『水谷千重子 50周年記念公演』制作発表記者会見 オフィシャルレポートが到着
(左から)ガンバレルーヤよしこ、まひる、YOU、水谷千重子、的場浩司、倉たけし、御崎進
2023年6月4日(日)から18日(日)まで明治座で上演される『水谷千重子50周年記念公演』の製作発表会見が4月22日(土)に行われた。
まず最初に、水谷千重子、的場浩司、YOU、ガンバレルーヤ、倉たけしが登壇した。
水谷千重子
水谷千重子:皆様今日はお忙しい中お越しいただきまして誠にありがとうございます。今回、3度目の50周年座長公演ということで、明治座さんと博多座さんはものすごく理解がある小屋で、千重子がこういうことやりたいわっていう夢を実現させてくれます。そして今回もまた素晴らしいキャストとスタッフの方に集結していだきまして、お芝居と歌謡ショーという2部構成でやらせていただくことになりました。
ここに並んでいる皆様だけでも豪華で、今回はじめての的場浩司ちゃん、よろしくお願いいたします。やっぱり浩ちゃんに出てもらうと締まるというか、そういう意味ですごく心強いし、YOUちゃんはもうお馴染みでいつもありがとうございます。
ガンバレルーヤちゃんは初登場ということで、運動神経・身体能力が素晴らしいから、今回はまあ暴れてくれるんじゃないかと期待をしております、よろしくどうぞ。そして呼んでもないのに来てくれたのが倉たけしさん。他にも今日は来れなかった方たくさんいらっしゃるんですけど、新しい座組になってございますので皆様ご期待いただきたいと思います。
的場浩司:皆さん本日はお忙しい中足をお運びいただき誠にありがとうございます。水谷先生、よろしくお願いいたします。明治座さん、博多座さんの舞台には何度か立たせていただいているんですけれども、今回、先生とはじめて同じ板に立たせていただけるとのことで、それを聞いたときに身震いいたしました。本当に子供のころから憧れているので、よろしくお願いいたします。
先ほど先生からアドバイスを承りました。心和やかにお芝居をするためにはルイボスティーを飲みなさい、甘いものを食べてお芝居に集中してください、とそういうようなありがたいお言葉をいただきました。もう1つありまして、命の大切さを知るために生き物を飼いなさいと。先生のそのお言葉を受けて自分も生き物を愛でようと、最近メダカを飼いはじめました。本当にかわいらしいです。先生のお言葉を胸に今回の舞台を頑張っていきたいと思いますので、先生を中心に一丸となって頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします。
YOU:よろしくお願いします。先生にお世話になるのは3度目な訳ですが、普段も可愛がっていただいておりまして、本当に実の姉のように先生を慕い申し上げております。またお稽古がはじまり、お客様の前に立つということで、気持ちを新たに頑張っていきたいと思います。たくさんの方に見ていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
ガンバレルーヤまひる:千重子先生50周年おめでとうございます。(花束を渡す)今回はじめて明治座に立たせていただくんですけれども、4年前の50周年の時に客席でお芝居を拝見させていただいて、その時からいつか絶対自分もこの舞台に立って千重子さんの一座に入りたいって夢みていたので、今回呼んでいただけて光栄に思います。
個人的にも千重子先生には感謝をしておりまして、数年前に、まひるちゃんは身体能力の子だからという助言をいただきまして、今では崖を上ったりとか、飛び降りたりとかそういうお仕事の幅もすごく広がったので、今回ニンジャゾーンということで忍者の役で色々運動する場面も多いと思うので、培ったことをすべて出しれるように頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。
水谷千重子:まひろ※ちゃんは本当に身体能力すごいんだけど、例えばここで受け身をやってってやってもできるわけでしょ?ちょっといい?(※千重子はまひるの名前を覚えていない)
ガンバレルーヤまひる:会場前方で受け身をとる (会場内拍手に包まれる)
水谷千重子:勢いがありますし、舞台がすごく派手になると思う。
ガンバレルーヤよしこ:はい、頑張らせていただきます。今回トリプルキャストで、ずんさん、ハリセンボンさんとご一緒させていただきますので、精一杯頑張りたいと思います。
倉たけし:よろしくお願いいたします。おい、千重子さあ、ガンバレルーヤにもらってるじゃん花束、華やかではないけどよ、花高いから金がないからよ、チンゲンサイにしたんだよ。(チンゲンサイの花束を渡す)うまいこと花って言い切ってくれよ、な?はい、おめでとう、頑張ろうみんな!
