• トップ
  • 舞台
  • 清原果耶×小関裕太、舞台『ジャンヌ・ダルク』インタビュー~「舞台にはいつか挑戦してみたいと思っていた」(清原)、「舞台は苦しいけれど、楽しい」(小関)

清原果耶×小関裕太、舞台『ジャンヌ・ダルク』インタビュー~「舞台にはいつか挑戦してみたいと思っていた」(清原)、「舞台は苦しいけれど、楽しい」(小関)

2023.10.12
動画
インタビュー
舞台

舞台に立つことは苦しいけれど、その後の達成感が楽しい(小関)

――小関さんは10才で初舞台を踏み、そこから18年経ちました。いま舞台に立つ中でなにが楽しいですか? もしくは苦しいですか?

小関 立つことは苦しいです。でもその後の達成感が楽しいです。役者は作品ごとに試練が必ず出てくるので、そこと日々戦うんですけど、それをお客さんの視点で見ると、試練と向き合ってる人が、汗をかきながら、呼吸をしながら、目の前(舞台上)にいる、ということになる。そこには緊張感もエネルギーも生まれます。それが舞台の素敵さのひとつかなということは、ここまで続けてきて思います。自分もそういう存在になれていたら、と思っています。

――ちなみに試練って例えばどんなものか聞いてもいいですか。

小関 さっきの「毎日同じことをする」というのもひとつの試練ですし、一昨年やらせてもらった舞台では、一幕で母を亡くして二幕で好きな人を亡くす、という悲しい体験をする役だったんですけど、一日2回公演の日なんかは、マチネで亡くした相手と、ソワレでまた出会って亡くすことになりますよね。それはけっこうハードなことでした。だけどそれを乗り越えた後に見えたものは清々しくて、自分の糧にもなりました。見に来てくださったお客様の声も糧で、やってよかったと思えます。そういうところががんばれる理由かなとも思います。

――清原さんはこれから初舞台ですが、その先に自分に期待していることはあったりしますか?

清原 初舞台のときってどうでしたか?

小関 小4だからなあ。

清原 そうでした(笑)。

小関 2作目でも、出番の前にびしょびしょのティッシュを冷凍庫に入れておいて、出番が終わると凍ってる!というのが楽しかったという思い出だから……。

清原 (笑)。今はやっぱり初舞台でなにもわからないので、すべて終わったときに「やって良かったな」「楽しかったな」と思えることを目指してがんばれたらいいなと思います。

小関 ときどき初舞台で「舞台は向いてないかも」ってなる人も。

清原 いらっしゃるみたいですね。

小関 そう。だけど「3回はやれ」って聞きます。作品によって、立ってる感覚もつくる過程も違うから。3回目で舞台好きになったという人の話も聞いたことあるし。僕はたまたま最初から楽しかったから、後々大変なことがあっても「舞台は楽しいはずだから」でできたりしました。でももし万が一向いてないかもと思っても、その先に必ずなにかあるので。

清原 はい、がんばります!

取材・文=中川實穗 撮影=岸 隆子
清原果耶=ヘアメイク:牧野裕大 スタイリスト:井阪恵 
小関裕太=ヘアメイク:佐々木麻里子 スタイリスト:吉本知嗣

公演情報

舞台『ジャンヌ・ダルク』
 
演出:白井 晃
脚本:中島かずき(劇団☆新感線)
音楽:三宅 純
原案:佐藤賢一 参考文献「ジャンヌ・ダルクまたはロメ」
 
出演:清原果耶/小関裕太/福士誠治  荒木飛羽  深水元基
山崎紘菜  坪倉由幸(我が家) 野坂 弘  ワタナベケイスケ  粟野史浩
りょう  神保悟志  岡田浩暉/榎木孝明  他
 
【東京公演】
日程:2023年11月28日(火)〜12月17日(日)
会場:東京建物 Brillia HALL
お問合せ:キョードー東京 0570-550-799(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)
主催:キョードー東京/TBS/イープラス
後援:TOKYO FM/TBSラジオ
 
料金(全席指定・税込)
SS席 20,000円 ※1 階前方 2列センターブロック パンフレット・オリジナルグッズ付き
S席 13,500円
A席 9,800円
学生席 5,000円
 
【大阪公演】
日程:2023年12月23日(土)〜12月26日(火)
会場:オリックス劇場
お問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00-18:00/日祝休業)
主催:サンライズプロモーション大阪
 
料金(全席指定・税込)
S席 13,800円
A席 7,800円
*未就学児入場不可。ひざ上での鑑賞不可。
 
一般発売:9月9日(土)10:00~(東京公演)10月1日(日)10:00~(大阪公演)
(詳細は公式HPをご参照ください)
 
公式サイト https://jd2023.jp/