11/16『ONE 173: スーパーボン VS 野杁』試合順が決定！　メインは野杁正明戦、吉成名高のアトム級ムエタイ王座決定戦は第13試合に

11月16日（日）に有明アリーナ（東京都）で開催される『ONE 173: スーパーボン VS 野杁』の全試合順が決まった。全部で16カードが組まれ、メインはフェザー級キックボクシング王座統一戦 スーパーボン vs 野杁正明戦と決まった。吉成名高のアトム級ムエタイ王座決定戦は第13試合で、初代王座をかけてヌンスリン・チョー・ケットウィナー（タイ）と対戦する。日本人による戴冠が大いに期待される。

メインでは、現フェザー級キックボクシング暫定王者の野杁正明が、世界王者スーパーボンを迎え撃つ。ムエタイとキックボクシングの両分野で実績を誇る2人が、真のフェザー級王者の座を懸けて激突する。野杁には、地の利も得てぜひ勝利をモノにしてもらいたいものだ。

名高はONE公式サイトで、「日本が生んだ史上最高クラスのストライカーの一人である」と評価されている。14歳でタイ・ルンピニー・スタジアムでプロデビュー。直後から圧倒的な強さで名を轟かせると、ラジャダムナン・スタジアムで3度、ルンピニー・スタジアムで1度、WMCおよびWBCムエタイで世界王座に輝いている。

3本のラジャダムナン王座を手にした外国人は名高ただ一人で、サウスポーの構えから繰り出す正確なテクニックと冷静な試合運び、規律と適応力を兼ね備えたスタイルは、ムエタイの本場タイでも高く評価されている。

今回の試合を前に名高は、自身のXに「自分の試合、第13試合目に決定しました。支えてくださる皆様への感謝の気持ちを胸に全てを出し切る覚悟で戦い、日本人初のONEムエタイ王座を必ず巻きたいと思います。応援よろしくお願いいたします。吉成名高のムエタイを魅せます」と投稿。ONE4連勝での戴冠に向け意気込みを見せる。

そのほか日本人で参戦するのは、第10試合フライ級MMA王座戦に登場する若松佑弥、第9試合フライ級キックボクシングの武尊、第8試合フェザー級キックボクシングの安保瑠輝也、第7試合バンタム級キックボクシングの与座優貴ら錚々たる顔ぶれ。いずれの選手も必勝を期しており、熱い声援を送りたい。

【ONE173 対戦カード】

▼メインイベント（第16試合）フェザー級キックボクシング王座統一戦
スーパーボン（タイ／正規王者） vs 野杁正明（team VASILEUS／暫定王者）

▼セミファイナル（第15試合）ヘビー級MMA王座戦
オマール・ケイン（セネガル／王者） vs アナトリー・マリキン（ロシア／挑戦者）

▼第14試合 フライ級ムエタイ王座決定戦
ロッタン・ジットムアンノン（タイ） vs ノンオー・ハマ（タイ）

▼第13試合 アトム級ムエタイ王座決定戦
吉成名高（エイワスポーツジム） vs ヌンスリン・チョー・ケットウィナー（タイ）

▼第12試合 ライト級MMA王座戦
クリスチャン・リー（シンガポール、米国／王者）vs アリベック・ラスロフ（トルコ／挑戦者）

▼第11試合 バンタム級ムエタイ王座戦
ナビル・アナン（アルジェリア、タイ／王者） vs ジョナサン・ハガティー（英国／挑戦者）

▼第10試合 フライ級MMA王座戦
若松佑弥（TRIBE TOKYO MMA／王者） vs ジョシュア・パシオ（フィリピン／挑戦者）

▼第9試合 フライ級キックボクシング
武尊（team VASILEUS） vs デニス・ピューリック（カナダ、ボスニア）

▼第8試合 フェザー級キックボクシング
マラット・グレゴリアン（アルメニア）vs 安保瑠輝也（MFL team CLUB es）

▼第7試合 バンタム級キックボクシング
与座優貴（team VASILEUS） vs スーパーレック・キアトモー9（タイ）

▼第6試合 アトム級キックボクシング
スタンプ・フェアテックス（タイ） vs KANA（Team Aftermath）

▼第5試合 ミドル級サブミッショングラップリング
ジャンカルロ・ボドニ（米国） vs ラファエル・ロバト・ジュニア（米国）

▼第4試合 バンタム級ムエタイ
ジェイク・ピーコック（カナダ、英国） vs スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン（タイ）

▼第3試合 アトム級MMA
平田樹（フリー） vs リトゥ・フォガット（インド）

▼第2試合 ヘビー級MMA
竹内龍吾（KING GYM KOBE） vs シャミル・エルドアン（トルコ）

▼第1試合 バンタム級キックボクシング
ウェイ・ルイ（中国） vs 秋元皓貴（パワー・オブ・ドリーム）

※対戦カードは変更となる場合あり