加藤健一と佐藤B作のコメントが公開 22年の初演で賞をW受賞した『サンシャイン・ボーイズ』を再演
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『サンシャイン・ボーイズ』(右から)加藤健一、佐藤B作
2024年1月24日(水)~1月31日(水)本多劇場にて、加藤健一と佐藤B作のW主演による『サンシャイン・ボーイズ』が上演される。この度、二人よりコメントが届いた。
喜劇王ニール・サイモン、至高の作品と称される『サンシャイン・ボーイズ』。2022年の初演にて、加藤健一は第64回毎日芸術賞、そして佐藤B作は第47回菊田一夫演劇賞と、W受賞した話題作でもある。
『サンシャイン・ボーイズ』舞台写真
今回の再演では、今年9月~来年2月の約半年間にわたってツアー公演を実施。その合間の1月に東京公演では、下北沢・本多劇場にて1週間上演する。出演者は、加藤健一と佐藤B作に加え、加藤義宗、田中利花、照屋 実、韓 佑華、佐野匡俊。そして、清水明彦(文学座)、加藤 忍が声の出演を務める。
初演から2つ歳を取ったことでさらに深みが増した演技、そして多数のステージを踏んでパワーアップした加藤健一と佐藤B作の丁々発止の掛け合いは必見である。
元はヴォードヴィルの大スターコンビであったウィリー・クラーク(加藤健一)は、ひとりとなった今でも役者としての自分は終わっていないと必死にもがくものの、なにもかもが上手くいかず仕事にありつけない。
ある日突然、TV出演の大仕事が舞い込んできたが、その条件は元相棒アル・ルイス(佐藤B作)との“サンシャイン・ボーイズ”による往年の名作コントだと聞いて出演拒否の一点張り!
喜劇の黄金時代が生んだ史上最高のコンビとまで言われたルイス&クラーク、11年ぶりの名コンビ復活となるのか!?
ラストショーの最後に待ち受けるふたりの運命は…?
加藤健一 コメント
加藤健一
『サンシャイン・ボーイズ』 は、数あるニール・サイモン作品の中でも最高傑作と言えるコメディ作品です。ヴォードヴィリアンとして43年間もコンビを組んでいた2人の男の物語は、54年間、舞台役者として同じ道を走り続けて来た僕と佐藤B作さんにピッタリの作品です。東京公演の前に全国各地を巡演していますが、何処に行っても大変な反響で、日々舞台に立つ喜びを全身で感じとっています。長引くコロナと新たなインフルエンザの影響で、演劇はまだまだ苦しい状況が続いていますが、僕たちは素晴らしい劇空間を作り続けています。劇場でお待ちしています。
佐藤B作 コメント
佐藤B作
これまでに何度かコロナで挫折したこの芝居ですが、2023年秋から始まった全国巡演で面白く仕上がったぞと言う自覚が持てる公演に成った気がします。しかし芝居はナマモノ、油断はなりません。これまでに私が出逢った喜劇作家、松原敏春さん、喰始さん、高平哲郎さん、井上ひさしさん、三谷幸喜さん等々の作品に挑んだ情熱を忘れる事なく、ニール・サイモンさんにもまだまだ挑戦していこうと思っています!! 御期待下さい!!
公演情報
会場:本多劇場
※再演は9月~2月、全85ステージ。ただいま地方公演中。
地方公演の詳細は加藤健一事務所HPをご確認ください。
訳:小田島恒志 小田島則子
演出:堤 泰之
加藤義宗 田中利花 照屋 実 韓 佑華 佐野匡俊
〈声の出演〉清水明彦(文学座) 加藤 忍
前売5,500円、当日6,050円、学生2,750円(学生証提示、当日のみ)