奥田いろは&小南満佑子、初のグランドミュージカル主演に「お客さまに恩返しをすることができたらいいなという思いで務めたい」 ミュージカル『レイディ・ベス』製作発表

レポート
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2025.12.18
ミュージカル『レイディ・ベス』製作発表

ミュージカル『レイディ・ベス』製作発表

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後に英国女王として、約45年もの長きにわたって繁栄をもたらした“エリザベス1世”となる“レイディ・ベス”の激動の半生を描く歴史大作ミュージカル『レイディ・ベス』。8年ぶり3度目の上演を前に、2026年12月17日(水)には製作発表記者会見が行われ、奥田いろは(乃木坂46)、小南満佑子、有澤樟太郎、手島章斗、丸山礼、有沙瞳、内海啓貴、松島勇之介、演出・訳詞・修辞の小池修一郎が登壇した。

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

本作は、『エリザベート』『モーツァルト!』などのミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞、シルヴェスター・リーヴァイが音楽・編曲を手掛け、小池が演出・訳詞・修辞を担当する歴史ロマン大作。主人公のレイディ・ベスを奥田と小南、ベスと想いを通わせる吟遊詩人の青年ロビンを有澤と手島がダブルキャストで演じる。さらに、メアリー・チューダー役を丸山と有沙、フェリペ役を内海と松島がそれぞれダブルキャストで務める。

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

この日の歌唱披露では、内海と松島による「COOL HEAD」、丸山と有沙による「悪魔と踊らないで」、有澤と手島による「俺は流れ者」、奥田と小南による「秘めた思い」の4曲がピアノとバイオリン、チェロの生演奏で披露された。メドレーでの披露だったが、それぞれのキャラクターや作品世界を存分に感じさせる歌唱となった。

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

その後の会見では、それぞれが本作への思いを語るとともに、メディアからの質疑応答も行われた。その様子をレポートする。

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

――一言ずつご挨拶をお願いいたします。

演出・訳詞・修辞の小池修一郎

演出・訳詞・修辞の小池修一郎

小池修一郎(以下、小池):2014年に初演し、2017年に再演したので9年ぶりになります。エリザベス1世がいかにして女王になったかという、女王になるまでの青春譚を描いています。再演までは『レディ・ベス』というタイトルでしたが、なぜ今回は『レイディ』にしたかというと、舞台上の登場人物たちが「レイディ」と呼んでいるシーンが多いんです。それに正しくは「レイディ」ですから「レイディ」と言った方が良いであろうと。それからもう一つの理由は、ベスはプリンセスの称号をはく奪されたためにレイディと呼ばれています。プリンセスではないベスがクイーンになるプロセスが描かれた作品なので、あえて「レイディ・ベス」というタイトルがつけられていると思い、今回、タイトルを改めてました。

そして、いつもミヒャエルさんたちの作品を作るときには、どこの国での上演であっても、必ず彼らはいろいろなところを直します。この作品がスイスで上演されたときもいろいろと変わっていたのですが、今回も改めて打ち合わせをさせていただいたところ、もうちょっと作りたいという意思がおありでした。そして、いただいたものを拝見すると、ベスの生き方がより強く描かれていると思います。ご覧になった方は「え?」と思われると思いますが、同じ曲でも(前回公演と)歌詞が全く違うものがいくつかあります。最初は皆さんが耳馴染んでるものを変えてしまうのかと思ったのですが、公演の準備を進めていくうちに、(変更することで)2026年にご覧になる観客の方に何らかの共感を得るものになるのだと感じました。ちょうど日本も女性総理が初めて誕生しましたが、若い女性がいかにして国を引っ張っていく立場になっていくかを物語として観ていただけるのではないかと思います。

今回はフレッシュなメンバーで、初めての人もたくさんいるのではたしてどうなるのかなと思いましたが、皆さんとてもポテンシャルが高いと思っております。現代の視点で観る、あるいは若い人たちの感受性で表現することで、現在を生きている人たちに伝わるものになっていくと思います。彼らから刺激を受けて、新しい『レイディ・ベス』を皆さまにお届けできればと思っております。

