宅は「現代にいる年寄りだらけのミュージカル演劇集団が新選組を題材にしたミュージカルのお芝居を稽古している時、あることで本当の新選組がいる幕末へタイムスリップするところからストーリーが始まって、笑いの連続でそして感動にもっていく大事な役割をするのが檀さんと玉井さん。それは観てのお楽しみです。ぜひ劇場に足をお運びください」と意気込み、終始爆笑の連続だった会見を締め括った。
歌あり、ダンスあり、アクション最上級のエンターテインメントで、とにかく“笑い”に拘った抱腹絶倒の熱海五郎一座。大爆笑東京喜劇をぜひ新橋演舞場で。