浅野ゆう子×中村梅雀出演、朗読劇『たとへば君 四十年の恋歌』上演が決定
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2025年9月17日(水)~9月20日(土)新国立劇場小劇場にて朗読劇『たとへば君 四十年の恋歌』が上演されることが決定した。
本作は、河野裕子・永田和宏歌人夫妻が紡いだ、短歌と随筆で綴られた感動の記録、『たとへば君 四十年の恋歌』(文春文庫)を、男女二人の俳優が表現者として演じる朗読劇。
女性の表現者には、ファッションやそのライフスタイルが多くの女性から支持され、ドラマ・舞台・映画と多岐にわたり活躍中の俳優・浅野ゆう子。男性の表現者には、代々続く歌舞伎俳優の家に育ち、その確かな演技力で数々のドラマの主演を務め、映画・舞台・ナレーションだけでなく、ベーシスト・作曲家として音楽活動も精力的に行う中村梅雀が務める。
浅野ゆう子
中村梅雀
上演台本・演出は、ドキュメンタリータッチのドラマが定評のベテランの演出家・星田良子。音楽は、中村匡宏のオリジナル曲で、ピアノ・チェロの生演奏をバックに、心情描写を表現する。
introduction
たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか
タイトルとなった河野裕子の歌は、二人の出会いの頃に詠んだ歌。
歌人 河野裕子・永田和宏 二人の出会いは、1967 年頃、河野裕子21 歳・永田和宏20 歳、京都の大学生たちが集まって作った短歌の同人雑誌創刊の歌会だった。やがて結婚、河野裕子が64 歳で亡くなるまで、四十年にわたりお互いを恋の対象として詠み合った相聞歌、妻を看取った夫が詠んだ挽歌だけでなく、日常の暮らしの中で普段の言葉を交わしながら、歌で心を通わす夫婦の姿、その葛藤などが赤裸々に綴られた夫婦の物語。
亡くなる直前まで歌を詠み続けた歌人・河野裕子と、看取った歌人・永田和宏 二人の絶唱が、心揺さぶられる感動の朗読劇。
公演情報
原作:『たとへば君 四十年の恋歌』(河野裕子・永田和宏 著 文春文庫)
上演台本・演出:星田良子
音楽:中村匡宏
企画協力:文藝春秋
製作:アーティストジャパン
出演:浅野ゆう子、中村梅雀
演奏:ピアノ、チェロ
日程:2025年9月17日(水)~9月20日(土)新国立劇場 小劇場
料金:S 席8,000 円 A 席7,000 円(税込・全席指定)
お問合せ:アーティストジャパン 03-6820-3500 https://artistjapan.co.jp/