司会:ここで実は、あの方が緊急帰国されたそうです。急遽会見に参加されるということで、ご紹介します。ニデーン共和国から帰国された御崎進(みさきすすむ)さんです。
(ステージ下手から御崎進 登場)
御崎進:この度、千重子一座の座員の一人として明治座さん、そして博多座さんのほうで参加させていただくことになりました。御崎進です。どうぞよろしくお願いいたします。
水谷千重子:進ちゃんは、今回舞台に出ていただくということで、会見のほうにも急遽参加してくださったということで。
御崎進:はい、飛行機、間に合いまして、本当にかけつけてきました。
倉たけし:どこに行ってたんだよ、こいつ、海外ばっか行っててよ。
水谷千重子:どこに行ってたって?
御崎進:ニデーンです。
水谷千重子:皆さん地図で探してみてください。おそらく見つからないと思いますけど(笑)。こうやって皆がそろったことですし、一つの作品を作るということで頑張りましょうよ」(千重子が話している間も小競り合いが続く御崎と倉)
御崎進:本当に嬉しいです。今回、千重子座長のもとでみんなで心を込めてステージをお届けしますので、ぜひぜひ劇場にお越しください、お待ちしております。(マイクを倉に持たせて、マイクスタンドのように扱いながら)
水谷千重子:今、緊急で来てくれた御崎進ちゃんと倉たけしは2部の歌謡ショーに出ていただくということですが、まずはお芝居のほうの説明で、的場浩司ちゃん、YOUちゃん、そしてガンバレルーヤちゃんたちに出ていただく『ニンジャーゾーン』という忍者をモチーフにしたお話でございます。
昔から千重子は忍者が好きだったものですから、やっぱり興味があって、忍って実際どういう動きをしていたのか、活躍をしていたのか、暮らしはどうだったのかとか、皆さんざっくりとしかわかってない部分を掘り下げたり、アナザーストーリーを取り入れたりするので楽しんでいただきたいと思います。
歌謡ショーは、今回おなじみのメンバーに加えて、御崎進ちゃん、萬みきおちゃんも入ってくださいました。千重子が熱烈なオファーをした大好きなアーティストの稲垣潤一ちゃん、そしてピアニストの清塚信也ちゃん、そしてGENERATIONS の数原龍友くん、色んな世代に人気のある方々を迎えて、色んな世代の人々に楽しんでいただけるエンターテイメントにしたいなと思っておりますので、このメンバーでお送りしたいなと思っております。(千重子が話している間も小競り合いが続く御崎と倉、途中で仲裁に入る的場、ガンバレルーヤよしこ)
ーー節目の50周年ということでいつもの公演とは気持ちの入り方は違いますか?
水谷千重子:そうですね、そして明治座さんが150周年ということがありますから、その記念の公演に入れていただけたというのが光栄ですし、色んなエンターテインメントを求めてやってこられるお客様も増えましたから、それにお応えできるように、最高のメンバーで作り上げていきたいなと思っております。
ーー水谷さんは50周年という長きにわたり活動されていらっしゃいますが、公演の前に気合を入れるために何かされていることはありますでしょうか?
水谷千重子:気合を入れるためにというか、公演ができなくなっちゃうと困るので、喉のケアはしっかりしていますし、ブレスっているのをすごく大事にしているんですね、朝起きたら必ずやるのが、シュッ(息を一気に吐く動作)。これはやらせていただいております。この音が小さくなったら自分の中で気合いが入ってないな、と思ってます。