『エニシング・ゴーズ』などミュージカル3作品を上映 『松竹ブロードウェイシネマ Fall Season 2025』秋公開

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2025.6.12

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手頃な価格でゆったりと本場ブロードウェイの舞台を中心に数々の傑作を映画館で楽しめる『松竹ブロードウェイシネマ』。2025年秋、『松竹ブロードウェイシネマ Fall Season 2025』として、過去トニー賞を受賞している大ヒット3作品が公開される。

今回選ばれた3作品は、感情豊かなジャズにあわせて、コメディ要素とロマンティックなストーリーが組み合わさり、観客に楽しさと感動を提供するミュージカル・ラブコメディの最高傑作『エニシング・ゴーズ』を皮切りに、撃的内容から逮捕され有罪判決を受けたショーレム・アッシュの演劇『復讐の神』をめぐる論争を描いた社会派ミュージカルの傑作『インディセント』、そしてラストは史実に基づいた壮大なストーリーと感動的な音楽が観る者を魅了するヒューマンドラマの超大作ミュージカル『タイタニック』。コメディから社会派、そして壮大な歴史劇まで全く異なったジャンルのミュージカル作品が揃った。

<トニー賞 合計6部門受賞>エニシング・ゴーズ(原題:Anything Goes)

エニシングゴーズ(C)Tristram Kenton

エニシングゴーズ(C)Tristram Kenton

監督&演出:キャスリーン・マーシャル、ロス・マクギボン/ 原作&脚本: P・G・ウッドハウス、ガイ・ボルトン
出演:サットン・フォスター、ロバート・リンゼイ、 フェリシティ・ケンダル、他

第42回トニー賞にて3部門(ベストリバイバル賞、ミュージカル助演男優賞、振付賞)を獲得、第65回トニー賞では再びトニー賞3部門(ミュージカル・リバイバル作品賞、ミュージカル主演女優賞、振付賞)を授与。

イェール大学、ハーバード大学の学歴を持つ傍ら、ミュージカル『キス・ミー・ケイト』の大ヒットを誇り、数多くの著名なミュージカルから映画そしてバレエ音楽までも手掛ける、アメリカが生んだ世界的なマルチ・ヒットメーカーで音楽界のカリスマ、コール・ポーターの作詞・作曲の楽曲を用いた、トニー賞受賞総なめの、伝説のロングラン・ミュージカル。日本版公演でも、演出・振付 宮本亜門、主演 大地真央、共演 川崎麻世・植木等他で公演され、日本のオーディエンスにもお馴染みの大人気作だ。今回は、第65回トニー賞ミュージカル主演女優賞受賞、大スターのサットン・フォースターを主演に迎え収録した、ブロードウェイ・プロダクション版の舞台(2021年)をお届け。

<トニー賞3部門ノミネート>インディセント(原題:Indecent)

インディセント(C)Tristram Kenton

インディセント(C)Tristram Kenton

監督&演出:レベッカ・タイチマン/原作&脚本:ポーラ・フォーゲル
出演:リチャード・トポル、カトリーナ・レンク、アディナ・ヴァーソン

レベッカ・タイクマン・最優秀演出賞 & クリストファー・アケリンド・演劇照明デザイン賞を受賞。ピューリッツァー賞受賞、トニー賞にも2回ノミネート。

撃的内容から、逮捕され有罪判決を受けたショーレム・アッシュの演劇『復讐の神』をめぐる論争を描いた傑作演劇初のODS映画化であり、アメリカン・シアター・ウィングが授与するオビー賞演出賞受賞作品。ピューリッツァー賞受賞脚本家でアメリカ演劇の殿堂入りを果たした、ポーラ・ヴォーゲルによる原作のアメリカ演劇である。
オリジナルは1923年にブロードウェイで上演され、ショーレム・アッシュの演劇『復讐の神』(「God of Vengeance」)をめぐる論争を描いた舞台。2015年に初演され、2016年にはオフ・ブロードウェイで上演、続いて2017年には米国ニューヨークにてオン・ブロードウェイ上演された。その他、オビー賞・Outer Critics Circle Awards・ドラマ・デ  スク・アワードなども受賞。今回はその舞台を特別撮影し、ODS映画としてお届け。

<第51回トニー賞合計5部門受賞>タイタニック(原題:Titanic the Musical)

タイタニック(C)Tristram Kenton

タイタニック(C)Tristram Kenton

監督&演出:トム・サザーランド/原作&脚本:ピーター・ストーン
出演:グラハム・ビックリー、マーティン・アランソン、ブリー・スミス、ジェームズ・ダーチ、他

トニー賞、最優秀ミュージカル作品賞、最優秀ミュージカル脚本賞、最優秀作詞作曲賞、最優秀ミュージカル装置デザイン賞、最優秀編曲賞の5部門を受賞。

初演は、映画「タイタニック」公開と同じ年に公演、世界中の人々を魅了し、ブロードウェイ初演当時(1997年)、00%の売り上げを記録し、72万8094ドル(7週間)という新記録を樹立。昨年にアンコール・コンサートが行われるほど、今もなお人々から愛される本作は、日本版も数々上演され、松岡充・宝田明他の出演でも大人気を博している、世界歴史の感動叙述ミュージカル。映画版『タイタニック』は、レオナルド・ディカプリオ他主演で、1998年のアカデミー賞において、作品賞、監督賞、主題歌賞、音楽賞他の11部門で受賞した。また、セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」も大ヒット。
今回、2023年度の舞台(UK)を収録した大作ブロードウェイ・プロダクション版ミュージカルをお届け。

上映情報

『松竹ブロードウェイシネマ Fall Season 2025」
2025年秋 全国順次限定公開予定
 
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