さらなる進化を遂げた猿、野生化した人類 『猿の惑星』シリーズ最新作『猿の惑星:キングダム』特報映像を公開
映画『猿の惑星:キングダム』 (C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
映画『猿の惑星:キングダム』(原題『Kingdom of the Planet of the Apes』)が2024年初夏に公開されることがわかった。あわせて、特報映像が解禁されている。
『猿の惑星:キングダム』は、フランスの作家ピエール・ブールが1963年に発表した小説『猿の惑星』を原案とした映画シリーズの最新作。2011年の『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』、2014年の『猿の惑星:新世紀(ライジング)』、2017年の『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』に続いて、進化した猿と人間の物語を描いたSF映画だ。
本作の舞台は、人間と猿、地球の支配者の劇的な交代劇が起こってから何年も後の世界。高い知能と言語を得た多くの猿は、文明的なコミュニティを築き、穏やかに発展する文化的なグループ、歪んだ教えを信じ急成長し帝国を築くグループ、他のグループを奴隷化するような過激なグループなど、まるで人間社会のような進化を遂げている。一方で人類は言語を失い、文化も、技術も、社会性も失い、野生生物のような存在に。
解禁された映像では、過去シリーズからさらに進化を遂げた猿たちの姿が映し出されている。高層ビルが立ち並ぶ大都会の名残を残す大自然の中で穏やかに暮らすものや、野生化した人間を狩る者、人間を餌付けするもの、猿同士で争うもの、人間を助けるもの、指導者の下に武器を持ち集まるものなどが描かれている。
本作でメガホンをとるのは、『メイズ・ランナー』シリーズのウェス・ボール監督。キャストには、『To Leslie トゥ・レスリー』のオーウェン・ティーグ、Netflix オリジナルシリーズ『ウィッチャー』のフレイヤ・アーランらが名を連ねている。
『猿の惑星/キングダム』は2024年初夏、全国ロードショー。