『東京芸術祭 2024』の開催が9月に決定 木ノ下歌舞伎、チェルフィッチュ×藤倉大、近藤良平などが登場
『東京芸術祭 2024』プログラム
2024年9月、9回目となる『東京芸術祭 2024』の開催が決定した。また、下記のプログラムも発表された。
東京芸術祭は東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指した都市型の総合芸術祭で、2016年から豊島区池袋エリアを中心に開催している。
プログラム
■人材芸劇オータムセレクション 東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』
会場:東京芸術劇場 プレイハウス
監修・補綴:木ノ下裕一 演出:杉原邦生 [KUNIO]
幕末の動乱期に初演された河竹黙阿弥の最高傑作で、今なお愛され続ける『三人吉三廓初買(さんにんきちさくるわのはつがい)』を全幕通し上演。2014年の初演から10年、演劇界注目の若手、ベテランの俳優陣の新たなキャスティングに加え、昨年『勧進帳』も大好評だった、木ノ下裕一×演出家・杉原邦生のタッグによる、プレイハウス初進出公演(上演時間5時間を予定)。
■芸劇オータムセレクション チェルフィッチュ × 藤倉大 with アンサンブル・ノマド『リビングルームのメタモルフォーシス』
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
作・演出:岡田利規 作曲:藤倉大
ウィーン芸術週間からの委嘱により、チェルフィッチュ/岡田利規と藤倉大が初めてコラボレートし、“新たな音楽劇”の 創出に挑戦。チェルフィッチュの旧作『消しゴム山』に続き人間中心主義から逸脱した世界を描いた作品を日本初演。
■野外パフォーマンス『タイトル未定』
会場:GLOBAL RING THEATRE〈池袋西口公園野外劇場〉
構成・振付・演出:近藤良平 出演:コンドルズ、一般参加者、ほか
円形のグローバルリング全体を舞台に、コンドルズ等プロのダンサーたちと一般公募による約50人の参加者が観客と一体になって創り、楽しむ、スペシャルなパフォーマンス。
■人材育成事業東京芸術祭ファーム ラボ/スクール/インターン
アジアにおける舞台芸術の専門家を育成し、国境を越えたネットワーキングを担える人材輩出を目指すプログラム。アジア各地で活動する舞台芸術の人材がそれぞれのテーマや問題意識を出発点に、共に思考を深め、今後の自身の活動やフィールドを耕すためのアートキャンプ『Asian Performing Arts Camp』を実施。また本格的に舞台芸術の現場で学びたい人を対象に実践に向けての経験を積み学ぶ場を提供するほか、ひろく東京で舞台芸術を学ぶ人たちが主役となり議論・交流・思考できるプログラムも。
なお、詳細は6月に発表予定。
イベント情報
会期:2024年9月
主催:東京芸術祭実行委員会[公益財団法人東京都歴史文化財団(東京芸術劇場・アーツカウンシル東京)、東京都]
協賛:アサヒグループジャパン株式会社
※内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。