落語家の桂春団治さんが死去
2016.1.16
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(SPICE編集部責任による画像掲載)
落語家の桂春団治(かつら・はるだんじ 本名:河合一=かわい・はじめ)さんが、9日、心不全のため亡くなった。85歳だった。
大阪府出身。高校を卒業後、就職するが47年に父の二代目春団治に弟子入り。小春、福団治を名乗る。59年に三代目春団治を襲名。繊細で上品な芸風で人気を博し、あまりネタ数を増やさず、厳選した演目を徹底して練り上げてきた。三代目桂米朝、六代目笑福亭松鶴、五代目桂文枝とともに「四天王」と呼ばれ、衰退しつつあった上方落語界の復興に尽力した。
78年から83年には上方落語協会会長を務め、後進の育成にも力を注いだ。
75年に芸術祭優秀賞、78年に上方お笑い大賞を受賞。98年に紫綬褒章を受章した。