能楽笛の一噌幸弘とフラメンコギターの沖仁がコラボ　『能楽 × フラメンコ、幽玄と情熱が交差する音の旅』の特別予告動画が公開

2025年10月11日（土）矢来能楽堂にて開催される、一噌幸弘×沖仁『能楽 × フラメンコ、幽玄と情熱が交差する音の旅』の特別予告動画が公開。

能楽とフラメンコ。時代も国境も越えた響きが、いま能楽堂で出会う。能楽笛の一噌幸弘が、フラメンコギターの沖仁、タブラの吉見征樹、ベースの福田亮を迎えて贈る、音の冒険『幽玄と情熱の交差点』が、いよいよ矢来能楽堂で幕を開ける。

公演前に行われた記者会見では、一噌が「コラボレーションといっても、それぞれが同じ時間に演奏しているだけという場合も多い。今回は〈意味のある融合〉を目指したい」と力強く語った。沖も「異なるからこそ、無限に遊べるしつながれる」とその可能性に期待を寄せ、「その瞬間をお客様と共有したい」と意気込みを示した。福田、吉見との信頼関係もアンサンブルに厚みを加える。

プログラムには、一噌作曲「空乱12拍子」をはじめ、沖の「ファンタスマ」、ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」、パコ・デ・ルシア作品、さらには能楽古典『三番叟』『道成寺』の乱拍子までが並ぶ。ソロからカルテットへと発展していく構成は、まさに“音の交差点”そのものだ。

そしてこの度、特別予告動画が到着。能の笛とフラメンコの弦が交錯する瞬間を切り取った映像は、まさに“音の気配”を先取りするもの。幽玄と情熱が溶け合う唯一無二のステージを、矢来能楽堂で体感しよう。