『マティス展』入場者数が30万人突破 上白石萌歌よりお祝いコメントが到着
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『マティス展』 左から:グレゴリー・ルリッシュさん、ルイさん、アントワーヌさん
東京都美術館にて開催中の『マティス展』の入場者数が30万人を突破。セレモニーが開催され、南フランスのアンティーブのパティシエ、グレゴリー・ルリッシュさん、息子のアントワーヌさん、ルイさんの3名に公式図録および展覧会オリジナルグッズなどの記念品が贈られた。
グレゴリーさんは「夏休みに息子たちと観光で来日し、美術館が好きで東京都美術館に来ました。マティスの作品では特に切り紙絵に関心があります。セレモニーに選ばれて幸運でした」と感想を述べた。
また、本展の音声ガイドナビゲーターを務める上白石萌歌より、入場者数30万人突破のお祝いコメントが到着した。
上白石萌歌 お祝いコメント
マティス展、来場者30万人達成おめでとうございます!本展の音声ガイドナビゲーターを務めさせていただいております、上白石萌歌です。作品を通してマティスの人生にたくさんの方が想いを寄せていらっしゃるのだと思うと、胸が熱くなります。
私も先日展示へ足を運びました!マティスの描くふくよかな曲線、踊るような色づかいにあっという間に心を奪われ、気がつくと大きな安らぎに包まれていました。やはり、肉眼で見るアートの力とは偉大です。
マティスの作品を彼の人生と照らし合わせながら辿ってゆくと、彼がいかに貪欲に自分の芸術を追い求めていたかが分かります。自分で自分の限界を決めずに模索しながら突き進んでゆく彼の生き方は、きっと多くの方々に勇気を与えるのだと思います。私もそのひとりです。ぜひ美術館へ足を運んで、マティスの美しい生き様を目と心に焼き付けてください!
上白石萌歌
本展は、日本では約20年ぶりの大規模な回顧展であり、世界最大規模のマティスコレクションを誇るパリ、ポンピドゥー・セン ターから名品約150点を紹介する。『マティス展』は2023年8月20日(日)まで、東京都美術館にて開催中。
展覧会情報
◆会期:2023年4月27日(木)〜8月20日(日)
◆休室日:月曜日 ※ただし8月14日(月)は開室
◆開室時間:9:30〜17:30、金曜日は20:00まで ※入室は閉室の30分前まで
◆会場:東京都美術館 企画展示室
◆観覧料:一般2,200円、大学生・専門学校生1,300円、65歳以上1,500円、高校生以下無料
※
◆主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、 ポンピドゥー・センター、 朝日新聞社、NHK、NHK プロモーション
◆後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
◆特別協賛:大和証券グループ
◆協賛:ダイキン工業、 大和ハウス工業、 NISSHA
◆協力:日本航空、ルフトハンザ カーゴ AG
◆お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
◆公式サイト:https://matisse2023.exhibit.jp/