今江大地、橘花梨が出演 LEGEND STAGE PRODUCE 『夕』温かさを感じる夕暮れの空が印象的なビジュアルが公開
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LEGEND STAGE PRODUCE 『夕』
2023年6月30日(木)~7月9日(日)シアターサンモールにて上演が決定しているLEGEND STAGE PRODUCE『夕』のビジュアルが解禁された。
公開されたビジュアルは、今江大地、橘花梨を中心に、温かさを感じる夕暮れの空が印象的なものとなっている。
本作は、宅間孝行率いる劇団・東京セレソンデラックス(12年に解散)が2003年に初演し、05年と08年に再演された名作。
長崎の民宿「あいかわ」を舞台に、男女の幼馴染たちが高校時代から大人へと移り変わっていく中で、家族や友人や近所の人たちと共に過ごした青春時代を描いたハートフルコメディーは、多くのファンを笑わせ、泣かせ、感動の渦に巻き込んだ。
この『夕』の08年版を観て大ファンとなったという田邊俊喜が、劇団解散後の19年に再演の演出に迎えられて好評を博し、4年後の今年、レジェンドステージのプロデュース公演として再び演出を務めることになった。
主人公の相川元弥役には、近年数々の舞台で主演を務め、今年関西ジャニーズJr.を卒業して、舞台中心に活躍を続ける今江大地。
ヤンキー少年だった元弥に高校時代から想いを抱きながら、ずっと言い出せないまま大人になっていく少女三上夕役に、舞台との真剣に向き合いたいと、企画、プロデュース、出演をこなすソロプロジェクト“カリンカ”を立ち上げ活動を続ける橘花梨ほかを迎え、サタケミキオ名義で書かれた宅間の名作の再演に挑む。
このたび演出を手掛ける田邊からコメントが到着した。
演出家 田邊俊喜コメント
劇団・東京セレソンデラックスさんの2008年版を観て心を撃ち抜かれた感覚をずっと覚えています。同時に演劇って素晴らしい。演劇をやっていきたい。そんな影響を与えてくれた大好きな「夕」。想い続けていたら大好きな夕を4年前、演出させていただけました。
それでも尚想い続けていたら、またこのようなご縁をいただけました。ありがたい限りです。登場してくる人物が、誰しもが愛しくてたまらなくて。
一見どこにでも、誰にでも経験のあるような青春時代の思い出。襟カラを外して、セミタンを着て、今日はドカンかボンタンかで悩み。それが最高にカッコいいと。憧れたんです僕自身も。だから夕に出てくるキャラクター達はどこか僕にとってはヒーローだったりもします。そんな昭和という時代もいつしかの時代のようになり。
でも、いつの時代も変わらない、人が人を想う心の素晴らしさと美しさ。僕が携わるからには残酷さみたいなものをまた、この令和という時代に演劇を通して伝えたい。あのとき演劇というものの素晴らしさに出会わせてくれたように。今度は誰かに出会ってくれますよう願いを短冊にのせて。
ご来場心よりお待ちしております。
公演情報
相川元弥 今江大地
高橋薫 藤麻理亜