SANADAと高橋ヒロムが防衛戦! 新日本プロレス10/9両国大会にて
-
ポスト -
シェア - 送る
新日本プロレス『カンタン酢™ Presents DESTRUCTION in RYOGOKU』は10月9日(月・祝)に両国国技館で開催
新日本プロレス『カンタン酢™ Presents DESTRUCTION in RYOGOKU』が10月9日(月・祝)、両国国技館(東京都)で行われる。
IWGP世界ヘビー級選手権試合で、王者SANADA(左)にEVILが挑戦
今大会では「秋の両国決戦」として、多くのビッグマッチが組まれた。中でも、注目なのがIWGP世界ヘビー級選手権試合。第7代チャンピオンSANADAに、“キング・オブ・ダークネス”EVILが挑む。
両者は今年8月に行われた『G1 CLIMAX 33』のトーナメント準々決勝戦で激突している。ディック東郷の介入でペースを乱されたSANADAは、試合終盤にシャイニングウィザードで東郷の排除に成功。しかし、最後はデッドフォールを切り抜けたEVILが、狙いすました決め技EVILを炸裂。王者・SANADAから勝利を奪った。
EVILは8月12日のトーナメント準決勝では、オカダ・カズチカに敗れたものの、翌13日の試合後には、SANADAを手錠でロープにはりつけに。阿部リングアナに紙を渡すと、以下の内容を強制的に読ませている。
「SANADA選手はチャンピオンには値しない選手です。よって、IWGP世界ヘビー級王座は剥奪処分とし、IWGP世界ヘビー級王座はEVIL選手に譲渡することとします」(阿部リングアナ)
今回のタイトルマッチは、SANADAにとって4度目の防衛戦となる。今度こそ王者の意地を見せられるか、はたまた、“悪漢”EVILに王座を奪われてしまうのか。ゴングが待ち遠しい。
IWGPジュニアヘビー級選手権は3WAYマッチ。王者高橋ヒロム(中央)に、マイク・ベイリー(右)、リオ・ラッシュが同時挑戦
一方、IWGPジュニアヘビー級選手権は、3WAYマッチに決まった。“王者”高橋ヒロムに、マイク・ベイリー、リオ・ラッシュが同時挑戦する。
ヒロムは8月にフィラデルフィアで行われた米国版ジュニアの祭典『All Star Jr. Festival U.S.A. 2023』に参戦。メインのALL STAR Jr. U.S.A. トーナメント決勝戦で優勝したベイリーからの、タイトル挑戦アピールに快諾した。
しかし、ヒロムはベイリーと組んで出場した翌日のタッグマッチで、リオに反則攻撃から3カウントを奪われる不覚を喫した。試合後にリオは憎々しく挑戦アピール。これでスイッチが入ったヒロムがIWGPジュニアのベルトを突き上げ、英語で「かかってこい、いま!」と応えたことから、両国での3WAYタイトルマッチが決まった。
この試合のルールは「3選手同時に試合を行い、いずれかの1選手が勝利した時点で決着とする」というもの。ヒロムにとって2人は今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』のAブロック公式戦で、ともに敗戦を喫した因縁の相手。厳しい戦いが予想されるが、何とか勝ちきりたい。
今大会の発表済みのカードは以下の通り。
■IWGPジュニアタッグ選手権試合 60分1本勝負
<チャレンジャーチーム>ケビン・ナイト&KUSHIDA vs <第73代チャンピオンチーム>ドリラ・モロニー&クラーク・コナーズ
※2度目の防衛戦
■IWGPジュニアヘビー級選手権試合 3WAYマッチ 60分1本勝負
<チャレンジャー>リオ・ラッシュ vs <第93代チャンピオン>高橋ヒロム vs <チャレンジャー>マイク・ベイリー
※6度目の防衛戦
※3選手同時に試合を行い、いずれかの1選手が勝利した時点で決着とする。
■30分1本勝負
タンガ・ロア vs チェーズ・オーエンズ
■30分1本勝負 7番勝負最終戦
マスター・ワト&海野翔太&永田裕志 vs エル・デスペラード&成田蓮&鈴木みのる
■STRONG無差別級タッグ選手権試合 60分1本勝負
<チャレンジャーチーム>エル・ファンタズモ&ヒクレオ vs <第5代チャンピオンチーム>ゲイブ・キッド&アレックス・コグリン
※初防衛戦
■NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負
<チャレンジャー>タマ・トンガ vs <第39代チャンピオン>デビッド・フィンレー
※2度目の防衛戦
■IWGP 世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
<第7代チャンピオン>SANADA vs <チャレンジャー>“キング・オブ・ダークネス”EVIL
※4度目の防衛戦
来年の1.4東京ドーム大会を見据えた上でも、重要なカードが並ぶ。秋の両国決戦を見逃してはならない。