女優・豊原江理佳、アリエル役への抜擢に涙 ディズニー実写映画『リトル・マーメイド』日本語吹替版声優をサプライズ発表

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2023.4.19
ディズニー映画『リトル・マーメイド』日本語吹替版アリエル役に決定した豊原江理佳 (C)2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

ディズニー映画『リトル・マーメイド』日本語吹替版アリエル役に決定した豊原江理佳 (C)2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

6月9日(金)公開のディズニー映画『リトル・マーメイド』の日本語吹替版・アリエル役を豊原江理佳が演じることが発表された。

1991年に公開されたアニメーション映画『リトル・マーメイド』は、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話『人魚姫』をもとに誕生。主題歌「アンダー・ザ・シー」がアカデミー賞歌曲賞を受賞し、音楽を担当したアラン・メンケンもアカデミー賞作曲賞を受賞している。同作を実写化する『リトル・マーメイド』では、アニメーションに続いてアラン・メンケンと、『モアナと伝説の海』『ミラベルと魔法だらけの家』などのリン=マニュエル・ミランダが音楽を担当。主人公の人魚姫アリエルを、新人のハリー・ベイリーが演じる。メガホンをとったのは、『シカゴ』などのロブ・マーシャル監督。

本作の主人公は、海の王女アリエル。まだ見ぬ人間の世界に憧れていたアリエルは、掟によって禁じられているにも関わらず、ある日人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救う。この運命の出会いによって、人間の世界に飛び出したいという思いを抑えきれなくなったアリエルは、海の魔女アースラと恐ろしい取引を交わす。それは、3 日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声をアースラに差し出すことだった。

 
 

本作の日本語吹替版でアリエルを演じる女優・豊原江理佳は、2008年にミュージカル『アニー』のアニー役でデビューし、その後はニューヨークに留学して演技を学び、舞台『ピーター&ザ・スターキャッチャー』やミュージカル『The Fantasticks』『ザ・ビューティフル・ゲーム』などに出演した。公開された映像には、サプライズで日本語吹替版声優への抜擢を伝えられる豊原の姿が収められている。

「声優オーディションの再面談がある」と、スタジオに呼ばれた豊原は、スタジオに入ると笑顔を見せる。緊張感が漂う空気の中、モニターに『リトル・マーメイド』の映像が流れた後には、「アリエル役 豊原江理佳様に決定‼」とのテロップが表示され、サプライズでの声優決定が告げられた。すると、豊原は嬉しさのあまり言葉も出ず、涙を流すことに。そんな豊原に、吹替版歌唱監督と台詞監督が花束と台本を渡し「アリエルの可憐さや好奇心、品の良さが全部(豊原さんの)声にのっていた」、「台詞にもとても心がこもってました」と声をかける。さらに、本国アリエル役のハリー・ベイリーから「アリエル役おめでとうございます!あなたの素敵な歌声と共に、日本の皆様に『リトル・マーメイド』の魅力が届くことを楽しみにしています。自分を信じて飛び込んでいけば、あなたはきっと沢山の人の心を動かせると思います」とのお祝いメッセージも寄せられた。

発表直後のインタビューで、豊原は「本当に(アリエル役を)強く望んでいました。やりたかったので、今も信じられないですね。嬉しいとか、びっくりしたという感情もまだ湧かないくらい感激しています」と笑顔でコメント。本作品を象徴する楽曲「パート・オブ・ユア・ワールド」について、「アリエルが人間の世界に行きたいという強い憧れを一番に感じます。私達も強く感じることのある気持ちだと思うので、共感できるし、(映像の中でも)そこに手を延ばしていくアリエルが凄く印象的です」と語った。映像では、豊原が歌う日本語吹替版の「パート・オブ・ユア・ワールド」も初公開されている。

『リトル・マーメイド』は6月9日(金)全国劇場にて公開。

作品情報

ディズニー映画『リトル・マーメイド』
原題:The Little Mermaid 
監督:ロブ・マーシャル 音楽:アラン・メンケン&リン=マニュエル・ミランダ 
出演:ハリー・ベイリー メリッサ・マッカーシー ジョナ・ハウアー=キング ハビエル・バルデム
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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