石川祐希が五輪切符を確約！『FIVB パリ五輪予選／ ワールドカップバレー』開幕50日前イベントで

『FIVB パリ五輪予選／ ワールドカップバレー2023』が9月16日（土）～10月8日（日）、国立代々木競技場第一体育館（東京都）で行われる。

この大会の50日前イベントが7月28日（金）、東京のフジテレビ1階 ロッテふ～せんガムステージで行われ、男子の石川祐希主将、西田有志、髙橋藍が出席した。

7月下旬の『バレーボールネーションズリーグ2023』では、男子日本代表（龍神NIPPON）が銅メダルを獲得。その興奮も冷めやらぬ中、この日のイベントに臨んだ3人は、50日後に向けて気持ちをたかぶらせていた。

石川は今回の『ネーションズリーグ』について、「結果が出たので今までで一番充実した大会だった」と振り返りながらも、「3位だったので、次は金メダルを目指して戦いたい」と、さらなる高みに挑戦する姿勢を見せた。

その後、西田が「チーム全員でしっかり結果を求めて、やっとメダルに届いたが、目指している色は違う」と話すと、髙橋も「世界に日本の強さを証明することができてうれしかったが、今3位なので、次はそれより上を目指していく」と続く。

また、『FIVB パリ五輪予選／ ワールドカップバレー2023』について、西田は「チームでより高いクオリティーにしていきたい。絶対に応援して良かったというチームに仕上げていく」と、髙橋は「さらに強い日本代表が見せられるように、トレーニング、大会を頑張る」とコメント。最後に石川が「絶対にオリンピックの切符を取ります。ご声援よろしくお願いします」と、熱い言葉で締めくくった。

当日はフジテレビ系バレーボール日本代表応援ソングに、Mrs.GREEN APPLEの「ANTENNA」が決まったことも発表。ボーカルの大森元貴からの「オリンピック出場へ、僕らもアンテナを立てて全力で応援したい」のメッセージに、石川は「試合前に聞いて、力を借りたい」と目を輝かせた。

『FIVB パリ五輪予選』は、男子はブラジル（プールA）・日本（プールB）・中国（プールC）、女子は中国（プールA）・日本（プールB）・ポーランド（プールC）で同時開催され、各大会で男女それぞれの上位2カ国（男女各6枠）に五輪出場権が与えられる。

パリ五輪の出場枠は男女で各12枠。フランスには開催国として男女の出場枠があるため、今回が3位以下の場合は、残り各5枠決定は来年6月の世界ランキングまで待たねばならない。地の利を生かし、何としても上位2カ国に入りたい。

9月16日（土）～24日（日）は女子予選、9月30日（土）～10月8日（日）は男子予選が行われ、日本代表は地元での五輪出場を狙う。

2024年パリ五輪のバレーボール競技は、女子が7月27日（土）～8月10日（土）、男子が7月28日（日）～8月11日（日）に行われる。はじめの9日間は12カ国が3組に分かれ、総当たりの予選ラウンドを実施。その後、各組の上位2カ国と3位のうち上位2カ国が決勝トーナメントに進む。

男女そろってのメダルを期待したい日本。まずは、東京開催の五輪予選で、熱い声援をおくりたい。