「-70kg世界最強トーナメント」の組み合わせが決定!『K-1 WORLD MAX』は7/7に開催

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2024.3.23
『K-1 WORLD MAX 2024』で「-70kg世界最強トーナメント決勝戦」が行われる (C)K-1

『K-1 WORLD MAX 2024』で「-70kg世界最強トーナメント決勝戦」が行われる (C)K-1

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K-1 WORLD MAX 2024』の「-70kg世界最強決定トーナメント決勝戦」が、7月7日(日)に国立代々木競技場第二体育館(東京都)で開催される。

3月20日(水・祝)の『TRHD presents K-1 WORLD MAX』ではトーナメント開幕戦が行われ、勝ち上がった7人の選手による組み合わせ抽選の結果、次の対戦カードが決まった。

“人類最激戦区”と呼ばれる同クラスにおける、準々決勝の組み合わせは次の通り。

第1試合:オウヤン・フェン(中国) vs ワイルドカード(?)
第2試合:デング・シルバ(ブラジル) vs ダリル・フェルドンク(オランダ)
第3試合:ヴィクトル・アキモフ(ロシア) vs ロマーノ・バクボード(オランダ)
第4試合:カスペル・ムジンスキ(ポーランド) vs ゾーラ・アカピャン(ジョージア)

今回の抽選では、過去の「K-1 MAX世界トーナメントファイナル8」と同じシステムを採用。最初に選手たちがナンバーボールを順番に引き、そのボールに書かれた番号順に“トーナメントの枠のどこに入るか?”を自らが選択した。

抽選会でナンバー1ボールを引いたオウヤン・フェン (C)K-1

抽選会でナンバー1ボールを引いたオウヤン・フェン (C)K-1

1番のボールを選んだのは、K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級現王者オウヤン・フェンで、休憩が多く取れる1回戦 第1試合のA枠を選択。その後、2番のアキモフは第3試合のE枠へ。3番のバクボードはF枠を選び、アキモフ vs バクボード戦が決定した。

続く4番のシルバは第2試合のC枠、5番のムジンスキは第4試合のG枠を選択。6番のフェルドンクは第2試合のD枠を選び、これでシルバ vs フェルドンク戦が決定。さらに、7番のアカピャンが第4試合のH枠を選び、ムジンスキ vs アカピャン戦が決定。現在交渉中の主催者推薦ワイルドカードの選手は、自動的に最後まで空いていたB枠となり、オウヤン・フェンが対戦することとなった。

ワイルドカードについてカルロス菊田プロデューサーは、「誰もが見ても納得できる選手を呼びたい」とし、K-1ファウンダーで正道会館の石井和義館長は「海外の凄く強い選手と交渉しています」と話した。優勝候補のK-1王者オウヤン・フェンの相手は誰になるのか、注目される。

オウヤン・フェンは「自分の目標は、これからのトーナメント毎試合を全力で戦って、もちろんMAXで優勝してチャンピオンベルトを獲ること」とし、ワイルドカードで強豪選手と交渉している話にも「全く関係ないです。試合が決まればやるだけです」と王者らしく、自信を見せた。

3月20日のトーナメント開幕戦には、和島大海、中島玲、璃久と、日本からも3人の選手が出場したが、いずれもK0負けしている。中でも、優勝候補の一角と目されていた前K-1スーパー・ウェルター級王者の和島が、1R3分にフェルドンクの連打に沈んだ試合には、場内に衝撃が走った。

石井館長は「世界のレベルがめちゃめちゃ上がっている。日本人が70キロで自分が強いと思っても、日本の中でやってるだけ。世界に出たら、これだけ強い人がいる。日本人は世界を目指して、もっともっとトレーニングして、強くなるべき。そして、世界に出て行ってそれを証明しなければいけない」と、日本人選手の活躍を期待した。

(C)K-1

(C)K-1

かつては、2003年と2008年に魔裟斗が優勝した「K-1 WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント」。来るべき日本人の活躍に期待しつつ、まずは外国選手による世界最高峰の削り合いを、しっかりと目撃したい。

イベント情報

『K-1 WORLD MAX 2024』

 日時:7月7日(日)
 場所:国立代々木競技場第二体育館(東京都)

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