阪田知樹&務川慧悟、同級生スぺシャル・デュオが奏でる全曲2台ピアノの超レア・プログラム 『Pianos’ Conversation 2025』開催

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クラシック
2025.5.16


さまざまなコラボレーションで鍵盤楽器の魅力を引き出す『Pianos’ Conversation』第5弾に阪田知樹と務川慧悟が登場。ピアノ・ファン必聴の2台ピアノ公演が実現する。

2021年のエリザベート王妃国際音楽コンクール同時入賞が大きな話題となった2人だが、実は東京藝術大学の同級生。それぞれが海外に留学するまでの2年半を同じ教室で過ごした特別な間柄だ。これまでの共演は意外にも一度だけ、2022年の名古屋国際音楽祭で2台ピアノのための協奏曲を演奏したのみ。ピアノだけのプログラムでは、待望の初共演となる。

2025年に生誕150年を迎えたラヴェルを中心とするフランス・プログラムに加え、ガーシュウィン「ポーギーとベス」の聴き所を凝縮した幻想曲という贅沢な楽曲が並ぶプログラム。前半は、フローラン・シュミットの作品でフランス・プログラムの幕を開け、管弦楽曲であるドビュッシー「3つの夜想曲」とラヴェル「スペイン狂詩曲」の2台ピアノ編曲版を。後半はラヴェルとプーランク、そしてガーシュウィン「ポーギーとベス」で締めくくる。この5人はいずれも19世紀末から20世紀という同じ時代を生き、互いに影響を与え続けた作曲家。フランスで活躍した4人はもちろん、ラヴェルがアメリカに渡航した際にガーシュウィンと会ったことは有名だ。2人のトークを交えながら、ピアノの色彩で管弦楽、オペラの作品をも横断する一日限りのレア・プログラム。

阪田知樹と務川慧悟が出演する『Pianos’ Conversation』は2025年11月3日(月・祝)Bunkamuraオーチャードホールにて開催。

公演情報

『Pianos’ Conversation 2025』

日時 2025年11月3日(月・祝) 15:00開演
会場 Bunkamuraオーチャードホール

 
出演 阪田知樹、務川慧悟
曲目
フローラン・シュミット:3つの狂詩曲 Op.53 より 第1曲「フランス風」
ドビュッシー(ラヴェル編曲):3つの夜想曲
ラヴェル:スペイン狂詩曲 M.54
ラヴェル:耳で聴く風景 M.8 & 13
プーランク:2台のピアノのためのソナタ FP156
ガーシュウィン(パーシー・グレインジャー編曲):歌劇「ポーギーとベス」による幻想曲
 
主催 Bunkamura
協賛 日本信号株式会社/株式会社西原衛生工業所
 
料金 S\7,500 A¥6,000 B¥4,500(税込)
一般発売 2025年6月21日(土)10:00~
 
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