@onefive新譜テーマは「JD」!凄まじい速度でアップデートし続けるZ世代4人組ガールズグループの最新版に迫る
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@onefive
令和元年に結成されたMOMO・KANO・SOYO・GUMIからなるJAPAN発Z世代4人組ガールズグループ @onefive、「JD」ガールズパワー炸裂のメジャー第2弾シングル「Justice Day」を8月23日(水)にリリース。今作のサウンド面においてはリード曲には”ちゃんみな”ほか多くのProduce実績のあるRyosuke”Dr.R”Sakaiを迎え、ダンスはRIEHATATOKYOのリーダーでありBE:FIRST、GENERATIONS、3代目JSBのコレオも務めたKAITAが担当。ドラマ・映画などでも活躍するほか、JKからJDという大人への階段をのぼる彼女たちの溢れ出るパワーを楽曲に乗せた仕上がりとなっている。作品を重ねるたびに凄まじい速度でアップデートし続ける@onefiveに、そんな最新作への想いを語ってもらった。
──メジャーデビューから時間が経ちましたが、この数ヶ月は皆さんにとってどんな期間でしたか?
SOYO:メジャーデビューしてからいろんなことができるようになったと思っていて。以前はコロナもあってなかなか思い通りに動けなかったんですけど、最近はフェスに出演する機会も増えて、私たちのことを知らなかった人たちに興味を持ってもらえるチャンスも増えたんじゃないかなと。加えて、楽曲の制作スピードもどんどん速くなっていて、新たな音楽ジャンルやダンスを習得できるようになったのも、メジャーデビューできたからこそだなと感じています。
MOMO:フェスでは初めての方に観ていただく機会も増えていて。かつ@onefiveが楽曲やダンスのジャンルで新たなことに挑戦することで、だんだんとステップアップしていく姿をお見せできるのは本当にすごくうれしいですし、自分たちのさらなる成長にもつながっていると思うんです。
GUMI:あと、メジャーデビューのタイミングとコロナが緩和されていくタイミングが重なっていたので、急にいろんなことができるようになって。新しい挑戦とかも、それこそ新しい振付師さんや初めての作詞家さん、作曲家さんとご一緒することで、私たちの新しい面が見せられる機会が増えたと思います。
KANO:いろいろ新しいことをやるにつれて、@onefiveがどんどん無敵に近づいていくというか。未完成だった私たちが未来に向けて進んでいくことがすごく楽しいし、これからもいろんなことにどんどん挑戦していきたいなと思わせてくれる日々でした。
──特にこの夏はいろんなジャンルのフェスやイベントに出演しましたが、中でも8月4日の『TGC teen 2023 Summer』でオープニングアクトを務めたことは大きかったのかなと。お客さんも同世代の女性が多かったでしょうし、リアクション含め普段と違った手応えがあったのではないでしょうか。
KANO:そうですね。すごく若い方たちの前でパフォーマンスすることに、私たち自身あまり慣れていなくてドキドキしていたんですけど、そこで「Justice Day」を初披露したら席を探しているお客さんが立ち止まって観てくださって。すごくうれしかったです。
SOYO:実は「TGC(でパフォーマンスする曲)は絶対に「Justice Day」にしてください!」って、マネージャーさんたちに強くお願いしていたんです。
MOMO:TGCのために温めに温めた最新曲をぶつけたいなと思って、事前に告知することなく披露しました。イントロのベースの音が流れた瞬間、自分でも「おお、きたーっ!」とワクワクも感じられましたし、いいステージができたんじゃないかと思っています。
GUMI:きっと、あの場にいたお客さんの大半が私たちのことを知らなかったと思うんです。それなのに、開演前の入場時間に1曲だけパフォーマンスさせていただいて、大勢の方が足を止めて見入ってくださって。中には私たちと目が合って、手を振って盛り上がってくれた方もいて、本当にうれしかったです。
──僕はあとから映像を拝見しましたが、堂々としたパフォーマンスだったので初披露だと思わなかったんですよ。
MOMO:だいぶ前から準備して、かなり踊り込みましたから。なんなら、まだリリース日を迎えていないのが不思議なくらいの感覚です(笑)。
──しかも、インパクトの強い「Justice Day」1曲をやり逃げする、その見せ方もカッコいいなと思いました。
MOMO:まさにそういう作戦だったので(笑)。
SOYO:だから、足を止めて観てくださる方がたくさん見えて「勝ったな」と思ったよね。
KANO
──では、ここからはメジャー2ndシングル「Justice Day」について、じっくり聞いていきたいと思います。バックトラックはもちろんのこと、皆さんのボーカルワーク含めて、とにかくカッコいいに振り切った曲だなと思いました。
SOYO:自分たちでも聴いていて「カッコいい……」って思いますもん。
GUMI:制作していく中で、曲ができて聴いたときも、衣装が決まったときも、ダンスが決まったときも、いろんな瞬間に「カッコいい!」って思ったよね。
MOMO:うん。最初に聴いたときは、ただただ「@onefiveがこんなカッコいい曲を歌うんだ!」と思ったんですけど、あとから「これ、最後まで歌い切れるかな?」みたいな不安も湧いてきて。でも、この曲を作ってくださったDr. Rさん(Ryosuke "Dr.R" Sakai)は私が好きなアーティストさんの曲を作っている方なので、その方に曲を作ってもらえたこと自体が本当にうれしかったです。全体の雰囲気もそうですけど、サビの頭で落ち着いたトーンで歌うこととか、今までの@onefiveにない要素がたくさんあって、これをどう私たち流に見せようかと考えるだけでワクワクしてきました。
GUMI:私はデモを聴きながら「このパートはMOMOちゃんかな、SOYOちゃんかな? でも、KANOでもいいなあ」とか想像してた(笑)。
──実際、歌の難易度はかなり高いですよね。
SOYO:そうなんです。加えて、私は歌い出しのラップパートを担当しているんですけど、アクセントの付け方が本当に難しくて。しかも、私のパートは英語のフレーズも多くて、うまく言えなさすぎて大苦戦しました(苦笑)。でも、周りの方に発音を教えてもらって、レコーディングまでには完璧にできました。
GUMI:今回、SOYOちゃんとMOMOちゃんがラップを担当しているんですけど、ライブで披露するたびにラップのレベルがどんどん上がっていて、カッコいいんですよ。
SOYO:やるたびに、どんどん楽しくなってきました。
KANO:そんな2人を見て、私たちは歌をもっと頑張ろうと思いました(笑)。
──ラップパートはリズミカルなのにキーが上に行ったり下に行ったりと、抑揚の付け方が難しそうですものね。かと思えば、ボーカルパートのメロディには滑らかさがあり、1曲の中にいろんな対比が用意されていて、聴いていて気持ちいい。歌っていてここは大変だったな、ここは自分なりにこだわったなというポイントはありますか?
