村上虹郎が「おかえりなさい」の声に喜び 北村匠海・吉沢亮とともに『東京リベンジャーズ2』舞台あいさつで思いを語る(写真5点)
-
ポスト -
シェア - 送る
左から、北村匠海、村上虹郎、吉沢亮
8月30日(水)、東京・新宿ピカデリーにて、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』の“大ヒット御礼!シリーズ完結!ファイナルラン”舞台挨拶が行われ、キャストの北村匠海、村上虹郎、吉沢亮が登壇した。
『東京リベンジャーズ』は、『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の和久井健氏による漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写映画化作品。主人公のタケミチが、事故に巻き込まれて命を落とした恋人の命を救うべく高校時代へタイムリープし、最凶のチーム・東京卍會/トーマンへ潜入する姿を描いた作品だ。主人公のタケミチこと花垣武道役で主演するのは、俳優の北村匠海。また、恋人の橘ヒナタ役で今田美桜が共演。そのほか、山田裕貴、杉野遥亮、鈴木伸之(劇団EXILE)、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、そして吉沢亮がキャストに名を連ねた。
続編2部作で実写映画化されたのは、原作の4巻から8巻にあたる「血のハロウィン編」。前作『東京リベンジャーズ』では、タケミチが東京卍會の仲間たちと出会い、宿敵へのリベンジや最愛の彼女を救う未来を勝ち取る姿が描かれた。続編では、東京卍會によってタケミチの目の前で再びヒナタが殺されてしまう。タケミチは過去に戻り、ヒナタを救う鍵となる東卍結成メンバー6人を引き裂く“悲しい事件”を追う。また、前作からのキャストにくわえ、あらたに永山絢斗が東京卍會壱番隊隊長・場地圭介役、村上虹郎が東京卍會と敵対する“芭流覇羅”(バルハラ)No.3で東京卍會創設メンバーの1人でもある羽宮一虎役、高杉真宙が東京卍會壱番隊副隊長/場地の腹心・松野千冬役でそれぞれ出演。前作に続き英勉監督がメガホンをとり、『凶悪』『ひとよ』などの高橋泉氏が再び脚本を手がけている。
場内超満員の観客と、ライブビューイング300館・全国の観客による熱気の中、MCの呼びかけでキャストが登場し、開場からは割れんばかりの歓声が。キャスト陣は、手を振ってファンの呼びかけに応えるなど、ファンサービスを行った。映画『東京リベンジャーズ』を前作からけん引し続けてきた北村と吉沢、そして、本作からの新キャストでイベント初登壇となる村上は、3人揃った喜びを噛み締めるような表情で、満を持して登壇。会場内には、村上に向けた「おかえりなさい!」の札を掲げるファンも見受けられた。
北村匠海
イベントがスタートすると、初めに北村が「舞台挨拶、最後最後と言っておきながら、何度も出てきてすみません(笑)!仲間が帰ってきました!」とコメント。吉沢は「公開から2ヶ月経って、舞台挨拶やらせていただくことはあまりないですし、虹郎が帰ってきてくれて、こんなにも沢山の人が集まってくれて、ありがたい気持ちでいっぱいです」と、想いを述べた。また、村上は「ただいま! お久しぶりです。はじめましての方もいらっしゃるかもしれません。大変長らくお待たせしてしまいましたが、今日という日を迎えられて嬉しく思っております。今日はどうぞよろしくお願いいたします」とあいさつ。
吉沢亮
3人で観客の前に立った気持ちについて、北村は「いつかこの作品で一緒に舞台に立てればなと思っていました。虹郎は付き合いも長いので、そもそも感慨深いことだったので、素直に嬉しいです」、吉沢は「嬉しいですね。マイキーとしては一番想いがある存在で、僕個人としても虹郎の演じる一虎とのぶつかり合いがメインだったので、ようやく話ができる。今日は虹郎にいっぱい喋ってもらおうと思います」と、それぞれにコメント。それを受け、村上は「リベンジャーズに参加したいなとずっと思っていました。1人でも立とうと思っていたけれど、久々の人前ですし、今日は2人が来てくれて、本当に嬉しいし、とてもやりやすいです」と、喜びを明かした。
現場での村上について、北村は「やっぱり演技にエネルギーがある。空気が違いましたね。特に最後の決戦のシーンは、アクションシーンの中心となる人物が、現場のトップとして、 引っ張っていく中で、常に一虎の周りだけは歪みがあるというか、そういう存在でいてくれたからこそ、あのシーンの空気が出来上がってると思いました」、吉沢は「ぶつけ合ってました。負けてらんないなとも思っていました。感情を乗せるアクションだったので、自分の中でも、制御できない部分とかも若干あったんですが、虹郎がすべて受け止めてくれた。虹郎への信頼感があったからこそ成立したなと思っています」と、ともに称賛。
村上虹郎
一方の村上は、北村と吉沢の印象について、「タケミチ(北村)は原作よりかっこ良すぎるじゃないかなと思いましたね(笑)。マイキー(吉沢)はかっこいいだろうなって思う、その上をもちろん超えてきましたね。力がとても抜けていて、本番の一瞬のために、普段とのオンオフ分け方がものすごいなと思いました」と、茶化しながらもふたりを称えた。
村上、吉沢から締めの挨拶があると、最後に北村が「今日は本当にありがとうございました。自分が主演の作品に、古くからの仲の虹郎が来てくれて、本当に嬉しかったですし。だからこそ、こういう舞台に虹郎が出るというならば、虹郎がやりたい形で、望む形で、その横には絶対いたいなと思っていました。まだまだ映画は上映されますが、この3人で最後ゴールテープを切れてよかったです」と、感謝と想い語った。北村の言葉に応えるように、会場からは絶え間ない拍手が起こり、冷めやらぬ熱気と歓声と共にイベントは終了した。
左から、北村匠海、村上虹郎、吉沢亮
『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』は公開中。