フリースタイルピアニスト“けいちゃん”、チケット即日完売のプレミアムライブを開催～オフィシャルレポートが到着

2023年6月11日（日）品川Club eXにて開催された、けいちゃん ピアノリサイタル『Rubato Circus』のオフィシャルレポートが到着した。

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2023年6月2日に映画『美男ペコパンと悪魔』主題歌となる新曲「シンフォニア」をリリースしたけいちゃん。映画主題歌を務めるのは初めての経験であり、横浜国際映画祭のレッドカーペット出席や、各地の映画館で行われた映画舞台挨拶にも登壇するなど、けいちゃんを取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、それに伴い知名度や注目度、人気も今やYouTubeの枠組みを大きく飛び越え（※公式YouTubeチャンネル登録者数107万人超え）、フリースタイルピアニストとして大きな注目と絶大な人気を誇っている。そのけいちゃんが満を持して6月11日（日）に品川Club eXにて“ピアノリサイタル『Rubato Circus』”と題した有観客でのライブ公演を開催した。 

今のけいちゃんの勢いを現わすように、本公演のは事前抽選の段階で会場キャパの数倍を超える応募が殺到し、一般発売では発売開始とほぼ同時に即完売となった。尚、有観客でのライブは2022年2月12日＆13日にBlue Note Tokyoにて2days開催した「Keichan Special Live“Music Laboratory”」以来、約1年4ヶ月振りとなり、正にプレミアムライブと言えるだろう。

今回のライブはバンドスタイルではなく、ピアノプレイの魅力を最大限伝える為、会場の中央に円形のセンターステージを設け、そのステージ上に1台のピアノが配置されていた。大きな歓声を浴びながらセンターステージに登壇したけいちゃんはALBUM『殻落箱』に収録され、YouTubeでのMV再生数が140万回以上を記録する「√Future」からライブをスタートさせる。ライブは各パートでクラシック、ジャズ、ポップス、そしてオリジナルと別れており、其々の音楽を超絶的な鍵盤さばきで華麗にプレイしていく。NEW ALBUM『聴十戯画』が“インストゥルメンタル作品の新たな可能性を提示し、ジャンルの枠組みを超越した異次元の作品”と評されたのも納得のピアノプレイであり、会場と観衆をピアノの音色で掌握し、全てを一体化して包み込んでいく。

公演タイトルにある“Rubato”（読み：ルバート）はイタリア語で盗むという意味や、音楽用語で自由なテンポで弾くとの意味を持つ言葉であり、“Circus”（読み：サーカス）は曲芸を見せる所謂サーカスという意味の他に、ロンドンではピカデリー・サーカスが有名だが、通りと通りがぶつかる結節点にある円形の広場という意味があるが、正に“時間を忘れて音に酔いしれ、心を奪われる”という事は体感した気がする。もっと語りたいところではあるが、これからライブ配信での観覧を楽しみにしている多くの方々の為に詳細なライブレポートは控えるが、けいちゃんの超絶プレイもさることながら、ピアノという楽器の奥深さ、面白さ、色彩の豊かさなど、楽器の魅力も存分に楽しめるライブであった。ぜひ気になった方は6月14日からスタートする配信観覧で、体感してもらいたい。（※配信観覧は現在発売中。6月14日（水）19:00～6月20日（火）19:00迄の期間でライブ配信観覧が可能。）

また、今秋10月1日（日）には同会場にてピアノリサイタル第2弾『Rubato Circus～play grandioso～』を開催する事を発表した。次回公演は副題にイタリア語で“壮大に遊ぶ”という意味の“～play grandioso～”（読み：プレイグランディオーソ）と銘打たれた。“楽器の王様”と呼ばれるピアノを通し、今回同様にクラシックからジャズ、ポップス、ロックなどのジャンルの枠を華麗に昇華したけいちゃんワールドを体感できるスペシャルライブになる事は間違いない。