大分県初のプロオーケストラ、TAKETA室内オーケストラ九州が初の東京公演を開催 瀧廉太郎の想いを次世代へ
TAKETA室内オーケストラ九州
2023年6月29日(木)旧東京音楽学校奏楽堂にて、TAKETA室内オーケストラ九州が初の東京公演を開催する。
TAKETA室内オーケストラ九州は、瀧廉太郎の街・大分県竹田市にて2021年に誕生した大分県初のプロオーケストラ。竹田市総合文化ホールグランツたけた が2020年に開催した「竹田版アーティスト支援事業」に参加したアーティストを中心として結成された。21/22シーズンより本格始動すると、川畠成道(Vn)をソリストに迎えたデビュー公演を皮切りに、DRUM TAOをはじめとするさまざまなジャンルとのコラボレーションを実施。教育機関などでのアウトリーチ公演も積極的に行うほか、竹田市ゆかりの瀧廉太郎、佐藤義美の顕彰活動にも力をいれている。
TAKETA室内オーケストラ九州
今年2023年は瀧廉太郎の没後120年を迎える。その瀧廉太郎が竹田の地から東京に旅立ち、ピアニストを目指して研鑽を積みコンサートデビューを果たしたのが「旧東京音楽学校奏楽堂」だ。その特別な場所を舞台に、TAKETA室内オーケストラ九州初の東京公演が開催される。
これまで定期演奏会のたびに委嘱初演してきた瀧廉太郎作品の管弦楽版作品の披露、竹田市に2019年に寄贈された廉太郎に纏わる資料を紐解きながら、今回は廉太郎が初めてコンサートで取り上げた作曲家「ラインベルガー」の作品や所蔵の楽譜を使用してのプログラムを展開。廉太郎120回忌に当たる2023年6月29日(木)に竹田から東京へ新たな形の公演を次世代に繋いでいく。
公演情報
『TAKETA室内オーケストラ九州 東京公演』
【公演日時】2023年6月29日(木)18:30開場 19:00開演
【会場】 旧東京音楽学校奏楽堂(東京都台東区上野公園8-43)
【出演】TAKETA室内オーケストラ九州
【予定プログラム】
瀧廉太郎/「荒城の月」「箱根八里」(委嘱作品)
「メヌエット」「憾」(ピアノソロ)
平沼有梨 編曲 / 「荒磯」(委嘱作品・初演予定)
ラインベルガー/ 「九重奏曲」
HPはこちら:https://www.taketachamberorchestrakyushu.com/