本谷有希子さんが芥川賞を受賞

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2016.1.19

1月19日に第154回芥川賞・直木賞(平成27年度下半期)の選考会が行われ、芥川賞に本谷有希子さん(36)の『異類婚姻譚』(群像11月号)と滝口悠生さん(33)の『死んでいない者』(文学界12月号)が選出された。贈呈式は2月に都内でおこなわれる。正賞の時計と副賞100万円が受賞者に贈られる。

本谷有希子さんは石川県立金沢錦丘高校で演劇部所属。上京後、ENBUゼミナール演劇科の松尾スズキのクラスに在籍。2000年9月より「劇団、本谷有希子」を主宰し、作・演出を手掛けてきた。劇作家としては2007年に『遭難、』で第10回鶴屋南北戯曲賞を受賞、また2009年に『幸せ最高ありがとうマジで!』で第53回岸田國士戯曲賞を受賞している。小説家としては、2011年に『ぬるい毒』で第33回野間文芸新人賞、2013年『嵐のピクニック』で第7回大江健三郎賞、2014年『自分を好きになる方法』で第27回三島由紀夫賞を受賞。芥川賞では今回を含めて4度候補となり、今回念願かなっての受賞となった。

滝口悠生さんは2011年『楽器』で第43回新潮新人賞を受賞してデビュー。2015年『愛と人生』で第37回野間文芸新人賞受賞。芥川賞では前回での『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』に続く2度目の候補選出で受賞を果たした。

一方、直木賞には青山文平さん(67)『つまをめとらば』(文芸春秋刊)が選出された。

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