大阪で『広重 ―摺の極―』開催、代表作「東海道五拾三次」ほか、知っているようで観たことない歌川広重の至宝を総覧

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2024.1.18
『広重 ―摺の極―』

『広重 ―摺の極―』

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7月6日(土)〜9月1日(日)の期間、大阪・あべのハルカス美術館にて、あべのハルカス美術館開館10周年記念『広重 ―摺(すり)の極(きわみ)―』が開催される。

「東海道五拾三次之内(保永堂版) 箱根 横大判錦絵」 ジョルジュ・レスコヴィッチ氏蔵 (c)Fundacja Jerzego Leskowicza (c)Michal Grychowski (AMG)

「東海道五拾三次之内(保永堂版) 箱根 横大判錦絵」 ジョルジュ・レスコヴィッチ氏蔵 (c)Fundacja Jerzego Leskowicza (c)Michal Grychowski (AMG)

歌川広重は、葛飾北斎とともに浮世絵版画の世界に風景画と花鳥画のジャンルを確立したことで高い評価を得ている。国民的な浮世絵師ともいえる知名度と人気を誇る広重だが、大規模かつ総合的な展覧会は近年開催されていない。そこで同展では、風景画を中心に、初期から晩年までの広重の画業を、摺り・保存状態ともに極上の作品で総覧。広重作品を再確認するとともに、あまり知られていない魅力的な作品を紹介し、広重のトータルなイメージを再構築する。

「名所江戸百景 大はしあたけの夕立(舟二艘)」 大判錦絵 個人蔵

「名所江戸百景 大はしあたけの夕立(舟二艘)」 大判錦絵 個人蔵

会場には三大揃物である「東海道五拾三次(保永堂版)」、「木曾海道六拾九次」、「名所江戸百景」各シリーズの代表作が一堂に会する。さらに代表的揃物の「本朝名所」、「東都名所(一幽斎がき)」、「近江八景」、「京都名所」、「浪花名所図会」、「江戸近郊八景」、「東都八景(扇面)」の全作品を前期、後期に分けて展示する。

など最新情報は美術館公式HPをチェックしよう。

イベント情報

あべのハルカス美術館開館10周年記念『広重 ―摺の極―』
会 期:2024年7月6日(土)〜9月1日(日) ※会期中、展示替えがあります
前期:7月6日(土)〜8月4日(日)、後期:8月6日(火)〜9月1日(日) [予定]
会 場:あべのハルカス美術館(〒545-6016 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階)
開館時間:火〜金 / 10:00〜20:00 月土日祝 / 10:00〜18:00 ※入館は閉館30分前まで
休館日:8月5日(月)[予定]
主 催:あべのハルカス美術館、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、朝日新聞社
特別協力:ジョルジュ・レスコヴィッチ財団
お問合せ:06-4399-9050(あべのハルカス美術館)
美術館公式HP:https://www.aham.jp/
※本展はあべのハルカス美術館でのみ開催いたします。
※最新の情報は、美術館公式HPをご確認ください。
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