キアヌ・リーブス、ドニー・イェン、真田広之らが急逝したランス・レディックさんに哀悼の意 『ジョン・ウィック:コンセクエンス』LAプレミア
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キアヌ・リーブス、真田広之、ドニー・イェン、リナ・サワヤマ、イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、スコット・アドキンス、マルコ・サロールらキャスト・スタッフ陣 『ジョン・ウィック:コンセクエンス』LAプレミア (C)ロイター/アフロ
現地時間3月20日(月)、映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』のLAプレミアが開催。主演のキアヌ・リーブス、真田広之、ドニー・イェン、リナ・サワヤマらキャストら主要キャスト陣が集結したイベント当日の模様が到着した。
映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』 (R), TM &(C)2023 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
『ジョン・ウィック』は、キアヌ・リーブス演じる殺し屋ジョン・ウィックの死闘を描くアクション映画シリーズ。銃による射撃と近接格闘術をミックスしたアクション“ガン・フー”や、個性豊かな殺し屋たちが登場する独特の世界を描き、2015年に第1作『ジョン・ウィック』、2017年に第2作『ジョン・ウィック:チャプター2』、2019年に第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』が公開された。
シリーズ最高の興行成績を記録した前作から3年を経て公開される第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』では、第1作から引き続きチャド・スタエルスキ監督がメガホンをとる。キャストでは、キアヌ・リーブスがジョン・ウィック役で続投するほか、ジョンを追い詰める盲目の達人・ケイン役でドニー・イェン、日本の旧友シマヅ役で真田広之が出演。コンチネンタルホテルの支配人ウィンストン役のイアン・マクシェーン、コンシェルジュ・シャロン役のランス・レディック、地下組織の王バワリー・キング役のローレンス・フィッシュバーンらも続投。主席連合の高官グラモン侯爵役でビル・スカルスガルド、シマヅの娘アキラ役でリナ・サワヤマらもキャストに名を連ねる。そのほか、『エクスペンダブルズ2』『ドクター・ストレンジ』などのスコット・アドキンス、『マチェーテ・キルズ』などのマルコ・サロールらの出演も明らかになっている。
キアヌ・リーブス (C)AP/アフロ
プレミアに登場したキアヌ・リーブスは「すばらしい出来だ!キャラクターが素晴らしい、最高のアクションシークエンスもありスゴイ映画体験ができると思う。ヌンチャクとドライブのトレーニングのかいがあったよ!」と、熱い思いを語る。また、来日に関しても言及し、「行けることを願っているよ!」とも。
ドニ―・イェン (C)REX/アフロ
リナ・サワヤマ (C)ロイター/アフロ
また、シリーズ初参加となった真田広之は「キアヌとは12年ぶりの共演だったんですが、今回は旧友同士の役だったのでそのまま役に関係性を投影できました」とコメント。シリーズで初めて日本が舞台になったことについて、真田は「和洋折衷で、監督の好きな日本刀や鎧などがふんだんに盛り込まれている反面、建物やデザインが西洋の名残がある、JWワールドが展開されていますよ」と太鼓判。シリーズ全てでメガホンをとってきたチャド・スタエルスキ監督は「夢に描いていた全てのキャスト、新しいキャストも一緒に撮影できた。そしてマカロニウェスタンとサムライ映画、カンフー映画の3つのスタイルを融合できたことだね。そのアクションをぜひ楽しんでほしい!」と撮影を振り返った。
真田広之 (C)ロイター/アフロ
当日は、コンシェルジュ/シャロン役のランス・レディックさんが3月17日に急逝したことを受け、全キャスト・スタッフがブルーリボンを付け、哀悼の意を示して参加。1作目からシリーズを支え続けてきた功労者のレディックさんについて、リーブスは「彼はすばらしく特別な人物で、品と威厳があり一緒に共演できて光栄だった」と感謝の言葉を述べた。
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は2023年9月全国公開。