市川猿之助、中村壱太郎、中村米吉、中村隼人が『歌舞伎家話』に登場 明治座公演の見どころはもちろん楽しく華やかなトークを展開

2023.5.11
ニュース
舞台

歌舞伎夜話特別編『歌舞伎家話』第26回


歌舞伎俳優がトークを展開するオンライントークショー『歌舞伎家話』第26回の配信が、2023年5月14日(日)20時よりイープラス「Streaming+」 にて、行われることが決定した。

5月3日(水・祝)より明治座にて上演されている『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』に出演している、市川猿之助中村壱太郎中村米吉中村隼人の4人の俳優が揃って『歌舞伎家話』に登場。

猿之助は、『傾城反魂香』女房おとく役『勧進帳』源義経役などの古典から『新・三国志』関羽役などの新作まで、立役・女方の両方で幅広く活躍。『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』では、昼の部で平知盛役を、夜の部では相馬太郎良門役をはじめとした六役を早替りで勤め、昼夜の両方で宙乗りを披露するなど文字通り「奮闘」を魅せる。

壱太郎は、『廓文章』夕霧役『神霊矢口渡』お舟役などの女方を中心に活躍。2021年には現代劇『夜は短し歩けよ乙女』にも主演するなど、活躍の幅を広げており、『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』では、昼の部に出演し、白拍子若狭/紫蘭を務める。

米吉は、女形を中心に活躍しており、新作『風の谷のナウシカ』で主人公ナウシカ、人気ゲームを歌舞伎化した『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』で演じたヒロインのユウナ役の可愛らしい演技も話題となった。『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』では、昼の部で衛紹王を、夜の部では桔梗の前を演じる。

そして隼人は、『引窓』の南与兵衛役や『すし屋』の弥助役など立役を中心に活躍。3月には舞台『巌流島』で佐々木小次郎役、四月歌舞伎座で上演された『新・陰陽師』では新世代の安倍晴明を演じた。『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』では、昼の部で楊乾竜を、夜の部では台屋の四郎次/源頼光を務める。

そんな歌舞伎のみならず、多方面で活躍する4人が明治座公演のみどころやそれぞれが演じる役どころはもちろん、プライベートを垣間見られる楽しく華やかなトークを『歌舞伎家話』第26回で展開する。

どんな配信になるにか、楽しみにしよう。

配信情報

歌舞伎夜話特別編『歌舞伎家話』第26回
■日時:2023年5月14日(日)20時開演 
 
■出演:市川猿之助/中村壱太郎、中村米吉、中村隼人
 
【配信詳細】
配信: イープラス「Streaming+」 https://eplus.jp/kabukiyawa-ppv/
視聴: 2,000円(税込)5月11日(木)10時 より発売
※視聴は5月20日(土)21時まで発売
※一度を購入いただくと、5月20日(土)23時59分までアーカイブ視聴可能。

公演情報

明治座創業百五十周年記念
『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』
 
日程:2023年5月3日(水・祝)~28日(日) 【休演】10日(水)、17日(水)
会場:明治座
 
昼の部 午前11時30分~
 
植田紳爾 作
藤間勘十郎 演出・振付
市川猿之助 演出

歌舞伎スペクタクル
不死鳥よ 波濤を越えて(ふしちょうよ はとうをこえて)
―平家物語異聞―
市川猿之助宙乗り相勤め申し候

平知盛:市川猿之助
白拍子若狭/紫蘭:中村壱太郎
衛紹王:中村米吉
楊乾竜:中村隼人
蓮花:市川男寅
佐伯義澄:中村福之助
伊藤利正:中村歌之助
難波盛広:市川青虎
宰相武完:下村青
監物為春:嘉島典俊
師の尼:市川笑三郎
白拍子陽炎:市川笑也
入江相政:市川猿弥
景山高次:石橋正次
平通盛:中村鴈治郎
 
夜の部 午後4時~
※18日は午後5時、28日は午後4時30分開演

四世鶴屋南北 作
奈河彰輔 脚本
市川猿翁 脚本・演出
石川耕士 補綴・演出
市川猿之助 演出

三代猿之助四十八撰の内
御贔屓繫馬(ごひいきつなぎうま)
大喜利所作事 蜘蛛の絲宿直噺
市川猿之助六役早替りならびに宙乗り相勤め申し候
 
相馬太郎良門
女童熨斗美
小姓澤瀉         :市川猿之助
番新八重里
太鼓持彦平
傾城薄雲実は土蜘蛛の精
 
桔梗の前:中村米吉
台屋の四郎次/源頼光:中村隼人
滝夜叉姫:市川男寅
御厨正頼/碓井貞光:中村福之助
卜部季武:中村歌之助
百足のお百:市川團子
石蜘法印/坂田金時:市川青虎
仲居お万:市川寿猿
熊手のお爪:下村青
猪熊入道:嘉島典俊
金時女房八重菊:市川笑三郎
貞光女房桐の谷:市川笑也
伊賀寿太郎/平井保昌:市川猿弥
渡辺綱:市川中車
源仲光:市川門之助

※「澤瀉屋」の「瀉」のつくりは、正しくは“わかんむり”です