サカナクション、リアレンジ&リミックスアルバムの詳細とビジュアル公開
サカナクション
9月6日にリリースされるサカナクションのセルフ・リアレンジ&リミックスアルバム『懐かしい月は新しい月 Vol. 2 ~Rearrange & Remix works~』の収録詳細が発表、およびそれぞれの楽曲集のメインビジュアルが公開された。
岩寺基晴、草刈愛美、江島啓一、岡崎英美の4名によるセルフ・リアレンジ楽曲集『月の現 ~Rearrange works~』。コロナ禍の2020年春から夏にかけて、リモート体制で制作を進めた「Rearrange Package」の収録曲に加えて、『暗闇』や『NF OFFLINE』などのライブ用にリアレンジした楽曲と本作品のために新たに制作されたリアレンジ楽曲を加えた全16曲を収録した作品で、収録楽曲すべてに制作年が付記されている。本作用に新たに「インナーワールド」、「アルデバラン」、「エンドレス」などのセルフ・リアレンジ楽曲が制作されており、最新のバンドの志向を確認できる楽しみな内容となっている。
前作に続くリミックス集第二弾となる『月の幻 ~Remix works~』は国内外のアーティストによるサカナクション楽曲のリミックスを全7曲収録。すでに海外のクラブシーンで話題となっているFloating Pointsによる「years」や、レーベルメイトである藤原ヒロシ、さらにCornelius、agraph、Kuniyuki Takahashi、Yon Yonなど国内外のシーンの最前線で活躍するアーティストが本作用に手掛けたリミックスが収録されており、こちらも楽しみな内容となっている。
また収録楽曲の発表に合わせてそれぞれの楽曲集のキービジュアルも公開。本作のコンセプトである「月」が象徴的なビジュアルで、鏡を通じて”現“と”幻”という相反する世界が交差していることを示唆するような意味深いアートワークになっている。さらにチェーン別購入者特典は、このビジュアルがデザインされたチェンジング・ステッカーとなることも決定。こちらも是非チェックしてほしい。
このアルバムを記念した山口一郎による単独での全国ツアー『懐かしい月は新しい月 “蜃気楼”』が10月よりスタート。岩寺基晴、草刈愛美、江島啓一、岡崎英美の4人、さらには国内外のミュージシャンが本作『懐かしい月は新しい月 ~Coupling & Remix works~』で再構築したサカナクションの音世界をシンガー・パフォーマーとして山口一郎が単独で表現する今回のステージ。山口一郎単独出演ながらサカナクションのアート表現の最新型を確認できる貴重なツアーとなる。
再始動に向けた恢復の道程にある中で、常に新たな表現手法を模索する彼ら。サカナクション復活の日は近い。