第33回「出光音楽賞」受賞者の戸澤采紀(ヴァイオリン)、前田妃奈(ヴァイオリン)、務川慧悟(ピアノ)が出演するガラコンサートが開催
-
ポスト -
シェア - 送る
(左から)戸澤采紀(ヴァイオリン)、前田妃奈(ヴァイオリン)、務川慧悟(ピアノ)
第33回「出光音楽賞」受賞記念コンサート(ガラコンサート)が、2025年2月20日(木)に開催されることが決定した。
「出光音楽賞」は、1964年に放送を開始した「題名のない音楽会」の25周年を記念し 1990 年に創設された、出光興産株式会社が主催する音楽賞。主にクラシックの音楽活動を対象に、意欲、素質、将来性などに重きを置き、若手かつ新進気鋭の音楽家を表彰している。
第33回「出光音楽賞」受賞者は、戸澤采紀(ヴァイオリン)、前田妃奈(ヴァイオリン)、務川慧悟(ピアノ)。
本公演の観覧を希望する方は、テレビ朝日「題名のない音楽会」番組ホームページの 「VIEWING(観覧募集)」 より応募しよう。なお、公演の模様は、3月22日(土)に「題名のない音楽会」(テレビ朝日系列、土曜朝 10:00~10:30)で放送予定。
受賞者プロフィール&コメント
■戸澤采紀(とざわさき/ヴァイオリン)
戸澤采紀(ヴァイオリン)
2001年東京都生まれ。
15歳で第85回日本音楽コンクール最年少優勝。ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール第2位(最高位)、ポセール財団コンクール優勝、ペーター・ローネフェルト賞コンクール優勝、インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクールセミファイナリスト。第33回青山音楽新人賞、第33回出光音楽賞受賞。これまでローザンヌ室内管、リューベック・フィル、N響、読響、都響、東京フィル、東京シティ・フィル、日本フィル、神奈川フィル、群響、岡山フィル等と共演。東京藝術大学、リューベック音楽大学を経て、現在ベルリン芸術大学修士課程在学中、ならびにベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミー在籍。
【今後の抱負】
幸も100、苦も100。人生の様々な側面を糧にし、自分の言葉で語ることのできる、そして音楽を通じて人と人を繋ぐことができるように、精一杯精進して参ります。
■前田妃奈(まえだひな/ヴァイオリン)
前田妃奈(ヴァイオリン)
2002年大阪府生まれ。
2022年第16回ヘンリク・ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリンコンクールで優勝し、国際的に注目を集める新進気鋭のヴァイオリニスト。
全日本学生音楽コンクール全国大会小学校の部第1位をはじめ、日本音楽コンクール第2位及び岩谷賞(聴衆賞)、20年東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞など輝かしい受賞歴を誇る。11歳で関西フィルと共演し、22年から23年にかけて20カ国、60地域での演奏会に出演。小栗まち絵、原田幸一郎、神尾真由子の各氏に師事。大阪文化祭奨励賞、ホテルオークラ音楽賞、出光音楽賞受賞。現在、東京音楽大学アーティストディプロマ在学中。使用楽器は、日本音楽財団より貸与されているストラディヴァリウス1700年製ヴァイオリン「ドラゴネッティ」。
【今後の抱負】
身に余る賞をいただき、光栄に思います。大好きな音楽を何十年先も続けていられるよう、今を一歩一歩踏みしめながら、生きていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします。
■務川慧悟(むかわけいご/ピアノ)
務川慧悟(ピアノ)
1993年愛知県生まれ。
2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール第3位、2019年ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール第2位受賞、2024年第33回出光音楽賞受賞。現在はパリを拠点にヨーロッパ各国や日本などでソロ、室内楽、協奏曲と幅広く演奏活動を行う。バロックから現代曲までレパートリーは幅広く、各時代、作曲家それぞれの様式美が追究された演奏、多彩な音色には定評があり、フォルテピアノ等古楽器での演奏の研究にも取り組む。毎年全国各地でリサイタルを開催するほか、2023年は5夜連続演奏会を行うなど、革新的な試みも行っている。2022年CD「ラヴェル:ピアノ作品全集」をリリース。2020年「ラヴェル:マ・メール・ロワ」のピアノソロ編曲譜を出版。
【今後の抱負】
幼少の頃から存じていたこの賞を自分が受賞させて頂く側になる、と、昔の自分に聞かせてもきっと信じられなかったことと思います。 その喜びを充分に噛み締めながら、これからも音楽に対する情熱を変わることなく持ち続け、ずっと続けてゆこう、と思います。
公演情報
受賞者:戸澤采紀(ヴァイオリン)、前田妃奈(ヴァイオリン)、務川慧悟(ピアノ)
テレビ朝日「題名のない音楽会」番組ホームページ「VIEWING(観覧募集)」 よりご応募ください ※1
※1 募集方法は、1月18日(土)10:30より同ページにてご案内します。
※2 地域によって放送時間が異なります。