三枝成彰作曲のオペラ「Jr.バタフライ」イタリア語版がまもなく日本初上陸

2016.1.17
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クラシック

三枝成彰作曲オペラ「Jr.バタフライ」


三枝成彰作曲のオペラ「Jr.バタフライ」のイタリア語版が1月23日に富山で、1月27日には渋谷・Bunkamuraオーチャードホールで上演される。

 
「Jr.バタフライ」は三枝成彰作曲によるオペラ作品。2014年にイタリアの「プッチーニ音楽祭」で上演された作品がいよいよ日本で上演される。

本作はプッチーニのオペラ「蝶々夫人」の続編にあたり、太平洋戦争を背景に日本人の母のもとに生まれながらアメリカ人として生きて来た蝶々夫人の息子「Jr.バタフライ」が、日本人女性との真実の愛を貫く姿を描いた作品だ。今回上演されるイタリア語版は、初演時の日本語台本を、2014年のイタリア上演に合わせて全編イタリア語に直したもので、今回が日本初演となる。

日本人の書いたオペラがイタリア語、イタリア人キャストで上演されることは珍しく、そういう意味でも貴重な公演だ。

2016年1月23日(土)に富山県民会館で、27日(水)に、渋谷・Bunkamuraオーチャードホールで上演される。 

詳細は公式サイトで。
オーチャードホール 公式サイト

(文:エントレ編集部)


公演情報
オペラ「Jr.バタフライ」
■作曲:三枝成彰
■台本:島田雅彦
■演出:布施 実
■指揮:三ツ橋敬子
■出演:
Jr.バタフライ(テノール):ジャン・ルカ・パゾリーニ(Gian Luca Pasolini)
ナオミ(ソプラノ):ロッサーナ・カルディア(Rossana Cardia)
スズキ(メゾ・ソプラノ):桜井万祐子(Mayuko Sakurai)
野田少佐(ナオミの兄、バリトン):エウゲネ・ヴィッァヌエーヴァ(Eugene Villanueva)
詩人(バリトン):ヴェイオ・トルチリアーニ(Vejo Torcigliani)
尼僧(ソプラノ):ヴァレンティーナ・ボイ(Valentina Boi)
マッカラム、レバイン(二役、バリトン):ヴィンチェンツォ・セッラ(Antonio Vincenzo Serra)
バートン、憲兵、職人(三役、バリトン):ペドロ・カッリーロ(Pedro Carrillo)

 
[富山公演] 2016年1月23日(土)14時開演 富山県民会館
[東京公演] 2016年1月27日(水)19時00分開演 Bunkamuraオーチャードホール