奥田いろは

奥田いろは

奥田いろは(以下、奥田):私はこの作品が初めての座長で、初めてのタイトルロールを務めさせていただくことになりました。私自身もベスと一緒にたくさん成長していけたらと思っております。こんなにも素敵な作品に携わることができてとても光栄ですし、これを皆さまにお届けできる日がとても楽しみなので、それまで精一杯頑張ります。

小南満佑子

小南満佑子

小南満佑子(以下、小南):私もいろはちゃんと同じようにグランドミュージカル初主演、初座長なので、今日の日を迎えることに緊張してしまって、ど根性ガエルがいるのではないかというくらい心臓がドキドキしてました(笑)。でもこうして皆さんの前でお披露目することができてすごくうれしいです。初演をお作りになられたスタッフの皆さま、そしていつもお世話になってる先輩方がお作りになった2014年バージョンの『レイディ・ベス』からこうして引き継ぐという形で出演させていただけることに何よりも喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。こうして本日、本当にたくさんの皆さまにお集まりいただき、いかにこの作品がたくさんの方の心に響き、愛されているかというのを改めて感じております。2026年、ぜひこの『レイディ・ベス』の舞台を劇場でご体感いただけたらと思います。

有澤樟太郎

有澤樟太郎

有澤樟太郎(以下、有澤):関係者の方もたくさんいらっしゃって、カメラの台数もすごくて、この静まり返っている会場から緊張感がありますし、すごく期待されているのだなと肌で感じています。9年の時を経ての再演ですから、待ち焦がれている方がたくさんいらっしゃると思います。その方の気持ちをもう1度蘇らせるような、心に残る作品を届けたいと思いますし、また今回、新たにこの作品と、そして僕たちと出会ってくれる皆さんの心にも残る、衝撃を与えるような作品を僕たちが作らないといけないなとプレッシャーも感じています。ですが、僕たちならできると思っています。なので、皆さん、ぜひその日まで楽しみにしていただけたらなと思ってます。

手島章斗

手島章斗

手島章斗(以下、手島):グランドミュージカルにこうしてまた出演させていただけることはすごく光栄です。僕個人としては、生オーケストラのミュージカルが初めてなので、それもすごくワクワクしています。今日の製作発表でも生演奏で、豪華すぎて楽しんでしまったくらいでした。より楽しみになりましたし、僕も頑張っていきたいと思います。たくさんの方に愛されている作品だと思うので、カンパニーの皆さんと一丸となって、丁寧に真摯に務めていきたいなと思っております。

丸山礼

丸山礼

丸山礼(以下、丸山):ミュージカル、初めてなんですよ。なので、本当に緊張していますが、持ち前の明るさと、モノマネで肥えた耳で頑張っていきたいと思います。お話を聞いたときは、ど根性ガエルが飛び出すくらいびっくりしました。やったことがないジャンルのお仕事だったので、大丈夫なのかなという不安もあって。でも、芸歴が10周年を超えて、何かに挑戦してみたいという思いもありましたし、ドラマや映画にも挑戦させていただいてたので、このミュージカルという新しい門を開くことはとても挑戦で不安ですが、一生懸命やりきりたいなと思っております。

有沙瞳

有沙瞳

有沙瞳(以下、有沙):小池先生と2年半ぶりに作品をご一緒できるということが本当にうれしいです。宝塚を卒業してからも先生の作品に出たいと思っていたので、夢が1つ叶いました。そして、リーヴァイさんの代表作に出させていただける、そしてほとんど初めましての皆さんと1つになって作品を作れることを本当にうれしく思います。精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

内海啓貴

内海啓貴

内海啓貴(以下、内海):神奈川の田舎出身の男がスペイン王になるとは思いませんでした(笑)。僕は小池先生の作品は3度目になりますが、毎回、新しい色を見つけてくださるので、今回もこのフェリペを通してまた新しい内海啓貴を舞台の上で見せられたらと思います。

松島勇之介

松島勇之介

松島勇之介(以下、松島):僕は今回がグランドミュージカル初めてです。最初にオーディションのお話をいただいたときは、飛び上がるほどうれしかったのを覚えています。装いも新たにこうして『レイディ・ベス』が帰ってきて、このフレッシュな皆さんの中で誰よりも僕がフレッシュにたくさん学び、挑戦し、この作品の1ピースとして務められるよう精一杯頑張りますので、どうぞ応援よろしくお願いします。

