ヨーロッパ企画『来てけつかるべき新世界』メインビジュアル&上田誠コメントが公開

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2024.7.3
ヨーロッパ企画第43回公演 『来てけつかるべき新世界』宣伝美術:山下浩介

ヨーロッパ企画第43回公演 『来てけつかるべき新世界』宣伝美術:山下浩介

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『サマータイムマシンブルース』の脚本家・上田誠が率いるヨーロッパ企画の第43回公演『来てけつかるべき新世界』のメインビジュアルが公開となった。

2016年に初演された本作は、上田誠が第61回岸田國士戯曲賞を受賞した作品で、8年ぶりの再演となる。2024年8月31日(土)の栗東プレビュー公演から11月9日(土)の札幌公演までの約3ヶ月間、全国13都市を周る。ヨーロッパ企画メンバーのほか、金丸慎太郎、町田マリー、岡田義徳、板尾創路らが出演する。

この度、メインビジュアルと合わせて上田誠のコメントが到着した。

上田誠コメント

『来てけつかるべき新世界』は、大阪・新世界を舞台にしたSF人情喜劇です。くすんだ歓楽街にたむろするオッサンおばはんらの元へ、文字通りの「新世界」がやってきます。ドローン、ロボット、AI、メタバース、シンギュラリティ…。
2016年に初演し、ただならぬ手ごたえとともに、劇団を大きく躍進させてくれたこの作品を、8年ごしに再演します。もう8年か、と思うほどに最近の気分でもありますが、この8年でテクノロジーはまたうんと進化し、SFだなんて呑気に言ってられない状況になりました。ファミレスでハンバーグをロボットが運んでくるに至り、劇が現実に追い抜かれないうちにと再演を決意しました。
着々と新世界は来てけつかりますが、僕らも8年歳をとり、オッサンたちはよりふてぶてしくなりました。
加えてえげつない客演陣と、いらちなマナっちゃんが串カツ屋で迎え撃ちます。人類はどこへいくのでしょう。
阪神のサイボーグ枠は打つでしょうか。

公演情報

ヨーロッパ企画第43回公演
『来てけつかるべき新世界』
 
【作・演出】上田誠
【音楽】キセル
【出演】
石田剛太 酒井善史 角田貴志 諏訪雅 土佐和成
中川晴樹 永野宗典 藤谷理子/金丸慎太郎 町田マリー
岡田義徳 板尾創路
 
【日程】
栗東プレビュー公演8月31日(土)栗東芸術文化会館さきら中ホール
京都公演9月5日(木)~9月8日(日) 京都府立文化芸術会館
魚津公演9月13日(金)新川文化ホール小ホール
新潟公演9月16日(月・祝)りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館劇場
東京公演9月19日(木)~10月6日(日)本多劇場
大阪公演10月12日(土)~10月13日(日)SkyシアターMBS
名古屋公演10月16日(水)愛知県産業労働センター(ウインクあいち) 大ホール
横浜公演10月19日(土)関内ホール
福岡公演10月25日(金)~10月26日(土)キャナルシティ劇場
広島公演10月29日(火)~10月30日(水)JMSアステールプラザ中ホール
高知公演11月2日(土)土佐市複合文化施設つなーでブルーホール
金沢公演11月4日(月)北國新聞赤羽ホール
札幌公演11月9日(土)カナモトホール(札幌市民ホール)
 
【公演情報ページ】https://www.europe-kikaku.com/e43
※詳細・続報などはこちらでご確認ください。
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