角野隼斗がソニーミュージック『ベスト・クラシック100極』の新イメージ・キャラクターに就任 公式コンピレーションCD発売も
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クラシック音楽の不朽の名盤100タイトルのシリーズ『ベスト・クラシック100極』が4年ぶりにリニューアル発売されるにあたり、ニューヨークを拠点に世界の舞台でクラシック音楽のソリストとして活躍し、他ジャンルでの活動もめざましいピアニスト角野隼斗が新イメージ・キャラクターに就任することが発表された。
『ベスト・クラシック100極』とは、略して「ベスクラ」と称されるソニーミュージックのクラシック音楽の最重要シリーズで、古くはアナログLP時代に遡る歴史があり、現在は4年に一度リニューアル発売している。世代を超えた歴史的名盤から、時代を映す現代の話題盤まで、ソニー・クラシカルとRCAレッド・シールの世界的2大メジャー・レーベルの豊富なカタログから極め付きの名盤を100タイトル厳選。最新の高品質CD「極HiFiCD」仕様、盤面には「音匠レーベル」仕様を導入、音質を極限まで追求し求めやすい価格でリリースするなど、日本のクラシック音楽ファンのすそ野を拡げる社会的役割も大きい。
ベスクラは2008年のリニューアル発売からイメージ・キャラクターを立てており、2008年と2012年はヴァイオリニストの宮本笑里、2016年は元乃木坂46の生田絵梨花、2020年はクイズ番組「東大王」のクイズプレイヤー(当時)の鈴木光がイメージ・キャラクターを務めてきた。この伝統あるベスト・クラシック100極の新イメージ・キャラクターにニューヨークを拠点に活躍中のピアニスト、角野隼斗が就任することになった。ベスクラ史上初の男性のイメージ・キャラクターとなる。
角野隼斗は1995年生まれの29歳。2018年、東京大学大学院在学中にピティナピアノコンペティション特級グランプリ受賞。2021年、ショパン国際ピアノコンクールセミファイナリスト。クラシックで培った高度な演奏技術とアレンジ力、即興技術を融合した独自のスタイルが話題を集め、"Cateen(かてぃん)"名義で活動するYouTubeチャンネルは登録者数140万人超、総再生回数は2億回を突破。今年7月には日本武道館公演を開催し、動員数は日本武道館におけるピアニストの単独公演として史上最高となる13,000人を記録。ソニー・クラシカルインターナショナルと専属レコーディングのワールドワイド契約を締結し、先週全世界発売されたワールドワイド・デビューアルバム「Human Universe」がクラシック音楽作品としては異例のヒットをするなど、いま最も注目を集めるクラシックのピアニストとして活動している。
角野隼斗の音楽活動の領域はピアノ作品にとどまらず、その守備範囲は交響曲、管弦楽曲からミニマル・ミュージック、映画音楽にまで及ぶ。今回100タイトル、1000トラックをゆうに超える膨大なベスクラのライブラリーから角野隼斗が23トラックのおすすめ曲を監修・選曲。コンピレーションCD『ベスト・クラシック100極 角野隼斗セレクション』として12月11日(水)に発売されることも発表された。ブックレット内は、今回のイメージ・キャラクター用に撮り下ろされた角野隼斗の写真が多数掲載される。
コンピレーションCDジャケット写真
本日リニューアル公開となった『ベスト・クラシック100極』公式サイトでは、ベスクラを紹介する角野隼斗の動画コンテンツやレコード店で配布されるパンフレットがサイト上で閲覧できる「デジタル・パンフレット」など、多彩なスペシャル・コンテンツが掲載されている。イメージ・キャラクター就任にあたり角野隼斗は「20世紀はレコード技術の発展の時代と言えましょう。クラシック音楽を再現芸術たらしめ、クラシック音楽の名演奏家が次々と生まれたことは、決してレコードの発展と切り離すことはできません。それらの不朽の名盤に再びスポットを当て、その素晴らしさを多くの人に届ける「ベスト・クラシック100極」は非常に意義深いものだと感じます。子供の頃からの思い出深い作品、自分の人生に影響を与えた録音、繰り返し聴きたくなるアルバムなど、どれも自分自身の体験と強く結びついたものばかりです。巨匠たちの演奏が私の音楽人生を形作ってきたことは言うまでもありません。これをきっかけに彼らの他の録音やアルバムにも触れてもらえたら、うれしい限りです。」と述べている。
ベスト・クラシック100極 角野隼斗ムービー メイキング
リリース情報
グレン・グールド(ピアノ)
グレン・グールド(ピアノ)
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)、レオポルド・ストコフスキー(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団
ヴァン・クライバーン(ピアノ)、キリル・コンドラシン(指揮)、交響楽団
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
グスタフ・レオンハルト(指揮・チェンバロ) 他
レナード・バーンスタイン(ピアノ・指揮)、コロンビア交響楽団
カルロス・クライバー(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、ジョン・ウィリアムズ(指揮)、ピッツバーグ交響楽団
ヨーヨー・マ(チェロ)
エンニオ・モリコーネ(指揮)、サンタ・チェチーリア・国立アカデミー管弦楽団
ラデク・バボラーク(ホルン)、小澤征爾(指揮)、水戸室内管弦楽団
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、シャルル・ミュンシュ(指揮)、ボストン交響楽団
ブルーノ・ワルター(指揮)、コロンビア交響楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、アルノルト・シェーンベルク合唱団[合唱指揮エルヴィン・オルトナー]
小澤征爾(指揮)、トロント交響楽団
アンサンブル・モデルン
冨田勲(シンセサイザー)
レナード・バーンスタイン(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック