山下達郎、新曲「Sync Of Summer」のMVを公開　テーマは「海辺で思い返す、あの夏」

山下達郎、新曲の「Sync Of Summer」（読み：シンク・オブ・サマー）のミュージック・ビデオが公開された。

キリン 午後の紅茶 CMソングとして書き下ろされた同曲は、軽快かつ清涼感を感じさせる、山下達郎久々の夏のポップ・ソングとなっており、「高気圧ガール」、「踊ろよ、フィッシュ」、「The Theme From Big Wave」、「CHEER UP! THE SUMMER」など、数多くの夏の名曲の系譜を受け継ぐ、新たなサマーアンセムとなっている。

この「Sync Of Summer」は、本日・7月26日（水）に、山下達郎通算53枚目のシングルとして発売される。シングルの発売は2019年の11月に発売された「RECIPE」以来、約4年ぶり。カップリングにはアルバム「SOFTLY」のリード・トラックであり、ドラマ『警視庁アウトサイダー』の主題歌「LOVE’S ON FIRE」、そして菅田将暉がカバーしたことも話題となった「ドーナツ・ソング」の最新リマスター音源を収録。それぞれのカラオケ音源も収録が決定し、計６トラックが収められている。

そして、「Sync Of Summer」のミュージック・ビデオが公開となった。ミュージック・ビデオは、今まで多くのアイドルのMVを手掛けてきた北野篤が企画を務め、著名アーティストのMVからTV-CMなど様々なジャンルの映像を手掛ける今原電気氏が監督を務めた。両者とも山下の作品を手掛けるのは今回が初めてとなり、レジェンド・アーティストと新進気鋭のクリエーターの初コラボが実現した。

MVのテーマは「海辺で思い返す、あの夏」。過去と現実が交差し、夏を感じさせながらも、どこか切なさ、哀愁を感じさせる、ノスタルジックな映像に仕上がっているとのこと。撮影は梅雨真っただ中の6月下旬、鎌倉・七里ガ浜で行われた。全ロケーション、海が見える場所で構成、今作のジャケットからインスパアされた浜辺のカットにも注目しよう。差し込まれる8mmの映像は監督によるアイデアで、映像に奥行きが生まれたという。

北野篤コメント

海を見て思い出す、もう戻ることのできない、いつかの夏の風景。

達郎さんの音楽はもちろん見た人の心にも寄り添える映像になれば嬉しいです。