中村米吉、中村児太郎が『金閣寺』の雪姫をはじめ、歌舞伎への思いを語る　『歌舞伎家話』第29回の生配信が決定

歌舞伎俳優がトークを展開するオンライントークショー『歌舞伎家話（かぶきやわ）』第29回が、2023年9月15日（金）20時より、イープラス「Streaming+」 にて行われることが決定した。

これまで様々な歌舞伎俳優が出演して多彩なゲストを迎えながら楽しいトークを繰り広げてきた『歌舞伎家話』。今月、歌舞伎座にて幕を開けた『秀山祭九月大歌舞伎』の昼の部『祇園祭礼信仰記 金閣寺』で雪姫を、『新古演劇十種の内 土蜘』で巫女・榊をダブルキャストで勤める中村米吉と中村児太郎が登場し、生配信を行う。

可憐さと芯の強さを併せ持った美しさで観客を魅了し、『新作歌舞伎 風の谷のナウシカ』のナウシカ役や、『新作歌舞伎ファイナルファンタジーX』のユウナ役では純然たるヒロインを好演し歌舞伎ファン、原作ファンからも好評を博してきた米吉と、『鳴神』の雲の絶間姫や『壇浦兜軍記』阿古屋、『神霊矢口渡』のお舟など女方の大役に次々と挑戦し、その繊細な表現と艶やかな表情が魅力的な児太郎。

その二人がWキャストで勤める『金閣寺』の雪姫といえば、歌舞伎を代表するお姫様役「三姫」のひとつ。そんな女方の大役を、二世中村吉右衛門三回忌追善興行であり、播磨屋にとって縁深い「秀山祭」で米吉は今回初役として勤め、児太郎は父・福助の復帰公演であった2018年に初役で勤めて以来2度目となる。 それぞれの役に対する思いはもちろん、同世代でともに女方の道を歩み、そして歌舞伎界の未来を担っていく二人の歌舞伎にかける熱い思いを、本配信でたっぷりと語りつくす。