――新キャストとしてこの作品に出演が決まったときの率直なお気持ちを聞かせてください。また、奥田さんと小南さんは、初のグランドミュージカル主演ということですので、改めて主演ということへの思いも聞かせてください。

奥田:このオーディションの話をいただいたときはびっくりして、「私ですか? 私でいいんですか?」って、驚きました。でも、覚悟を決めて、歌を練習して(オーディションを)受けて、いざ合格の発表をいただいたときは、うれしさよりもプレッシャーだったり、私に務まるのかなという不安の方が大きかったです。座長もタイトルロールも初めてだったので。でも、私を信じて選んでくださった方がいらっしゃるはずだから、その方々にまず誠実にいたいと思いましたし、頑張りたいなと思いました。小池先生とは3度目なのですが、小池先生の演出はとても美しくて、信頼を置いています。先生についていくぞという気持ちです。

小南:今回お話をいただいたときに、まずはこのレイディ・ベス、エリザベス1世という女王のことを知ろうと思って、いろいろな書籍や映画を観て、できるだけの勉強をさせていただきました。すごく波乱万丈な人生を送られている人なので、私に務まるだろうかという不安もありましたが、学んでいくうちに、この人の人生を生きたいと強く願う気持ちがありました。私はデビューしてから10年目になりますが、いろいろな作品を通して、今まで支えてきていただいたスタッフの方や先輩方に導いていただいて、今のお役をいただいたんだという感謝の気持ちでしかないので、その応援を繋いでくださった小池先生にも感謝の気持ちです。何よりも、少しでもお客さまに恩返しをすることができたらいいなという思いで務めたいと思っております。

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

有澤:僕はすごく新鮮だなと思いました。自分が挑戦したことのないジャンル、世界観、時代背景ですし、なかなか飛び込んだことのない世界だったので、なんか新鮮だなと思って。自分の知っている役者が小池さんと一緒にやられているのを見ていたので、やっと飛び込めるんだな、「ついに自分にもきたか」という思いでした。

手島:率直にすごくうれしかったです。僕は小池先生とは『1789』でご一緒させてもらって、今回は前回の映像を観させていただきましたが、本当にたくさんの曲調の楽曲があって。掛け合いも多かったので、僕が思っていた「ザ・ミュージカル」という感じでした。僕自身、そうしたところも楽しみだなと思っています。いろいろな挑戦を繰り返して、学びながら稽古を頑張っていきたいと思ってます。

丸山:最初はどうして私なのかなと思って、いろいろと抜き打ちで調査したんですよ。「どういうことですか。知ってますか?」って聞きまわったところ、小池さんがサバサバしている私を見てくださったようで。それに私、高校生のときに学園祭で歌ったんですよ、1曲。YouTubeでそれを観ていただいたようで、もしよかったらということだったようです。YouTubeをやっていてよかったと思った瞬間でした(笑)。

小池:「(千鳥の)鬼レンチャン」も観たよ(笑)。

丸山:そちらも観ていただいたそうです(笑)。歌のお仕事をつかむぞという気持ちはなく、趣味というか、カラオケが大好きだという気持ちで生きてきたので、このような格式高いところに挑戦していいのかと思ったときもありましたが、高校がカトリックの高校で、聖書をいつも読んでいたり、聖歌を歌っていたりと(縁もあった)。あのときの自分がここにつながったのかと思います。そこからはメアリーさんに自分を寄せていく作業がどんどん楽しくなっています。これまでメアリーを演じてこられた方々を観て、学ぶだけだと思います。お客さまに「礼ちゃん、ミュージカルもできるんだね」と思っていただけたらと思いますし、今、自分の人生を切り拓いている途中だなと思っています。

