松岡充主演舞台『Change the World』のメインビジュアルが解禁 「HERO」「アンフェア」等の秦建日子が原作・脚本
『Change the World』メインビジュアル (C)秦建日子 (C)2024 舞台 Change the World 製作委員会
2024年6月サンシャイン劇場にて上演される松岡充主演舞台『Change the World』のメインビジュアルが解禁となった。
「HERO」「アンフェア」等、幅広いフィールドと絶大な支持を持つ秦 建日子が2023年に発表した小説『Change the World』(河出書房新社刊)を秦自らが脚本を書き下ろし、「アンフェア」のタイトルでおなじみの『刑事・雪平夏見』シリーズ、『トムラウシ』と過去に何度もタッグを組んでいるAsk主催により舞台化する本作は、『サイレント・トーキョー』のタイトルで映画化もされ話題となった『And so this is Xmas』の続編で、三部作構成の二作目。とある大事件が起きた『And so this is Xmas』で描かれた世界から二年後の東京。すでに二年前の大惨事を忘れたかのような日々を送る人々と、それに怒りをもおぼえる二年前の事件の担当刑事たちが、新たな事件に巻き込まれる様を描く。
既に執筆中の続編(『Across the Universe』)も、本公演開幕と同時刊行が決定。三部作が揃って劇場に並んでいる予定だ。演出は、演劇プロデュースユニット、Moratorium Pants(通称:モラパン)の主宰、橋本昭博。自身も俳優として活動しながらモラパンを旗揚げし、全作品のプロデュース・演出・出演を手掛ける気鋭の演出家で、秦とは初タッグとなる。
『Change the World』 (C)秦建日子 (C)2024 舞台 Change the World 製作委員会
主人公のベテラン刑事・世田志乃夫を演じるのは松岡 充。渋谷ハチ公前テロ事件から二年後、新たな相棒と共に不可解な事件の連鎖に巻き込まれていく役どころだ。さらに、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、剛力彩芽、日向野 祥、福圓美里、田中尚輝、塚本凌生、渡辺みり愛、槙尾ユウスケ(かもめんたる)、大林素子、金子 昇と、幅広いジャンルから確かな実力を持つ俳優陣が集結。加えて、平山佳延、杉江優篤、長谷川里桃、高橋明日香、岩崎楓士、宮岡大愛、林 千浪、甲斐千尋、塩出純子、石井真司、塩見奈映、亀岡孝洋、ぎたろー、吉田晃太郎、藤原習作、築山万有美と若手からベテランまで多岐にわたり活躍する実力派キャストが揃い、総勢27名で誰にでも起こりうる社会派ミステリ作品を創り上げる。また、主演の松岡 充がボーカルをつとめるロックバンドSOPHIAの「あなたが毎日直面している 世界の憂鬱」(TOY'S FACTORY)が本舞台のテーマソングとなっている。
あらすじ
日本史上最悪と云われた渋谷ハチ公前広場の爆弾テロ事件から二年。
錦糸町にあるとある公園で、小学校の女性教師が殺害された。
かつて、渋谷テロ事件解決の立役者となった刑事の世田志乃夫は、元警視庁サイバー班の奇抜すぎる女性刑事・天羽史(あもうふみ)とともに、その女性教師殺害事件を追ううちに、AR爆破シミュレーション「アイコ」というスマホ用アプリケーションの存在を知る。
二年前のテロ事件の真犯人と同じ名前なのは偶然なのか?
やがて、被害者と関わりのあるらしいレストラン経営者の自宅が目の前で爆破され、
その家で家庭教師をしていた世田のかつての相棒・泉の恋人が重傷を負う。
連鎖する事件。難航する捜査。
事件のキーワードは、どうやら世界的な人気を誇る漫画『ツリー・ブランチ』。
その『ツリー・ブランチ』の大規模イベントが、近々、東京ドームで行われるという。
新たなる爆弾テロを予感した世田は、必死に真犯人を探すのだが……