小池徹平、屋比久知奈の出演が決定 MOJOプロジェクトの第2弾、ミュージカル『どろんぱ』

17:30
ニュース
舞台

ミュージカル『どろんぱ』(左から)小池徹平、屋比久知奈


2026年3月・4月東京・大阪にて上演される、MOJOプロジェクトの第2弾、ミュージカル『どろんぱ』の出演者が決定した。また、物語の世界観が垣間見える「あらすじ」も発表された。

MOJOプロジェクト(Musicals of Japan Origin project)は、「日本発のオリジナルミュージカルを世界へ」をテーマに、ワタナベエンターテインメントと劇作家・末満健一がタッグを組んで立ち上げたプロジェクト。

その第1弾作品『イザボー』(2024年上演)はフランス王妃イザボー・ド・バヴィエールの波乱に満ちた生涯を壮大なスケールで描き、その重厚なドラマと緻密な音楽性で観客の心をつかみ、多くの反響を呼んだ。

そして第2弾となる『どろんぱ』は、日本独自の文化とされる“妖怪”を末満ならではの耽美で幻想的な世界に生き生きと立ち上がらせる。まるで異世界に飛び込んだかのようなファンタジー、その一方で真に描くのは“普遍的な親子の愛と死の物語”。末満の死生観が投影された、儚くも美しい物語がここに誕生する。

本公演の作詞には、これまでリリースした楽曲は2800曲を超え、近年では海外ミュージカルの訳詞や劇団☆新感線の作詞のほか、『SONG WRITERS』をはじめとするオリジナル戯曲では作・作詞・音楽プロデュースを手掛けるなど、舞台での活躍も目覚ましい森雪之丞。作曲・編曲・音楽監督には、舞台『千と千尋の神隠し』の音楽監督・指揮を務めたことでも記憶に新しい、繊細かつ壮大なオーケストレーションに定評のある深澤恵梨香を迎える。

主演は、2016年にミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』『キンキーブーツ』で演技・歌唱力を高く評価され第42回菊田一夫演劇賞を受賞、数々の話題作に出演する実力派俳優、小池徹平。共演に、2017年公開のディズニー・アニメーション映画『モアナと伝説の海』でヒロイン・モアナ役の日本語版声優に抜擢されたことで一躍注目を浴び、次世代のミュージカルスターとして頭角を現す屋比久知奈の出演が決定した。

末満作品初参加の二人が演じるのは、神隠しで行方知れずとなった娘を捜すため、神隠しの伝承が残るとある森に迷い込む夫婦。幻想的な世界に誘われ、そこで彼らが目にするものとは一体…。気になる全キャストは後日発表となる。

日本ならではの美しさ、どこか懐かしくも摩訶不思議な世界、個性豊かな妖怪たちによって紡がれる新作オリジナルミュージカルに期待しよう。

【あらすじ】
煙の妖怪である烟々羅(えんえんら)(演・小池徹平)は人間の姿に化けて、爽子(さわこ)(演・屋比久知奈)というひとりの女性に憑りついていた。爽子に「自分の夫・遠野薫(とおのかおる)」だと思いこませた烟々羅は、彼女とともに神隠しの伝承が残る深い森へとやってくる。爽子は行方不明となった自分の娘をさがすうちに、その森へと足を踏み入れたのだ。
だが、そこは神隠しの森などではなかった。時代の流れとともに信仰や畏怖する心が失われた現世から追いやられた妖怪たちの吹き溜まりの森であった。
森の様子はなにやら慌ただしい。現世から《どろん》と消えてしまった妖怪たちが、再び現世に《ぱ》と現れるための年に一度の祈願祭、《どろんぱ》がまもなく催されようとしていたのだ。
福の神である座敷童子、日本全国に伝承が残る河童、ひねくれ者の猫又、欲望のままに行動する犬神、神聖すら漂わせる九尾狐、得体の知れない天邪鬼、墓場の土から生まれた人形神、そして妖怪たちの総大将である滑瓢。
烟々羅と爽子を待ち受ける運命とは。今宵、妖怪たちの百鬼夜行がはじまろうとしていた。

 

 

公演情報

MOJOプロジェクト -Musicals of Japan Origin project- 第2弾
ミュージカル『どろんぱ』
 
作・演出 末満健一
作詞 森雪之丞
作曲・編曲・音楽監督 深澤恵梨香
 
出演 小池徹平 屋比久知奈 ほか
※全キャストは後日発表いたします。
 
主催・企画・製作 ワタナベエンターテインメント
公式サイト  https://mojo-doronpa.com/
 
公式X @watanabe_engeki
ハッシュタグ 「#どろんぱ」「#MOJOプロジェクト」
 
デモ音源 イメージ楽曲「明け六つは遠し」 https://youtu.be/XgkxD_AJ3_o
 
お問合せ ワタナベエンターテインメント 03-5410-1885(平日11:00~18:00)
  • イープラス
  • 小池徹平
  • 小池徹平、屋比久知奈の出演が決定 MOJOプロジェクトの第2弾、ミュージカル『どろんぱ』