新王者(ジェイク・リー)がNOAHに警鐘をならす!NOAH=丸藤のままでいいのか?

2023.4.28
インタビュー
スポーツ

4月16日の宮城・ゼビオアリーナ仙台大会にて中嶋勝彦からGHCヘビー級王座を防衛したジェイク・リー。その次なる挑戦者が早くも丸藤正道に決定した。激戦となった中嶋戦、そして次の挑戦者でありNOAHの象徴ともいえる丸藤正道、さらにはNOAHの現状について王者が語るスペシャルインタビューをNOAH公式YouTubeで公開!

――GHCヘビー級王座の初防衛戦を終えた今の感想を教えて下さい。

ジェイク・リー選手
「試合後にも言っていることなんですが、あんなに正確無比な蹴りを出せるのは中嶋勝彦しかいないと思ったし、あの存在感を放てるのも中嶋勝彦しかいないと思った。だからこそ、より“もったいないな”という気持ちは増す一方で。もしかしたらこれをきっかけに…いや、きっかけというか元々その予定だったのかもしれないけど、彼はもっと動き出すかもしれない。そういう事も感じる。そういう試合というか、そんな中嶋勝彦を感じた試合でした」

――王者として実際にNOAHの舵を取り始めましたが、どう感じていますか?

ジェイク・リー選手
「舵を取って間もないので。けど早速また嵐が現れたのでね。“さぁみんな、持ち場に付け”じゃないけれど、そんな気持ちですよ」

――その“悪天候”を楽しんでいるようにも見えます。

ジェイク・リー選手
「そういう声は多いですね。僕もよく聞きます。ここに来て凄くイキイキしているって。それは選手からも見ているお客さんからも」

――挑戦者の丸藤正道選手から“お前が舵を取る船に乗っていたら、船酔いしちまいそうなんだよ”という発言がありました。

ジェイク・リー選手
「慣れてくれ。今までと違うリズム、そしてこの体格も今までにない選手であって。そう感じるのは当たり前のことで。それをそういう言葉で表現した。あぁ、そういう言葉をとっても丸藤正道っていうのは個性的というか“天才”。この言葉がぴったりくるなと。やっぱりそう思いますよね」

――丸藤正道選手を知ったきっかけは何だったのでしょうか?

ジェイク・リー選手
「僕が丸藤正道という存在を知ったのは大学生の頃。僕の周りの同級生も先輩後輩もみんなその名前を口にしていたんですよ。僕は当時プロレスを見ていなかったので、そんなに言うんだったら見てみよう、と。それが始まりだったんです、僕の中で。そしたらまぁ、こんな動き出来るんだ、人間って。そういうのをポンポンポンポンするわけですよ、リング上で。言う事も凄い過激だったし、当時は。“いやぁスゲェな”、“こんな人間もいるんだ”って思いました」

――丸藤正道選手との試合で気を付けなければいけないことなどは考えていますでしょうか?

ジェイク・リー選手
「気をつけなきゃいけないこと?僕が?…気をつけなきゃいけないことか…バンバンバンバン出てきますよ。こう目を閉じるだけでもいくつも出てきますよ。けどそれってあくまで僕の中のイメージの話であって、実際に改めてじっくり手合わせしたらまた変わるものなのでね。だから前哨戦はじっくり手合わせして、それを払拭させるところからって感じですかね。今自分が気を付けるべきこと、いくつかあるのもガラッと変わると思うんですよ。だからこれだ!っていうものがパッと出てこないというか」

――丸藤正道選手に対してのリスペクトの気持ちはあるのでしょうか?

ジェイク・リー選手
「そりゃそうですよ。だって丸藤正道がいなかったら今のNOAHはもう無いですよ。NOAHの中枢であって方舟の天才。さんざん舵を取ってきて、僕が思っている以上の苦労もしてきただろう。それは容易に想像できます。だからこそ待ち望んでいるはずです。自分じゃないやつが舵を取る姿を心待ちにしているはずです。なぜかというと、今でも“NOAH=丸藤正道”だから。払拭したいんですよ、それを。だからこそ今でも戦い続けているんだと思いますよ。もちろんプロレスが好きだ、それが天職だという事も十分理解している。けどそれ以上に、いやそれぐらいかな、(丸藤選手は)“NOAH=丸藤正道”を払拭させたいんですよ。言葉にしないだけで。言葉にしたらそれは興ざめですからね。今までのこの歴史も振り返る時期だと俺は思っているんですよね」

――丸藤正道選手は今年デビュー25周年を迎えます。

ジェイク・リー選手
「25周年って一つの節目だとも思っているんですよね。だからこそ今までのことを改めて。今までの歴史をまた見返して。見てこなかった人はその歴史を学んでほしい。僕と共にね。僕もまだまだそれを学んでいる身なので。リング上で言ったじゃないですか、本人の口から“腐っても丸藤”。上手いこと言いますよね、本当。“腐っても丸藤”、その言葉が全てだと思います。本当によくこの場でその言葉を、と。本当に思いました。さっきも言ったように“NOAH=丸藤正道”を払拭したい部分も絶対あると思うんです。けど自分が出ざるを得ない状況になった。僕が一番思うのはここなんですよね。その状況を作ってしまった周り(の選手たち)。だからこそ言ったんですよ、このままでいいのか」

【4.16仙台大会、ジェイク・リー選手バックステージコメント】
“6月9日に行われる『ALL TOGETHER』、俺がこのベルトを持ってその場に立つということだ。NOAHに来てまだ間もない人間が…いや、間もないというより、まだ何も知らない人間が。本当にそれでいいのか? そうじゃないだろ。だから、副社長がわざわざ、丸藤選手がわざわざ来たんだ。他の選手ももっとアピールしたほうがいいんじゃないか?”

ジェイク・リー選手
「(丸藤選手が)言ったんですよ、リング上で。“俺より強いヤツはたくさんいる”って。じゃあなんでそいつらが出てこなかったのか?っていうところなんですよね。お客さんも多分思っているはずですよ、それは。“丸藤いけー”ってすごく盛り上がってはいるけど、ちょっと一歩引いてよく考えてくれ。(丸藤選手が)そういう風な言葉を言っているにも関わらず、(他のNOAHの選手たちが)誰も何も言っていないぞ。それはどうなの?あの丸藤正道が言っているのにもかかわらず。だからこそALL TOGETHERっていう単語を出させてもらっただけで、本当は出す予定じゃなかったんですよ、その言葉も。けど今のままじゃマズいよね、ダメだよねって。俺が言う言葉かどうかは分からないですけどね。けど俺が言う事でまた面白いことが起きるんじゃないかなと思って」

――それがジェイク・リー選手流の舵取りという事でしょうか?

ジェイク・リー選手
「そう捉えてもらって良いのかなと思っています」

――では最後に丸藤正道選手に一言お願いいたします。

ジェイク・リー選手
「俺が取る舵で、気持ち悪くじゃなく気持ちよくしてやるよ、あなたも」

(記事提供:プロレスリング・ノア)

 

イベント情報

『ABEMA presents MAJESTIC 2023』

 日時:5月4日(木・祝)17:00試合開始
 会場:両国国技館(東京都)