近藤良平と松井周が再びタッグを組む ジャンル・クロスⅢ 近藤良平×松井周『ほぐすとからむ』を上演

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ジャンル・クロスⅢ 近藤良平×松井周『ほぐすとからむ』


2025年8月3日(日)~11日(月・祝)彩の国さいたま芸術劇場 小ホールにて、ジャンル・クロスⅢ 近藤良平×松井周『ほぐすとからむ』が上演されることが決定した。

彩の国さいたま芸術劇場 芸術監督の近藤良平が掲げるテーマは「クロッシング」。そこには〈多彩なアーティストがクロス〉〈地域あるいは地域間でクロス〉〈多様な人々がクロス〉という3つの意味が込められている。

さまざまなジャンルの多彩なアーティストが刺激を与え合い、交わり合って舞台作品を創作するジャンル・クロス・シリーズは、2022年4月に個性豊かなダンサー、サーカス・アーティスト、切り絵師、ミュージシャンとともに、W.シェイクスピア『テンペスト』をモチーフのひとつにしたジャンル・クロスⅠ『新世界』を、続く二作目として近藤良平×松井周によるジャンル・クロスⅡ『導かれるように間違う』を7月に上演した。

そして、3年ぶりとなる2025年、シリーズ三作目として、近藤良平と松井周が再びタッグを組み新作に挑む。

松井は、近年、世の中の流れがあまりにも早いなと感じていることから着想し、“普通の暮らしをしていたら、いつの間にか周囲の状況がまったく変わっている状況で、登場人物が創造力を働かせながら問題を解決しているつもりが別の問題を引き起こしている”状況を考えついたと言う。松井の作品へのイメージを受けて近藤は、「身体のある部分の筋肉をほぐしているとそこに神経が集中してほかに神経が行き届かなくなることはよくあるように、タイトルの“ほぐすとからむ”も、“痛みと心地よさ”も表裏一体。物理的な要因が引き起こされる“動きと思いの隔たり”を言葉の力を交えて表現したい」と再タッグに意気込みを見せる。

現代社会をデフォルメしたかのような奇妙な近未来で、得体の知れない違和感を身体で受け止めて生きる個性的なキャラクターたちを演じるのは、言語表現と身体表現を兼ねそなえた成河、宮下今日子、ぎたろー、端栞里の4名の俳優と、コンテンポラリーダンスを中心に活躍するダンサーの中村理と浜田純平、まさに多彩なアーティストが集結。

どんな公演になるのか、クロッシングから生まれる化学反応に期待しよう。

【あらすじ】
ふと周りを見ると、何かが今までと違う…そんな世界に突入してしまったら?
YouTuber が山でソロキャンプをしていると、いつの間にか世界が急変していた。
信用ならない相棒たちと共に、この世界を脱出することができるのか?

 

公演情報

ジャンル・クロスⅢ 近藤良平×松井周『ほぐすとからむ』
 
【日程】2025年8月3日(日)~11日(月・祝)
【会場】彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
 
【スタッフ】
作:松井 周
演出・振付・美術:近藤良平
照明:菅沼翔太(彩の国さいたま芸術劇場)
音響:金子伸也(彩の国さいたま芸術劇場)
衣裳:富永美夏
美術リアライザー:伊藤雅子
演出助手:渡邊千穂
舞台監督:大畑豪次郎(彩の国さいたま芸術劇場)

 
【出演】成河 宮下今日子 中村 理 浜田純平 ぎたろー 端 栞里
 
料金】一般 5,500円 U25* 3,000円
*公演時、25歳以下対象。入場時要身分証明書提示。
SAF メンバーズ 5,000円
 
【託児サービス】
0歳6か月以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
公演1週間前までに【株式会社明日香】へお電話又は問合せフォームでお申込みください。
[電話] 0120-165-115(予約受付:土・日・祝を除く 10:00~17:00)
[問合せフォーム] https://ws.formzu.net/dist/S8221706/
※お子さま1人につき2,000円の負担金をいただきます。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
 
【バリアフリー対応】
・車いす席あり。車いすでご来場の方は、ご購入時にSAFセンターへご連絡ください。
・聴覚支援機器としてFM補聴システムを用意しております。Tコイル付補聴器・人工内耳を装用のお客様へは、専用受信機を貸し出しいたします。また、補聴器をお持ちでないお客様へは、専用受信機とイヤホンを貸し出しいたします。いずれも前日までに劇場までご連絡ください。
 
【主催・企画・製作】公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
【助成】文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政
法人日本芸術文化振興会
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