KANO:私が歌う〈譲れないこの想いだけは〉のフレーズ、めっちゃキーが高いんですよ。しかも、その前のダンスが激しいですし、キーも高ければ息継ぎの箇所もなかなかない。自分の中ではいまだに完成の域に達していないと思っているんですけど、なんとしてでも自分の正解を見つけたいなと思っているところです。
GUMI:でも、あそこはすごくカッコいいよね。
SOYO:そこを歌いきれたら、みんな立ち止まるから。
GUMI:いい見せ場だから、白目を剥いてでも頑張らないとね(笑)。
KANO:そうだね(笑)。
GUMI:私は全体的に、あまり明るすぎない歌い方にしたほうがいいとアドバイスをいただいて、それを実践するようにしています。あと、歌い上げるパートではキーが高いと可愛くなっちゃうときがあるので、そうならないように苦戦したんですけど、出来はちゃんとカッコいい感じになりました。
MOMO:私は〈18 19 20〉以降のラップパートが大変でした。英語の発音はもちろんですし、韻を踏んでいるところは聴いてくださる方が気持ちよく楽しめるように、リズムやアクセントを意識しています。今まではポップな曲調の楽曲を歌うことが多かったけど、ここでは本当にカッコよさに全振りしていて、声のトーンも低く、深めのところを使っていて。今までの@onefiveでは使ったことがなかった声だったので、そういうところでも新しい私を見つけられたのかなと思います。
──ボーカルの難易度の高さに加え、ダンスもかなりの難易度かと思います。
SOYO:ダンスが付いたときは「え、これ踊りながら歌える?」って、みんなで顔を合わせましたから(苦笑)。
KANO:そこが一番心配だったよね。
MOMO:音の取り方も歌いながら踊るダンスとは違って、ダンスオンリーで見せるダンスのそれですし。
GUMI
──振り付けを手がけたKAITAさんとは、今回が初めてですよね。
GUMI:そうです。しかも私たち、男性の振付師さんは今回が初めてなんです。
KANO:それ以前だったら、ヒールの高い靴を履いて大人っぽく見せる振りが多かったので、今回はみんなスニーカーに履き替えて、しかも全員パンツスタイル。そういう意味では男性寄りの振り付けで、すごく新鮮でした。
──皆さんの中では、ダンスの見せ場はどういったところでしょう?
SOYO:1サビで、急に静かになって歩き出すパートがあるんですけど、あそこはドキッとするポイントだなと思っていて。個人的にも大好きな振り付けです。
GUMI:細かい振りが多い分、止まっているところはより引き立つよね。その両方を引き立たせるためにも、細かな振りが多いところにもみんなでこだわったし。で、止まるところではひたすらカッコつける。そこが「Justice Day」のカッコよさの理由なのかなと思います。
──映像だけでもこれだけ迫力が伝わってくるんですから、生で観たらさらに圧倒されるんでしょうね。
4人:おおっ!
KANO:じゃあ、今踊りましょうか?(笑)
MOMO:せっかくなので、一緒に踊りましょう!(笑)
──えっ?(笑)
GUMI:ぜひ振りを覚えてください!
SOYO:これから頑張りましょう!
──は、はい……頑張ってみます(苦笑)。で、この曲のMVですが、渋谷の街中で踊っていたりと、見応えのある映像でした。
MOMO:このMVは深夜1時に集合して、まる1日かけての撮影だったんですよ。まず、スクランブル交差点を歩いて、そのあとすぐダンスシーンを撮って。
GUMI:朝4時から踊り始めて(笑)。
MOMO:ハードワークではありましたけど、その甲斐あってすごくカッコいい映像になっていて。
SOYO:監督のte2ta(テッタ)さんはKAITAさんとお友達だそうで、2人が仲良さそうに撮影している感じが楽しそうに見えて。しかも、私たちに合わせてカメラも激しく動くから、一緒に踊っているような感じがして、ひとつのチームで作っている感がより強かった気がします。
──これ、言われないと朝4時の映像だと気づかないですよ。この攻めの曲を習得したことは、皆さんの自信にもつながったんじゃないでしょうか?
GUMI:確かに。歌もそうだしダンスもそうだし、またさらに表現の幅が広がった気がします。
SOYO:あと、この「Justice Day」を通してたくさんの方に出会って、いろいろ協力していただいたことで、私たちが大切にしている「一期一会」が強く感じられる作品になったんじゃないかな。そういう意味でも、さらにもっと頑張ろうと思いました。
@onefive