堂本光一、佐藤勝利らと“いつも通りに”ラストイヤーの幕を開く 『Endless SHOCK』開幕記念会見・ゲネプロレポート

レポート
舞台
2024.4.10

画像を全て表示(16件)


2000年11月に初演が行われた『MILLENNIUM SHOCK』以来、堂本光一が国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける『SHOCK』シリーズ。2024年は4・5月の帝国劇場を皮切りに、梅田芸術劇場、博多座、11月に再度帝国劇場で上演する。帝国劇場が建て替えのための休止に入ることもあり、作・構成・演出・主演の堂本光一から今回の公演をもって『SHOCK』シリーズ終幕となることが宣言されている。

公演初日を前に、堂本光一、佐藤勝利(timelesz)、中村麗乃(乃木坂46)、越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)、松崎祐介(ふぉ~ゆ~)、前田美波里、島田歌穂による会見とゲネプロが行われた。

(左から)佐藤勝利、堂本光一

(左から)佐藤勝利、堂本光一

――まずはラストイヤーの初日に向けた意気込みを教えてください。

堂本:ここまでいつも通り稽古をし、いつも通り劇場入りして、いつも通りやってきました。いつも通り幕が開くんじゃないかと思っています。ライバル役3人が同時に稽古場に来てくれることもあり、楽しみながらやりましたね。勝利もギリギリまで舞台があった中で頑張ってくれて、素敵な稽古になったと思いますし、いい形で初日を迎えられると思います。

中村:参加させていただくのは2回目です。最後というタイミングで出演できるとは思っていなかったので光栄です。素敵な公演となるよう、私も全力で頑張っていきたいと思います。

前田:私は2013年からオーナーを演じさせていただいています。今回は初心を忘れず、毎公演丁寧に演じたいです。寂しいです。

――美波里さん、すでに泣いていらっしゃいますか?

堂本:松崎が泣いてます(笑)。

松崎:この通りです!

越岡:どの通りだ! すみません(笑)。

すかさずボケる松崎祐介(右)と越岡裕貴(左)

すかさずボケる松崎祐介(右)と越岡裕貴(左)

島田:私は2022年の博多座公演から参加し、昨年、今年と出演させていただいています。前人未到の歴史を刻もうとしている作品に携われることに感謝でいっぱいです。寂しいですが、一回一回目に、命に焼き付けて頑張ります。

越岡:4・5月は僕ら2人ですが、11月からの帝劇公演では7年ぶりにふぉ~ゆ~が揃います。エモい気持ちになりつつ、大阪公演の方にいいバトンを繋げられるよう毎公演務めていきたいと思います。

松崎:個人的な話になりますが、ふぉ~ゆ~になる前、M.A.D.で初めて出演しました。そして、こうして25年目のラストイヤーに参加しています。当たり前のように帝国劇場に立っていますが、これは当たり前ではないということをもう一度しっかり自分自身に問い詰めながら公演を頑張っていきたいと思います。よろしくお願いしました!

一同:(笑)。

越岡:ずっとなんか薄い(笑)。

堂本:面白いこと言うのかと思ったら言わない。まあ松崎らしい(笑)。

佐藤:僕が15歳の時に初めて見たエンタメが『SHOCK』でした。その時は右も左もわからない状態でしたが、そこから光一くんにずっと憧れてきて、ラストイヤーで肩を並べるライバルを演じられるのが光栄です。一生懸命頑張りたいと思います。

(左から)中村麗乃、島田歌穂

(左から)中村麗乃、島田歌穂

前田美波里

前田美波里

――いつも通りとのことでしたが、ラストイヤーということで思うところもあるのではないでしょうか。

堂本:不思議な感覚です。2000年に打ち上げ花火が上がるように始まり、最後はまた打ち上げ花火のようにたくさんやらせていただけます。何よりこういう場を用意してくださった皆さんに感謝しています。まだ実感はありませんが、帝劇に入っていつものように身も心も引き締まる感じがしますね。稽古についても、みんな忙しいので日数が足りないんじゃないかと危惧していましたが、始まってみたら皆さんが協力してくれました。みんなと一緒にすごくいい稽古ができたと思います。

――最後に、ファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

堂本:自分としてはまだまだラストイヤーの実感が持てていません。でも、お客様もそうですし、自分も、この景色や一つひとつのシーンを噛み締め、目に焼き付けながら、みんなとの時間を大事にしながら、いつも通り『SHOCK』の世界で生きることを大事にしたいです。この作品を皆さんと共有できるのを楽しみにしています。

>(NEXT)ゲネプロレポート

シェア / 保存先を選択