坂本龍一さんの音楽、高谷史郎のビジュアル・デザインによって生まれた『TIME』の日本初上演が24年に決定 田中泯、宮田まゆみら出演

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2023.4.12
『TIME』舞台写真 田中泯   (C)Yoko Takatani

『TIME』舞台写真 田中泯   (C)Yoko Takatani

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2024年3月28日(木)より東京・新国立劇場、2024年4月27日(土)より京都・ロームシアター京都にて『TIME』の日本初上演が決定した。

『TIME』は2021年、坂本龍一さんがアソシエイト・アーティストを務めた世界最大級の舞台芸術の祭典「ホランド・フェスティバル」(オランダ・アムステルダム)で世界初演された作品。坂本龍一さんが生前本作のために全曲を書き下ろし、演者の動き、光と映像、水を駆使した表現は、満場のスタンディング・オベーションを呼び起こした。

今回、劇場空間でインスタレーション、パフォーマンス、ヴィジュアル・アートが融合し、ふたつの夢幻が交錯するシアターピースの最新作として、日本初上演を迎える。

田中泯  舞台写真   (C)Sanne Peper

田中泯  舞台写真   (C)Sanne Peper

宮田まゆみ 舞台写真    (C)Sanne Peper

宮田まゆみ 舞台写真    (C)Sanne Peper

1999年上演の『LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999』、2022年ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展での展覧会「DUMB TYPE 2022」をはじめ、長年にわたる深い信頼関係のもと、コラボレーションを続けてきた坂本龍一さんと高谷史郎。本作では、これまでの共同作品の要素を踏まえつつ、坂本と高谷が新たなコンセプトを追求。坂本の音楽、高谷のビジュアル・デザインにより創り上げられた作品となる。

坂本龍一さん   Photo by zakkubalan (C)2020 Kab Inc

坂本龍一さん   Photo by zakkubalan (C)2020 Kab Inc

高谷史郎

高谷史郎

出演者は、ダンサー、そして俳優としても国際的に活躍する田中泯。伝統楽器「笙」を国際的に広めた第一人者で、ジョン・ケージ、武満徹など、世界的アーティストの新作初演も手掛けた宮田まゆみらを迎えまる。さらに唯一無二の顔ぶれとなるクリエイター陣が、スタッフとして参加。製作には、世界の舞台芸術界を牽引する著名劇場やフェスティバルもパートナーとして加わっている。

田中泯    (C)AiriMatsuo

田中泯    (C)AiriMatsuo

宮田まゆみ

宮田まゆみ

なお、情報などその他詳細は後日発表となる。

公演情報

RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI 
『TIME』
 
日程・会場:
2024年3月28日(木)~4月14日(日)東京・新国立劇場(中劇場)
2024年4月27日(土)~4月28日(日)京都・ロームシアター京都(メインホール)
 
音楽・コンセプト:坂本龍一
ヴィジュアルデザイン・コンセプト:高谷史郎
 
出演:
田中 泯  ダンサー
宮田まゆみ  笙奏者
石原 淋  ダンサー
 
スタッフ:
照明デザイン : 吉本有輝子
メディア・オーサリング/プログラミング : 古舘 健、濱 哲史、白木 良
衣裳デザイン :ソニア・パーク
衣装制作:ARTS&SCIENCE
プロダクション・マネージャー : サイモン・マッコール
舞台監督: 大鹿展明
FOHエンジニア : ZAK
プロデューサー : リシャール・キャステリ、空 里香、高谷桜子
共同製作 : ホランド・フェスティバル(アムステルダム)、デ・シンゲル(アントワープ)、マンチェスター・インターナショナル・フェスティバル(マンチェスター)
制作: ダムタイプオフィス、KABアメリカ、エピデミック
プロダクション&ツアーマネジメント : リシャール・キャステリ、フローランス・ベルト―(エピデミック)
 
主催: (株)パルコ、朝日新聞社、集英社-T JAPAN / 後援: J-WAVE、TOKYO FM、interfm / 宣伝美術: 南 琢也
公演に関するお問合せ:パルコステージ TEL 03-3477-5858(時間短縮営業中)
 
ハッシュタグ #RyuichiSakamotoTime
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