ソプラノ歌手・天羽明惠「「色彩」豊かなドイツ歌曲の世界をお楽しみいただきます~『天羽明惠 ドイツ歌曲シリーズ 詩(うた)が歌となるときVol.3「色彩」』が開催
『天羽明惠 ドイツ歌曲シリーズ 詩(うた)が歌となるとき Vol.3「色彩」』
2024年11月22日(金)東京オペラシティ リサイタルホールにて『天羽明惠 ドイツ歌曲シリーズ 詩(うた)が歌となるときVol.3「色彩」』が開催される。この度、本公演にあたり天羽よりコメントが到着した。
今回はゲストとして、長くドイツを拠点に欧州で活躍してきたテノール歌手の澤武紀行と、ノルウェーを代表する歌曲伴奏ピアニストのジークムント・イェルセットを迎える。
今まさに円熟期にある名ソプラノ歌手・天羽明惠のナビゲートで、ドイツ・リート(歌曲)の音楽と言葉の美しさ、その奥に広がる深い世界を探求するひとときを体験してみてはいかがだろうか。
天羽明惠 コメント
今回は「オール・リヒャルト・シュトラウスにしたい!」と言う澤武さんのご希望もあり、この様に初期から最晩年の曲までが入った、多岐に渡るプログラムとなりました。大学生時代から歌い続けている歌曲をはじめ、オペラもずいぶん歌っていますが、R.シュトラウスの魅力はどんな言葉を使っても言い表す事が難しいです。
長くドイツに滞在し活動していらした澤武さんの“生きた表現”、そして歌曲の世界で歌手からの信頼厚く、私との共演も長いイェルセットさんの“雄弁なピアノ”によって、R.シュトラウスの歌曲のもつ音楽と言葉の密接度をよくわかっていただけるでしょう。そして華やかで花弁が舞うような歌、深淵から救いの光彩、諦念への昇華……リヒャルト・シュトラウスの世界をぞんぶんに浸って頂きたいと思います。
R.シュトラウスとともに歌うもう一人の作曲家は、今年88歳で亡くなったアルベルト・ライマン。ベルリンに生まれ、彼の地で勉強し活動し、教育もされた生粋のベルリン人作曲家です。1961年にリタ・シュトライヒに捧げた「子供の歌」を取り上げます。
「色彩」豊かなドイツ歌曲の世界をお楽しみいただきます! ぜひ聴きにいらして下さい。
<プロフィール>
リリックな歌声で聴衆を魅了し、内外で高い評価を得ているソプラノ歌手。1995年ソニア・ノルウェー女王記念国際音楽コンクール優勝。ジュネーヴ大劇場、ザクセン州立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパーなどヨーロッパ各地の歌劇場や音楽祭に出演。国内でも新国立劇場、サントリーホール・ホールオペラなどに登場し、主要なオーケストラの定期公演にもソリストとして出演している。サントリーホール・オペラアカデミーのコーチング・ファカルティとして、若手の指導にも力を入れている。日本ロッシーニ協会運営委員。
2024年11月22日開催!天羽 明惠ドイツ歌曲 シリーズ vol.3
公演情報
会場:東京オペラシティ リサイタルホール
全席自由席 一般 \5,000 / 学生 \4,500
※学生券はカジモト・イープラスでのみ取り扱い
後援:ノルウェー大使館
プログラム
4つの最後の歌
乙女の花 op.22
献呈, 夜, 万霊節 (「最後の花びら」からの8つの歌 Op. 10 より)
セレナーデ(6つの歌曲 Op. 17より )
子供の歌