東宝が世界で活躍するミュージカル作家・作曲家を育てるための新たなプログラムの開催を発表

東宝株式会社（以下「東宝」）が、2024年8月にミュージカル作家・作曲家育成プログラム「Musical Theater Writing Program」を、そして12月に育成プログラムの成果と世界の若き才能を披露する公演『Songwriters’ SHOWCASE』を企画・開催することを発表した。

本企画は、日本ミュージカル界の長きにわたる課題であるミュージカル作家・作曲家の育成と日本のミュージカルの底上げを目的として東宝が企画・制作し、「日本の映画・演劇・映像文化の発展と向上」を定款に掲げ、ワークショップ事業などを展開する一般社団法人映画演劇文化協会が主催として加わり、実現することとなったそうだ。
東宝グループはサステナビリティの基本方針のなかで、豊かな映画・演劇文化を創造し、次世代への継承に努めることを重要課題に掲げており、その具体的目標である「子どもたちへの原体験の提供やクリエイターの支援・育成による、将来のお客様と未来の才能の創出」の一環として取り組んでいく、とのこと。

「Musical Theater Writing Program」は、ニューヨーク大学大学院ミュージカル創作科で学ばれたチェ・ジョンユンと、韓国を代表するミュージカル専門作家であるハン・ジョンソクを韓国から講師に招く。初心者の方も対象とした「基礎コース」と、創作経験者向けプログラム「クリエイターズコース」の2つの育成プログラムを3週間にわたり開催。どちらのコースもミュージカル作品創作の経験のない方も応募することができる。

『Songwriters’ SHOWCASE』は12月にシアタークリエにて開催。日本のみならず、韓国、イギリス、アメリカの各国から選抜された若手作家・作曲家がシアタークリエに集結。それぞれが手がけた楽曲を、日本、韓国で活躍するプロのミュージカル俳優によって上演するお披露目公演となる。