ミュージカル『レイディ・ベス』製作発表

ミュージカル『レイディ・ベス』製作発表

有沙:オーディションの話をお聞きしたときに、まず小池先生の作品ということで、絶対に受かりたいと思って。もちろんいつも本気で(どのオーディションにも)臨んでいますが、さらに本気で出たいなと思って挑みました。誕生日の少し前に出れるということが分かって、すごい誕生日プレゼントだと思ったのが、最初の気持ちです。受かってうれしかったです。宝塚に2年半前まで在籍していて、そのときも小池先生の作品に何度か出させていただいたのですが、自分にとって節目になった作品、そして自分の中で変化がある、ターニングポイントとなった作品が多かったので、今回もとても重厚感のあるメアリーを演じさせていただき、全身全霊で皆さんと一緒に頑張りたいなという気持ちでいっぱいでございます。

内海:僕は前回の『レイディ・ベス』を観たときにフェリペがすごく印象に残っていたので、今回の出演が決まったときは「ついに来たか」と思いました(笑)。すごくうれしかったです。そして、稽古の段階から守りに入らず、攻めの姿勢で、色気を出して……ね、小池さん(笑)! 頑張っていきたいなと思います。

松島:僕自身、グランドミュージカルに挑戦したいという思いがずっとありました。その中で、小池さんが「オーディションを受けてください」と言ってくださったときに、「ついに来たか」と(笑)。小池先生、本当にありがとうございますと。変な話ですが、受けるだけでもいい思い出になりそうだも思ってしまっていたんですよ。もちろん、全身全霊でオーディションを受けさせていただいたのですが。おそらく今の僕が思うフェリペは、僕と正反対の男なので、これからその正反対の人物になって演じることができることに、出演が決まってからずっとワクワクしています。

――初共演の方が多いと思いますが、各役Wキャストのお相手の印象を聞かせてください。

ミュージカル『レイディ・ベス』製作発表

ミュージカル『レイディ・ベス』製作発表

奥田:まだこれからどんどん知っていいく段階ですが、すでに頼りにさせていただいています。すごくしっかりされているイメージがあるので、たくさん隣で学ばせていただこうという気持ちです。

小南:恐れ多いです、ありがとうございます。私はデビューは18歳なのですが、そのときはアンサンブルキャストとしてデビューしたんです。メインキャストを務めさせていただいたのが19、20歳で、ちょうど今のいろはちゃんくらいの年齢なので、感慨深いです。まだお稽古で数日しかご一緒していないのですが、すごく可愛らしい印象から打って変わって、私もしっかり者というイメージを持っているので、こちらこそ頼りにさせていただくことがたくさんあると思います。私はそんなにしっかり者ではございませんので、頼りすぎると、あまり信用ならないかもしれません(苦笑)。

奥田:ともに頑張りましょう!

小南:頑張りましょうね!

――ロビンのお二人はいかがですか?

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

有澤:男らしいなと思いました。僕にはない男らしさと色気を持っている

手島:本当に思ってる(笑)?

有澤:思ってます(笑)。僕はなんでもないことを共有し合える仲というのが好きなんです。それで、先日、稽古場で初対面だったとき「じっとしてると目が赤くなるんだよね」って教えてくれたんですよ。初手からなんでもない話をしてくれたなと思って。そういうことが共有できるというのは、仲良くなれそうだなと思いました。うれしかったです。

手島:やっぱり顔が小さくて、足が長い。まず最初に、「股下、何センチあるの?」というくらい足長くないですか?

有澤:ありがとうございます(笑)。

手島:最初は独特な感じなのかなと思いましたが、話していくとすごく自然体で。まだ2、3日しか会っていませんが、少しずつ距離が縮まってきたのかなと。さっきもハイタッチなんかしちゃったりして(笑)。すごく素敵なバディになるかなと思うので、一緒に素敵なロビンという役を深めていけたらと思います。

――続いてメアリー役の丸山さんから、有沙さんの印象を教えてください。

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

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丸山:師匠というか、仙人というか。私は(舞台のことは)右も左も分からないので、すべてを1から教えていただいて、優しくアドバイスをくださって、ありがたく思っています。私たち、鼻が似ていると思います。ビジュアル撮影はご一緒できなかったんですが、先に撮影された有沙さんのお顔を見て、鼻が似ている部族だなと思って、そこに親近感を持っています。それから、初めてお会いしたときには、お互いに生まれ故郷にお菓子を交換するという儀式をやらせていただきました(笑)。

