久本雅美と松竹新喜劇が15回目の共演『新春お年玉公演』上演、ゲストの元宝塚娘役・有沙瞳「歌う場面もあります」
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前列左から渋谷天笑、有沙瞳、久本雅美、藤山扇治郎、後列左から曽我廼家桃太郎、曽我廼家一蝶、曽我廼家いろは
2025年1月2日(木)~8日(水)に南座にて松竹新喜劇の世界を約90分で楽しめる『松竹創業130周年 初笑い! 松竹新喜劇 新春お年玉公演』が上演される。
Aプロは「春の夢 嗚呼! 恋は勘違い」、Bプロは「淡路島 温泉町値上がり中」を上演。各部とも終演後、藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家一蝶、曽我廼家いろは、曽我廼家桃太郎、久本雅美、有沙瞳による「新春ご挨拶」を行う。上演に先立ち、取材会が行われ、オフィシャルレポートが到着したので紹介する。
取材会には、松竹新喜劇の次代を担う藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家一蝶、曽我廼家いろは、曽我廼家桃太郎らが登壇。南座のお正月公演では欠かせない存在となった久本雅美、そして宝塚歌劇団出身の有沙瞳が出席した。登壇者のコメントをお届けする。
藤山扇治郎:今回は久本雅美さんと有沙瞳さんにゲストで出演していただきまして、本当に感謝の気持ちでございます。Bプロの舞台である淡路島は祖父の藤山寛美にも所縁があり、実際に淡路島で感じた人の温かさを舞台でも表現できればと思います。
渋谷天笑:有沙瞳さんと恋愛模様を繰り広げる役もあり大変嬉しいです。1月2日と3日の公演前には劇場正面で「しころ太鼓」の披露もございます。南座でお正月のおめでたい雰囲気を楽しんでいただける公演になっております!」
曽我廼家一蝶:「春の夢 嗚呼! 恋は勘違い」は、シェイクスピア作『夏の夜の夢』が原作ということで強い思いのある作品。先日淡路島を訪れ、地元の皆様からのいただいたたくさんの応援に応えたい一心でございます。
曽我廼家いろは:宝塚を志していた私からすると、こうして有沙瞳さんと共演できるご縁は本当に感慨深いです。Bプロでは女将を演じますが、淡路島で実際にお会いした若女将さん達の艶のある綺麗さを勉強して活かします。
曽我廼家桃太郎:Aプロで勤める雛人形の精の役は(曽我廼家)寛太郎兄さんが過去に演じた役でもあり、曽我廼家として継いで演じることができて嬉しい。Bプロでは、久しぶりに(渋谷)天外さんと2人だけで舞台上に立つので、個人的にも凄く楽しみでございます。
久本雅美:笑いあり涙ありの松竹新喜劇の人情や温かさが素晴らしく、「お客様に笑いを届けたい!」という気持ちは出演者全員が同じ。今回で15回目の共演となる松竹新喜劇のみなさんとは家族のような、兄弟のような、そんな気持ちで、お客様に笑いをお届けできればと思います。
有沙瞳:宝塚を退団してから、男性と舞台で共演することも初めて、そして初めての松竹新喜劇への出演ということで緊張しています。Aプロでは歌う場面もありますので、新しい「有沙瞳」もお楽しみいただける舞台を精一杯お届けしたいと思います!
公演情報
ほか松竹新喜劇劇団員
藤山扇治郎 渋谷天笑 曽我廼家一蝶 曽我廼家いろは 曽我廼家桃太郎 / 久本雅美 有沙瞳