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

有沙:鼻が似ているんですかね? 初めて言われました(笑)。(丸山は)皆さまご存じの通り、本当にユーモアがあって面白くて。でも、一番初めの歌稽古でお会いしたときは、すごく緊張されていて、多分、怖がられていて。まだ数日しかご一緒していないですが、それぞれのメアリー像を一緒に考えて作っていけたらいいなと思っております。私自身もすごく力を入れて頑張ろうと思っているのに、初めての舞台だなんて尊敬でしかなくて、私でよかったらなんでも(教える)という感じです。

丸山:(有沙は)「中身が5歳なの」っておっしゃっていたので「本当ですか?」という話をしていたら、小南さんは「私は中身がおじさんだから」って。奥田さんは「私はおばあちゃんです」って。そんなやり取りもありました(笑)。

――では、フェリペの内海さん、松島さんは?

ミュージカル『レイディ・ベス』歌唱披露の様子

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内海:お互いを語るにはあまりに期間が短すぎますが、歌稽古をしたときに真面目で誠実なイメージだなと思いました。今日、楽屋で見たら、AirPodsのケースがお揃いだったんですよ。ネットで買った、本革のものなのですが。

松島:エピソード絞り出しすぎじゃないですか(笑)?

内海:でも、あのケースを選ぶということは、価値観が似ているということだと思うので、稽古でもいろいろと共有できるのではないかと思います。切磋琢磨してフェリペを作っていきたいと思います。

松島:内海さんの出演されている作品は拝見したことがありますが、今回、初共演です。まだ3、4回しかお会いしたことがないとは思えないほど、ラフに話しかけてくださる方で、高校時代からの先輩、後輩のような心の安らぎがあります。そして、先ほどのパフォーマンスの際にもアドバイスをいただいていたりして、頼りになる方だなと思っています。これから稽古を重ねて、胸を借りるつもりではないですが一緒に素敵なフェリペを作っていけたらと思います。

取材・文・撮影=嶋田真己

公演情報

ミュージカル『レイディ・ベス』
 
脚本/歌詞 ミヒャエル・クンツェ 音楽/編曲 シルヴェスター・リーヴァイ
演出/訳詞/修辞 小池修一郎(宝塚歌劇団)
 
製作 東宝株式会社
 
出演者
レイディ・ベス(Wキャスト)奥田いろは(乃木坂46)/小南満佑子
 ロビン・ブレイク(Wキャスト)有澤樟太郎/手島章斗
メアリー・チューダー(Wキャスト)丸山 礼/有沙 瞳
フェリペ(Wキャスト)内海啓貴/松島勇之介
シモン・ルナール 高橋健介
スティーブン・ガーディナー
 津田英佑
キャット・アシュリー 吉沢梨絵
アン・ブーリン 凪七瑠海
ロジャー・アスカム(Wキャスト)山口祐一郎/石川 禅 
 
粟野史浩 飯作雄太郎
須田遼太郎 加賀谷奏音 小林諒音
安部三博 飯塚萌木 伊宮理恵 大竹萌絵 風間駿太朗 黒沼 亮 相良飛鷹
澤田圭佑 柴田実奈 Taichi 寺岡拓海 畑中竜也 春乃ひめか 廣瀬孝輔
政本季美 松浪ゆの 丸山泰右 光由 宮内裕衣 山下麗奈 山田 元 山田定世
リトル・ベス(Wキャスト)浅利香那芽/横溝陽音
リトル・メアリー(Wキャスト)上條日菜/馬場音羽
(五十音順)
 
【日程・会場】
東京公演 2026年2月9日(月)~3月27日(金)日生劇場
一般前売開始:2026年1月10日(土)
料金(全席指定・税込):平日 S席 15,000円、A席 10,000円、B席 5,000円
土日祝日・千穐楽 S席 16,000円、A席 11,000円、B席 6,000円
 
【日程・会場】
福岡公演 2026年4月4日(土)~13日(月)博多座
愛知公演 2026年5月3日(日)~10日(日)御園座
 
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